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吸血鬼になる(仮)  作者: 中尾優
第1章 吸血鬼
3/10

吸血鬼

急いで書き上げたので誤字や脱字あと文章がめちゃくちゃな部分があると思いますが最後まで読んでください。

目を開けると知らない天井が見えた。

「ここはどこ?」

「ここは私の部屋ですよ」

声のした方へ顔を向ける。

顔を見ると俺の知っている人だった。

「赤澤さん、なぜ?」

「あなた達が死にかけていたから助けてやったのよ」

「助けた?」

「そうだよ」

「さっき貴方達と言ったよね?もう一人は?」

「まだベッドで眠っているよ。気持ちよさそうに」

指のさした方を向いてみた。

動こうとしたが動けない。

首は動くようだが、他の部分は動かない。

どうやら感覚が麻痺しているようだ。

「明日になったら動けるから今日は我慢してね」

他にすることがないので寝ようと思い目を閉じたらすぐ眠気がきた。



2018年2月23日15時20分 ????


「起きてください」

目をこすりながら声のする方に顔を向ける。

「ここは?」

「まだ寝ぼけているのですか?昨日も言ったじゃないですか?」

「昨日そんなことを言っていたな」

今思い出した。

それとは別に何か違和感が感じる。昨日は気づかなかったが今日は声が男性と違って高い気がする。

近くにいる赤澤さんに聞く。

「俺の体なにか辺な感じがするんだけど?声もやけに高いし」

「……それは触ってみればわかるかもしれません」

言いにくそうに顔を赤らめそっぽを向いた。

「触るってどこを?」

聞くとますます赤くなる。

「胸をです」

消え入りそうな声でそう言った。

言われたところへ手をそえる。

むにゅむにゅ



小さいが柔らかい感触は手に伝わって来る。

続いて下を触ってみる。

「ない」

なかった。

16年間付いていたものがなかった。

聞こうとすると鏡を持ってきた。

持ってきた鏡の中を見ると知らない銀髪で赤目の少女が立っていた。

「どうなってるんだ?」

「それは…」

彼女はいいよどむ。

「やぁ。初めまして」

声のした方へ顔を向ける。

向けると赤髪赤目の大人っぽい女性が立っていた。

よくみれば見たことのある人と雰囲気が同じのような気がする。

なぜなら、保健室の先生に似ているからだ。

「もしかして保健室の日高先生ですか?でも髪の色とか目の色が違いますよね?」

首を縦に振った。

「髪はウィッグをつけている。目はカラーコンタクトだ」

「少し遅れたがこれから話そう」

「話すって何を」

この体のことかといおうとしたがその前に止められた。

「体以外のことを最初に話さなくてはいけない」

「どんなことだ?」

この体にされたことにちょっとイラついていたから強い口調になってしまった。

ちょっと驚いたような顔をしたが、また話し始めた。

「私が彼女に呼ばれてきた時は、お前とその妹は死にかけていた。奴らは多分死んだと思い帰ったのだと思う。運が良かったな」

「どうして俺たちは生きている?死にかけたのに2日で治るわけがない」

そう、治るわけがない。人間ならば。

じゃあ俺たちは人間ではないのだろうか?

「そう、私が死にかけだった2人を助けたのだ。この娘の時は、いじめとやらが嫌で自殺しようとしていた時に見つけた。そして、怪我がひどかったから私の血をあげ吸血鬼にしたのだ。お前たちももう吸血鬼だ」

「俺たちが吸血鬼に?たちってことは妹もってことですよね」

「ああ、そうだよ。怪我がひどくて治すことができなかった」

「そうですか」

「1時間だけ考える時間をください。いろいろ頭の中を整理したいですから」

2人は頷くと部屋を出て行った。

更新が遅くなってすいませんでした。誤字や脱字があればコメントください。次の更新をお楽しみに

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