今日も元気であります!!
この物語は実際の軍、国、団体とはまったく関係ありません。
<海軍の日記>
〇月△日
今日は管制塔が休みを取ったおかげで散々な目に合った。小野寺の回収に向かう途中で西田が爆発、陸軍に応援を要請したら川村が遭難して並木に連絡を取った。
〇月☓日
今日俺は聞いてしまった、本部の統帥(?)的な人が「死ねばいいのに」を口ずさんでいるのを。思いつめた表情で奏でられるメロディに俺の頭を一瞬あいつらが掠めた。
…いやでもそんなわけないよな。
「ホント、なんであいつらクビにならないんだ」
「金井ー、任務だって!」
「うぃーす」
<奇跡>
「並木先輩、何見てるんですか?」
「あー?」
「あ、それ最近有名なドイツの歌手ですよね?並木先輩もそういうの見るんですね」
「同僚だからさ」
「!?先輩今っ……」
「……」
「ってことがあったんです、ビックリしました」
「後輩、お前運が良いな。入隊して三年で並木と話せるなんて」
「そっちかよ!!?」
「どうした清水」
「……いや何でもない」
<アイドルやってます>
「よう!みんな久しぶり」
「ああ、帰って来たのか」
「え、ちょ、清水さん!?あれって今話題のドイツの……」
「宮腰は元日本軍だ、日本軍からドイツ軍に派遣されて……歌手になった」
「ドイツでいったい何が!?」
この物語はフィクションです。