ぶっちゃけ体育祭関係ないよ!!
この物語は実際の軍、国、団体とはまったく関係ありません
再三ですが、この物語はフィクションです
<体育祭>
「きゃっほー! 金井金井ー、パス! パスして!」
「顔面に当たれ顔面に当たれ…」
「小野寺逃げろー。あ、でも小野寺なら大丈夫か…顔面に当たっても」
「そっち!? 清水ひどっ」
「冗談だってw」
「つーかさ、清水。何で急にドッヂボールなんだよ?」
「宮腰は初めてか、西田のパートナー決め」
「このドッヂボールで生き残った三人を、西田の部下にするんだよー」
「川村の言うとおり。うちの部下には運も必要だからさ!」
「どこに沈む事を前提に部下を選ぶ上司がいるよ」
「ここにいる!」
「威張るな、ドヤ顔するな、腹立つ」
「宮腰が割りと真面目にイラ立ってる件について」
「金井がいい加減小野寺をうざがってる件について」
「小野寺がそうとも知らずにテンションうなぎ上りな件について」
<ほらー?>
「清水ー、最近金井の部屋から変な声が聞こえるんだけど」
「西田、部屋隣だっけ。変な声ってどんな?」
「何か……わんわん、みたいな……きゃんきゃん…みたいな?」
「……小野寺でも飼ってるんじゃないか?」
「俺そんな犬みたいに鳴かないし! それに、その声俺も聞いた事あるっていうか、もっとリアルな「キャンキャン!」そうそう! そんな感じ! って……え?」
「……今の、金井の部屋からか?」
「金井ー。一発芸の練習、下まで聞こえちゃってるよー」
「川村、そこは空気を読め。あんなリアルな鳴き真似、練習の割には気合入りすぎだろ」
「気合でどうにかなる物じゃないだろ……俺ちょっと見てくるわ」
<わんわん!>
「金井ー、金井ー?居るんだろー?開けるぞー」
「ちょ、まっ……!」
どたばた…キャンキャン
がちゃ
「……清水、何か用?」
「……単刀直入に言う。お前、犬飼ってるだろ」
「はっ、はぁ!? か、かか飼ってねーし!」
「良いからちょっとここ開けなさい! 絶対飼ってるだろ! 後ろでトタトタいってんの、絶対犬だろ!」
「ばっ、ちょ……あんま引っ張んなっ」
ばたんっ……キャンキャン
「あ……」
「……」
「……」
「よーしよし、いい子だなぁ……寮監には言ったほうが良いぞ」
「……もう言った」
「言ったの!?……名前は?」
「……ま」
「ま?」
「ま……マロン」
「マロン……ちゃん?君?」
「ちゃん」
「あ、清水お帰りー。どうだった?」
「うーん、まぁ大丈夫」
「え、答えになってないよ」
「……トイプードルか」
「?」
金井のギャップゥゥゥゥゥゥ!!
金井は結構な二重人格です。




