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霧の中で

不老不死

作者: 西の宮

 この言葉を、初めて聞いたのがいつか 覚えてない。


 人間の中には、不老不死を求める者が居ると

 そんなに魅力的なの?


 老いない体、老いない頭、老いない心

 不死というのなら時間もあるので、夢がある人なら いつか叶いそう。



 でも不老不死になったら、それは地獄に落ちるより辛い日々の始まり


 最初は喜ぶのかな?

 老いや 死という恐怖との鬼ごっこが終わるから。


 それと共に 彼等の人生は別れが永遠の友となる。


 家族との別れ、友人との別れ、ペットとの別れ、新しい家族や友人達との別れ。

 それが永遠に続いていく。



「さよならだけが人生だ」と 彼は言うけど

それは人生と呼べるのだろうか?



「不老不死同士で 結ばれればいいじゃない」と 彼女は言うが

 限りない時間の中で、彼等は永遠に一緒に居れるのかな?


 たった1分でさえ、我慢出来ない人間もいるのだから

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