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死よりも強く

もちろん勉強は大切だ

どんな問題でも

だから勉強しなきゃいけない

それはそう


でも、人はそれぞれ課題が違う

真剣に取り組むべき問題がそれぞれ違う

そんな中で勉強勉強っていうのは

俺は傲慢だと思う


それに勉強するのって大変で

読書には相当なエネルギーが要る

知りたい、わかりたい気持ちがピークに達して

そしていよいよ取り組むような


何か、何かが足りない

決定的前提共有のために


学校でものを教えるのは

子供が将来何者になるかわからないから、

だから最低限のことを

というのであれば


俺は差別や人権は最低限だと思う

でも彼にとっては体育かもしれない

彼女の必須科目は理科かもしれない

最低限、とはどういうことだろう


人生は有限で

人間のできることにも限りがある

時間がいくらあったって足りはしない

だから“余裕がないからしょうがない”


ある人が差別されていることは知っている

理不尽な扱いを受けたり、殺されてしまったり

でもそれだけでは勉強しようとはならない

他人事だから


アフリカの人間が悲惨な生活をしていることを知っていても

だからって何もしないように


差別について話すなら差別について学ばねば

そうでなければ話にならない 議論にならない

だから話がしたいのであれば勉強しなければ

それはそう、それはそうだと思う、でも


何か、何かが足りない

決定的前提共有のために

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