虐待ということで保護された人間の施設とか職員とかに対する感想
保護されて小さい頃はいじめられていて、誰も助けてくれないから、いじめてくる子に媚を売って、作り笑いをして、何が楽しいのかわからない生活をしていた。多分自殺しなかったのはそういう選択肢を思い付くほど成長していなかっただけで、もしも何かが違っていたら今生きていなかったかもしれない。いじめへの対応が強くなった時も施設内でのいじめが多すぎるからか、結局はいじめてきた子との生活が続くことになったから恐怖や心配が消えなかった。いじめがなくなったとしても、それまでいじめてきた子に対して警戒することなく安心して過ごせと言われても無理だと思う。そもそも自分が保護されたのは虐待があったからという話だが、学校に行ってなかったというだけで、実際の所は親から暴力を振るわれたとかはなかった。学校に行ってなかったのも自分が行きたくなかったということもある。自分の覚えているなかでも当時の学校の先生と折り合いが悪かったことは記憶にある。また学校に行ってなかったとはいえ親は勉強を教えてくれてはいた。親の学力がどの程度だったかは知らないが、施設に入った時に勉強に困った記憶はないので、ある程度はしっかりと勉強していたのだと思う。確かにいつまでもそんな生活を続けていけたかは分からないし、コミニュケーション能力に難があったのかもしれないけれど、少なくとも施設に入った直後の生活よりはましだったと思う。ご飯をとられることもなく、ちょくちょく図書館に連れて行ってもらったりして、そんな生活の方が幸せだったと今でも思う。今もニュースとかでなぜ子供を保護しないのかというのを見るけれど保護された子供の実態をよく知ってもらいたいと思う。
いじめがなくなったからといって施設での生活がいいものだったかは疑問が残る。たとえもういじめてこないしもし何かされたら言ってくれれば良いと言われても、いじめてきた子は怖いし、職員に対しても本当に信用できるのかなと思っていた。なのに職員は自分達は無条件で信用されて当然だと言わんばかりの態度で、何か問題が起こった時に何で自分達に相談してくれなかったのかと言ってきた。喧嘩をした時とかもそれまでに相談しなかったお前が悪いという態度だった。何で相談しないのか分からないという顔で叱ってくる、そういう態度がより信用をなくしているというのをわかっていないそんな奴らが沢山いた。
そもそも施設や職員に問題があると考えない職員が沢山いた。何かあった時に叱ってきた職員も自分では毅然とした態度だと思っていたのかもしれないが、こちらからするとこっちがいじめられていたときに何もしてくれなかったくせにそのことをまともに謝ったこともないくせに偉そうにしているという印象しかなかった。職員は職員だから常に正しいと本気で思っているようなやつも沢山いて、謝ったら負けだとでも考えているのか謝らない、また子供には罰を与えたりしているのに、自分達は謝ったらはい終わりという風にしているのも駄目だと思う。罰というのも話を聞かずに寝具くらいしかない部屋に何日、何週間単位で閉じ込めてきたりとかするものだったりする。そんな育て方をして良くなると本気で思っている控えめに言ってもカスの集まりとかだと思う。もちろん職員全員が駄目だというわけではないが、自分が関わってきた職員の大多数がやばい奴だったと思える経験からこんな感じに書いてしまっている。まあ確かに完全に終わっている職員はあまりいなかったかもしれないがどこかしら駄目な部分がある職員が大多数だった為書いていくと全てが駄目な職員ばかりのように見えるのかもしれない。なんか擁護している感じになったな。まあ自分が関わった職員が子供によって態度を変えるか職員は絶対正義という態度のどちらかもしくは両方ともというのが大多数だったように思える。職員が絶対正義と考えているようなやつは多分想像通りだと思うけれど、子供によって態度を変える、これが想像以上にに悪質だと思う。気に入っているかどうかによってだけでなく親と連絡がつくかどうかによって対応が変わる。分かりやすく説明すれば親と連絡がつくというだけで対応が甘くなる。もっというと親がクレーマーだったりするともっと対応が甘くなる。自分の経験でいうと急にどけよと体当たりされて、びっくりして押し返したら、自分だけ個別指導を受けることになったというものである。その子は頭を打ったから病院に連れて行ってもらっていた。まあそれはいい、というか職員にしてはまともな判断だと思う。自分の場合は頭に石を思い切り投げつけられても病院にすら連れて行ってもらえなかったのにとは思うが。
ここまで書いてきたけど、施設と職員がまともじゃないと言うか、職員がまともじゃないから施設がまともじゃないという感じだが、たまに結構まともかなという職員も入ってくる。すぐ辞めるが、すぐ辞めたからといってまともな職員だったというわけでもないが。
こんな文章を読んでくれた方に少しでも児童保護のその後を考えてもらえたら幸いです。