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自分の世界観

作者: 三城谷

 初めまして、三城谷と申します。小説について、「自分はこういう考えで書いている」という事を読者様や他の作家様に伝えてみようと思い、気持ちを表に出してみました。言葉足らずな部分や拙い部分があるかと思いますが、物書きとして伝えさせて頂きます。


 ・自分の作品について

 ・どうして書きたいと思ったか

 ・書こうか迷っている方々へ


 「自分の作品について」


 まず上記についてなのですが、これはもう僕自身の「好み」というのが一番大きいかと思います。僕自身が書いてる作品は主にローファンタジーが多めです。ハイファンタジーを書いてみた事がありますが、どれも想像の域を越えられないなと、時折、諦める場合がありました。

 どの作品も言ってしまえば想像の世界でありますが、これは僕自身の物書きとしての技術が足らない部分があるのが原因であり、他の方々の作品を見て日々「おぉ」と感じる部分があります。これについてはもう、毎日努力する他ありませんので、頑張ろうと苦悩を得ながら作品を手掛ける所存で御座います。

 しかし、自分の作品は自分の「好き」という気持ちを表に出した作品ですので、それなりの誇りと愛着を持って接しています。その部分は恐らく、他の方々も同じ気持ちがあるのではないのでしょうか?

 どの作品にも好き嫌いがあり、得手不得手が滲み出るのは否めませんが……自分の「好き」という物を書いてる状態というのは、とても充実し、楽しいと思える時間を得られると思っております。

 自身の作品を拙いと思う部分はあれど、どれも同じ気持ちで書き続け、読者の方々に「好き」や「楽しい」という気持ちに対して共感を覚えて頂けるような作品を目指しております。まだまだ、まだまだ……そう思いながら、悩んで、閃いて、これが良いなと思えるような作品。そんな作品でありたいという気持ちと読者の方々も一緒になって楽しめる作品になれるように努力していく所存です。

 

 「どうして書きたいと思ったか」


 次に「どうして書きたいと思ったか」という事ですが、これは自身の挫折から生まれた行動です。僕は小中高と「絵に関われる仕事に就職したい」と夢見て、幼い頃から「好き」を形にしてきました。

 ですが、念願の映像・漫画制作に関われる学校に通えるという時、周囲との差を実感致しました。まだ自分では他の方々と同じような絵は勿論、技術が圧倒的に不足している事を痛感する事になりました。他に通って、同じ夢を目指している方々との差は雲泥の差。それこそ、天と地という大差がありました。

 この時に感じたのが、「自分では出来ない」「天狗だった」と考えて落ち込みました。それから月日が経って、カメラの技術は向上しましたが、やはり力不足を感じて目の前の現実から逃げるように自主退学をしています。これについては、もう「何であそこで逃げたのか」という後悔しかありません。

 どうしても諦め切れないと考えつつも、現実から目を背ける日常が逃げるという悪循環は流石に精神的にも落ち込んでいたと思います。そんな時、様々な小説やアニメ作品に再び出会う事が出来ました。改めて見る作品達は、やはり凄いと初心に帰る期間を作って下さいました。

 「あそこで逃げなければ」「後悔しても進まない」と考える事が出来ましたが、やはり同じ道を進むのには気が引けました。その時にある方から「絵や映像での表現が難しいなら、小説みたいな文字で表現するのはどうかな?」と告げられました。

 その時に「あぁ!」と感じる程、僕の全身に電撃が走りました。ですが文字で表現するのは、映像よりも難しく、他者へ伝えるのは難しい。最初は苦悩を得ながら書き始め、なんとか最初の作品を投稿致しました。(その際はかなりボロボロでしたが……)

 でも、「好き」を映像等ではなく文字でも表現出来る喜びを知りました。そして読者の方々に読まれているという緊張感も、書いてる瞬間が楽しいと思えるようになったのです。大変だけれど、「好き」を表に出せる時間が尊いものへとなりました。これが、僕の書きたいと思ったキッカケであり、スタートラインです。


 「書こうか迷っている方々へ」


 そんなこんなで色々と見苦しいお話を語ってしまいましたが、この経験は僕個人の経験でほんの一部です。他の方々も、同等の……いや、これよりも苦悩を得ている方も居るかもしれません。

 ですが、それは人それぞれです。他の方、と先程から言っていますが他は他であって、自分ではありません。他の方は他の方で苦労はされていると思いますが、自分は自分で苦労しているのは当たり前です。

 そこで前に進む力があるかないか、一歩を踏み出す勇気があるかないかの違いだと思われます。結局は自分がやろうとしなければ出来ないし、進まなければその先を見る事がありません。進んだ先に何があるのかなんて、誰にも分かりません。

 もしかしたらまた挫折するかもしれないし、後悔をする可能性だってあります。でも、それで良いんだと思います。それでも、無理をして倒れたりしたら意味がありませんから、自分を労わりながら書く事をおすすめします。

 まだまだ語りたいと思える事はありますが、これ以上はくどいかと思いますので一言二言だけ言わせて下さい。


 今から書こうとしている方々、何を書こうか迷っている方々、ちょっと気恥ずかしいなと思っている方々。それは恐らく誰もが通る道かと思われますが、気負わなくて大丈夫です。

 遠慮なく自分の「好き」を解放して下さい。好評だろうと悪評だろうと、読んでくれる方々はいらっしゃいます。自分が考える作品は自分しか書けませんし、それはあなたの世界観であり、あなたの誇りです。

 あくまで僕の考えは以上です。ご拝読、有難う御座いました。これからも、頑張ります!

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