番外編・魔法使いへインタビュー
いつもお世話になっています。筆者のLUCAです。
今回は番外編として、電源オフの間に魔法使い役のゆかりちゃんへインタビューを行っていこうと思います。
前回のまさとしくんへのインタビューでは少し揉めてしまったので、今回は冷静に、あくまでもインタビュワーとして接して参ります。
今回も前回と同様、なぜ冒険に行こうと思ったのか、幼馴染のまさとしくんをどう想っているかなど、ゲームの世界に関することからプライベートなことまで色々聞き出そうと思います。
では、いざゆかん。
LUCA(以下、ル)「本日は電源オフの間しかプライベートが許されない中インタビューを受けていただき、ありがとうございます」
ゆかり(以下、ゆ)「あ、はい。まさとしから聞いています。本日はよろしくお願いいたします」
ル「さすが礼儀正しいですね。まさとしとは大違い……えー、ごほんごほん。では、早速ですが、ゆかりちゃんはなぜ冒険に出ようと思ったのでしょうか?」
ゆ「設定上は……じゃなかった、私はまさとしの幼馴染で、昔からよく遊んでいました。子供だったからモンスターは倒せませんが、それこそ家の周りで冒険ごっこをしていましたね。それが大人になると、まさとしが勇者の家系だから本当に冒険に行くってなって。だから幼馴染である私も付いていくことになったわけです。幸い、魔法使いだから戦闘にも参加出来ますしね」
ル「なるほど。昔は冒険「ごっこ」だったのが、今では世界を背負って冒険に出たと。それは素敵なお話ですね。冒険をする上で楽しかったことや辛かったことはありますか?」
ゆ「楽しかったことは、冒険を通じて色んなことを体験出来たり、沢山の人と出会ったりできることかな。これは冒険者でないと絶対に味わえない醍醐味みたいなものなのかしら」
ル「なるほどなるほど。世界中を冒険するわけですから、それは色んな体験や人と出会いますよね(前回が酷かった分、凄くインタビューっぽいぞ!)」
ゆ「辛かったこと……か……。やっぱり自由時間が少ないことかな?トイレやお化粧の時間はもちろん、ショッピングや読書の時間がなかなか取れないのは辛いところね。まぁ、私たちは冒険者だから、ゲームの電源オフの時くらいしか自由に出来ないのは仕方がない事だけどね。でも、もう少し自由時間増やしてくれてもいいんじゃないかしら?そういえばこの作品、毎回「ピロリーン」がゲーム開始の合図じゃない?ということは、あなたがもう少し長めに書いてくれれば、「ピロリーン」までの時間が長くなる分、自由時間が長くなるんじゃないかしら?」
ル「長すぎると物語がダラダラなってしまったり、読者の方が読みにくくなったりするんですよ。そこは申し訳無いです」
ゆ「うーん、それもあるだろうけど、単にあなたの書く能力や語彙力、表現力などが乏しいという可能性はないかしら?それらを兼ね備えていれば、たとえ一話が長くなっても飽きられるずに読まれるかもしれないし、なんなら読み応えが増すかもしれないじゃない?」
ル「それらの乏しさは自分でも気にしているところだからあまり言わないでほしいです……」
ゆ「あと、まさとしは幼馴染だけど、あくまで幼馴染「役」なんだから、馴れ馴れしくしすぎないでちょうだいね。物語の幼馴染の全員が全員、良い感じになると思わないでほしいわ」
ル「……わかりました。(まさとしくん、気の毒だ……)」
ゆ「それに、RPGのあるあるを中心に私たちにセリフをあてがっているけど、そのほとんどが「昔のRPG」なのよ。この間最新のRPGのゲームを買ったんだけど、あるあるも随分進化してるわよ。その辺、分かってる?」
ル「……はい、すみません。もっと勉強します……」
ゆ「そうそう、あなたね……」
ル「も、もう嫌だ……耐えられない……!」
ピロリーン。
ゆ「あ!卑怯だわ!まだまだ言いたいことたくさんあったのに!その「ピロリーン」はあなたの匙加減じゃない!」
ル「えーと、では今回はこの辺で……。失礼します!」
ゆ「待ちなさーい!」
……。えー、今回も大変お見苦しい所をお見せしてしまいましたね。インタビューいかがだったでしょうか?今後も魔法使いのゆかりちゃんをはじめ、ゲームの中のキャラクターが電源オフの世界でどんなお話をしているのか、お楽しみいただけると幸いでございます。ではまた。