Ep6,妹の過去
やっべ投稿すんの忘れてた!
お兄ちゃんには言えないことがある。
私は今、とても苦しい。
何故かと言えば、兄のように虐められている。
私は男性恐怖症に昔なってしまった。
今でも学校の男子が怖いと感じてる。
だから、それをからかったりするような虐め。
どうしたらいいのかわからなくて、お兄ちゃんにも相談できずにいる。
お兄ちゃんはお兄ちゃんで大変なのに、それ以上の迷惑をかけるてしまうわけにはいかない。
私に寄り添ってくれるただ一人だけの存在なのに、それを失いたくない。
母は、私に見向きもしない、助けてくれることもしない。
父は、お兄ちゃんや私や母に暴力を振るった。そして私を襲った。
でもお兄ちゃんは…
優しかった。
私が辛いとき、兄は…お兄ちゃんだけは、寄り添ってくれてそばにいた。
相談にも乗ってくれた。
でも…嫌だった。
兄に助けてもらうことが
兄に支えてもらうことが
兄に教えてもらうことが
どれも嫌だった。
自分が無力に感じてしまう。
感じれば感じるほど痛くて、力をつけたくても、それは叶わなくて。
そうするとさらに強い無力感に襲われる。
その度にまた
兄は助けてくれる。
兄は支えてくれる。
兄は教えてくれる。
固くて切ることのできない鎖に繋がれて、私は離れることができない。
止めることができない。
その鎖を断ち切ることも叶わない。
それが痛くて痛くてたまらない。
耐えられなかった。
だけど、兄が悲しむ姿をみたくはない。
悲しんでほしくない。
さながら、流砂や蟻地獄のようで、抜け出せない。
もがけばもがくほどに埋もれて深く沈んでいく。
痛みに苛まれ、蝕まれていく。
でも、消えることができない。
だってそれは、全身がすべて沈み込めないから。
お兄ちゃんが引っ張り出す。
だから沈みきることない、でも抜け出すこともできないんだ。
消えることができるのなら、消えてしまいたい。
―――――――――――
今日もこっそりリクの背を追った。
家がわからなかったけど、なんとか今日わかった。
アパートの一室に今は住んでいるらしい。
そこそこ新しそうなアパートで、初見だとちょっと高そうなアパートに見える。
[入居者募集]と書かれた看板の家賃の項目を見ると、やっぱり高そうだ。
思ったより学校からリクの家が近いようで、なにかあれば、できることが何かあるかもしれないと思う。
きっと小さいけれど………
彼が困るときや迷ったとき、そんな時は私が助けなきゃいけない。
帰る。
来た道をまっすぐ。
様々な感情で泣きそうな表情を必死に堪えながら。
どうも、すいません()
今回はどうでしたか?
今回は忙しいのでお暇します!((((