EP,5 惨めさとトラウマ
なんか仕様がわからなくて投稿に大苦戦した人です。
てことで本編をどうぞ(10回ちかくやり直してる。)
自分でも結構な汗をかいたと感じる。
それに暑い。
こうやって絡まれることから反抗して逃げてきたのは、はじめてだと思う。
そう考えると自分が臆病で、情けないように思えてくる。
[ハァ…ハァ…]
家までずっと全力………
というわけではないけど、少なからずとも全力で走った。
だから、かなり疲れてしまった。
かなり呼吸が乱れてしまう。
毎日こうすると考えるとかなりしんどいだろうそう思いながら、家のドアを開ける。
[ただ…いま]
[お帰りお兄ちゃん…ってどうしたの?]
走って逃げてきた…とは言えない。
[体力つけようと思っただけだよ…]
咳き込むのを我慢しながらそういった。
事実体力が全く無い。
というか自分でもここまで体力が無いとは思いもしなかった。
普段から運動をしないと…そうは思うのだが、その辺を変に出歩いていると虐めてくる奴等に自宅が割れる。
そうなれば妹にも迷惑がかかってしまう。
[そ、そっか、お水飲む?]
そういうと、昔父親が置いていったと思われるコリンズグラスに水を入れて出してくれた。
酒好きの父親がなんでこのグラスを置いていったのだろうか。
そう思いながら
[ありがとう]
と言い、水を一気飲みする。
こういう時の水はとても美味しいと感じる。
[お兄ちゃん、お酒みたいにそんな一気飲みしちゃだめだよ、結構量も多いんだから。]
例の父親から昔聞いた話だと、たしかにコリンズグラスは400mlくらいだとか…そんな話を聞いた覚えがある。
[…そういえばお父さんはお酒好きだったよね]
[そうだったね]
正直言うと、自分も妹も父親は嫌いである。
どうやらアルコール依存症らしく無類の酒好きで…一番ひどい事が起こったのはロンリコを飲んだ時だろう。
ロンリコはアルコール濃度が高い酒だ。
その濃度は75%だ。
酒に弱い人が飲んだらすぐに酔っぱらうだろう。
それで父親がなにをやったって、妹にも手を出して………
妹が引っ越しを拒んだ理由のひとつとして、父親と離れたいという思いがあったのかもしれない。
妹は男性恐怖症をその時に発症した。
自分のことも怖がるようになってしまったが、少しずつ克服していって自分とは今までと同じようではないが、普通に接してくれるようになった。
[学校はどうなの?]
妹にそうやって聞くことがある。
[…楽しいよ~]
そうやって笑顔で妹は答えてくれる。
けど…
違和感というよりか、明らかに違うというのか、微妙なラインだが。
笑顔がいつもと違ったんだ。
もーつかれた、
リアルもいろいろ疲れたなぁ…
てことで休みつつ頑張りつつやっていきます。
遅くなるのは暖かい目で見守ってね()
では~ヾ(´∀`*)ノ