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死にたがりの不老不死  作者: オセロット
2/19

Ep,02謎

期間一ヶ月空く前に投稿しました(もう少し忘れてたら危なかった)

リアル疲れすぎて白髪もはえてきて精神もなんか不安定。

まあこの作品のストックはまだあるから1ヶ月(一回投稿するかどうか)分はある。

(本当だったら怒られる)

まあ本編どうぞ

[君は……なんで死のうとしてるの……?]



[………?]

彼女がいることに、全く気付かなかった。

驚いて声もでなかったし、同時に、なんで死なせてくれないのか、怒りと悔しさを感じて、何で僕を止めたのかという疑問も感じて混乱した。


[何で止めたの……?]


[それは……目の前で死のうとする人を放っておけないよ……]

そういって彼女は手を離した。


僕が死のうとして、止めた人は


はじめてだ。


どうして僕を止めるんだ


そうだ


この人を殺せば、僕を止める人は,,,居ない


何を思ったのか、死ぬのを止めた彼女に包丁の刃先を向ける。


[君は人を殺せない筈だよ。]


[……え?]


手にもった包丁は、震えていた。


[君は死ぬのがどれだけ痛くて、辛い物かわかってる筈だよ―――]



[君は優しい、そして、何度も君は死のうとしてたからわかるでしょ……?]


何を言っているんだ?

僕をずっと見ていた?

僕が死ぬ瞬間を見た?



混乱した。

なんで何度も死のうとしてる事を知っているの?


[違ってたら申し訳ないけど、私は10年前、散歩してるときに―――]


[君がトラックに轢かれて、大怪我をしていた。]


[私は……怖くて逃げ出した。でも、次の日普通に学校に来て、別の人だろうと思ったし、ニュースにもならなかった。]


[そのつぎ私は、君がいじめられている場面を何回も見て、噂も聞いた。]


[殴られて、蹴られて……私……あなたが突き落とされる所も見ちゃった……

[なのに、何事もないように君は学校に来た。]


なんでそんなことを知っている?


[私、心配になって、突き落とされた次の日、あなたの家に行ったんだ……]


その日は……たしか……あぁ、死のうとした日だ。


[また、見ちゃったんだ……そして今日も……]


[私が見た時、君はすごい辛そうだった。]


[君が生きているのが不思議なくらいだけど、そのぶん辛さがわかってるでしょ……?]


確かにそうだ

死ぬことは


痛い


怖い


苦しい


でも




僕は死にたい




もう辛いんだ


[……僕は……もう辛いんだ……]


口からつい零れたその一言

その時僕は震えながら、涙を流していた。


[その辛い感情は、私にはわからない。]


それはそうだろう。

何で死にたいのに死ねないのかわからない。


[けど、私は君に死んでほしくないから……]


どういう事だろう?

死んでほしくない?


[,,,どうして死んでほしくないの……?]


暫く無言の静寂の時間が生まれた

暫くしてやっと、彼女が口を開いた。


[じゃあ、何で私が君に死んでほしくないと思う? ]


何でだろう


いくら考えてもわからない


[ねえ……一つさ、嫌だとは思うけど、約束してくれないかな?]


[どんな約束……?]


[それは……死なないで欲しいってだけなんだけど……]


死なないで欲しい

別に死のうとして死ねないなら、痛い思いをして死のうとしても、意味がない。

だけど……生きる理由なんて……


[だめ……かな……?]




どうでしたでしょうか?

この作品今さらだけど改革を大幅に行いたい,,,

まあそのうちだね

ではありがとうございました

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