Ep,02謎
期間一ヶ月空く前に投稿しました(もう少し忘れてたら危なかった)
リアル疲れすぎて白髪もはえてきて精神もなんか不安定。
まあこの作品のストックはまだあるから1ヶ月(一回投稿するかどうか)分はある。
(本当だったら怒られる)
まあ本編どうぞ
[君は……なんで死のうとしてるの……?]
[………?]
彼女がいることに、全く気付かなかった。
驚いて声もでなかったし、同時に、なんで死なせてくれないのか、怒りと悔しさを感じて、何で僕を止めたのかという疑問も感じて混乱した。
[何で止めたの……?]
[それは……目の前で死のうとする人を放っておけないよ……]
そういって彼女は手を離した。
僕が死のうとして、止めた人は
はじめてだ。
どうして僕を止めるんだ
そうだ
この人を殺せば、僕を止める人は,,,居ない
何を思ったのか、死ぬのを止めた彼女に包丁の刃先を向ける。
[君は人を殺せない筈だよ。]
[……え?]
手にもった包丁は、震えていた。
[君は死ぬのがどれだけ痛くて、辛い物かわかってる筈だよ―――]
[君は優しい、そして、何度も君は死のうとしてたからわかるでしょ……?]
何を言っているんだ?
僕をずっと見ていた?
僕が死ぬ瞬間を見た?
混乱した。
なんで何度も死のうとしてる事を知っているの?
[違ってたら申し訳ないけど、私は10年前、散歩してるときに―――]
[君がトラックに轢かれて、大怪我をしていた。]
[私は……怖くて逃げ出した。でも、次の日普通に学校に来て、別の人だろうと思ったし、ニュースにもならなかった。]
[そのつぎ私は、君がいじめられている場面を何回も見て、噂も聞いた。]
[殴られて、蹴られて……私……あなたが突き落とされる所も見ちゃった……
]
[なのに、何事もないように君は学校に来た。]
なんでそんなことを知っている?
[私、心配になって、突き落とされた次の日、あなたの家に行ったんだ……]
その日は……たしか……あぁ、死のうとした日だ。
[また、見ちゃったんだ……そして今日も……]
[私が見た時、君はすごい辛そうだった。]
[君が生きているのが不思議なくらいだけど、そのぶん辛さがわかってるでしょ……?]
確かにそうだ
死ぬことは
痛い
怖い
苦しい
でも
僕は死にたい
もう辛いんだ
[……僕は……もう辛いんだ……]
口からつい零れたその一言
その時僕は震えながら、涙を流していた。
[その辛い感情は、私にはわからない。]
それはそうだろう。
何で死にたいのに死ねないのかわからない。
[けど、私は君に死んでほしくないから……]
どういう事だろう?
死んでほしくない?
[,,,どうして死んでほしくないの……?]
暫く無言の静寂の時間が生まれた
暫くしてやっと、彼女が口を開いた。
[じゃあ、何で私が君に死んでほしくないと思う? ]
何でだろう
いくら考えてもわからない
[ねえ……一つさ、嫌だとは思うけど、約束してくれないかな?]
[どんな約束……?]
[それは……死なないで欲しいってだけなんだけど……]
死なないで欲しい
別に死のうとして死ねないなら、痛い思いをして死のうとしても、意味がない。
だけど……生きる理由なんて……
[だめ……かな……?]
どうでしたでしょうか?
この作品今さらだけど改革を大幅に行いたい,,,
まあそのうちだね
ではありがとうございました