表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
An Endowment  作者: アタマオカシイ
第1章 家族
5/107

3蹴 赤ちゃん大乱闘?

日々の変化はそこまでのものが少ないので、大きなイベントがあった時だけ話そう。

まず、同じくらいの年の子供を持つ親達が集まって、食事会をしたわけだが、その時は酷かった。もちろん赤子を家に置いていくわけには行かないので皆連れていくことになり(3組で赤ん坊は4人)、それならと託児所の付いているような大きなショッピングモールに行くことになった(俺はもちろん託児所だ。)この時俺は1歳。なりたてといったところか。とりあえずかなり安定して歩けるようになったが、発達の段階的に速いので、これまた見られていない時だけである。基本的に眠くなることも減ってきた。まあ、夜にできるだけ寝るからな!昼は起きてるように気をつけている。ただ、睡眠サイクルが綺麗に別れるのも変なので、夜泣きももちろん継続中(汗)「夜泣きが減った」とは言ってもらえる(親からその知り合いに)のでまあ良くなってるだろう。とにかく、託児所にいるオッサンは俺だけである(ナンチャッテ赤ちゃんも俺だけ)。託児所で働くねーちゃんにちょっかいだしてもいいが、いい子にしている。と、ほかのマセガキが彼女のところに駆けていって、胸を揉んでいるではないか!見た感じでは4歳くらいか。某テレ朝アニメも真っ青だな。止めに行くのもあれだが、うらやまし・・・嫌がってるだろ!ということで。止めに行くと躓いた。そして転けそうになったその時!託児所のお姉さんが支えに来た。が、運悪く、胸を握りしめる形になってしまったのだ!

フニャァ

罪悪感とともにぱっと手を離す。

「まさかわざとコケて、たっちゃんもおっぱい触ろうとしてたなんて」

誤解です。上手いことクッションがそこにあったんです。

隣で胸を揉んでたクソガキもニヤニヤしながらこちらを見ている。

なかまにしてあげますか?

はい

▷いいえ


いや仲間にしますかっておかしいだろ!誰だよこんなの準備したの!

(※ちなみにこのクソガキ、大人になると化けます。ファンタジーじゃないけど。ものっそい大物になります。)

それを見ていたのか、ほかの赤ん坊たちもお腹がすいたのか、一斉に泣き出した。こうなると手に負えない。託児所のお姉さん(以下長いのでネームプレートの名前、ハルと書く。これ以上託児所のお姉さんとは書くのがめんど(ry)泣きそうな顔。仕方ねえ!俺が一肌脱いでやる!


何をしたかというと、一人一人の顔、目を見て笑いかける。それだけだがこれは効果的なようだ。弟や妹が出来たとして、泣いたらこうしよう。5分ほどして、ようやくみんな泣き止んだ。でも腹が減ってるならまたすぐ泣き出すだろうから、ハルちゃんのところに寄っていって、それから彼女が見ているのを確認しながら「マンマ!」と言った。長時間乳児を預かるところであれば、おやつの一つや二つ有るだろう。ここで問題が起きた。ここは小さな託児所なので、職員数は少ない。普段は3人のようだが、今日は1人休みでもう1人は昼食を買いに行っている。すぐ戻ってくるとはいえ休日なので、何か買ってくるには時間がかかりそうだ。メシは大事だけど二人しかいないって、大問題じゃないか!一人が離れたらもう手に負えんぞ!それも赤ん坊4人も見てる時に!ここはいい施設とは言えんな。少なくとも利用者にとっては最悪(俺のレビュー!星一つ!え、ゼロじゃないかって?そりゃおっぱ・・・ゴホンゴホン)だ。ハルがおやつを探しに行く間、だれが子供たちを見る!?結果、阿鼻叫喚。うるさいし臭いし(漏らしている・・・地獄だ)防音室でも音漏れがすごそうである。俺の機転だけでは何ともならないので耐えるしかない。ハルちゃん仕事辞めちゃうぞ・・・

そんなかんじで、酷かった。もう思い出したくもないね。3秒たったら忘れるね。1.2.3...ハイ忘れた。もう託児所なんて知らない。ショッピングモールなんてなかったんや。クソガキも手におえない赤ん坊もいなかった。いなかったんだ。

このままいくと思った以上に長丁場になっちゃう(-_-;)

ここからは結構間が空く感じです。

目が覚めたら、3歳です(大嘘)。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ