偽装とスキル
「って、そういやMP回復してないから無理だったな」
「うん、今はクオがステータス偽装しとくね。でも、他人から掛けられたものだったら何かの拍子に解けることもあるから、明日にでも習得しないとね」
おぉ。そんなこともできるのか。
でも、あんまり迷惑掛けるのもアレだし、早く習得しないとな。
「今、迷惑掛けるのも...、とか思ったでしょ?クオは全然気にしないし、逆に嬉しいくらいなんだから。だから、気にしちゃダメだからね」
「...そっか。ありがとな、クオ」
嬉しい事を言ってくれるが、だからこそ頑張らないとな。
「えへへ〜。じゃあ、掛けるよ。えいっ」
コウタ タカハシ LV1
種族:人族《神人》
年齢:16 性別:男
HP18/18
MP0/18
STR: 1(5)
DEF:1(5)
DEX:1(5)
INT:1(5)
MND:1(5)
才能値《制限》
STR:5 DEF:5 DEX:5
INT:5 MND:5
固有スキル
《【創造LV.EX】》
《【最適化LV.EX】》
《【完全記憶LV.EX】》
《【神力変換LV.EX】》
《【神眼LV.EX】》
《【神化LV.EX】》
《【制限解除LV.EX】》
特殊スキル
【取得経験値3倍加LV.EX】
【取得スキル経験値3倍加LV.EX】
《【取得経験値10倍加LV.EX】》
《【取得スキル経験値10倍加LV.EX】》
《【限界突破LV.EX】》
技能スキル
魔法スキル
称号
《【創造神の寵愛】》
《【異世界人】》
《【世界の外側に存在する者】》
《【理に縛られない者】》
《【超えし者】》
《【至りし者】》
EXP:0
「こんな感じかな」
「あれ...スキル増えてないか?」
「取得経験値倍加のスキルは万人が持ってるようなスキルじゃないけど、少しでも有名になるような人は大体持ってるんだよ。でも、2〜10まであって殆どが5以下なの。6、7あれば天才って言われるぐらい。10なんて固有スキルレベルなんだよ。だから、一応数低くして残しておいたの」
「なるほどな。目立ちたい訳ではないけど、こんなスキルばっかりだったらそれも夢物語だもんな。後々を考えて、か」
不本意だけど、今後目立ってしまった時に、お前いきなり強くなりすぎじゃね?をある程度回避するためってことだな。
「あと、スキルスクロールっていうのがあって、これは時々見つかる程度だけど、それ使っても覚えられるんだよね。だから、今後数を多くしても極端に怪しまれないから。まあ、獲得経験値系で見つかるのは2倍ばかりだから、もう今のうちに5倍にしとくのもありかもね」
「そうだな。どうせ後から増やしそうだし、懸念材料残しとくよりはマシかもな。じゃあお願いするよ」
「うん…と、えいっ。これで大丈夫だよ。あと、わかってるとは思うんだけど、《》の中が偽装したやつだからね。今は見えるようにしてるけど、他の人からは見えなくなってるよ。こんな感じで」
コウタ タカハシ LV1
種族:神人
年齢:16 性別:男
HP18/18
MP0/18
STR: 1(5)
DEF:1(5)
DEX:1(5)
INT:1(5)
MND:1(5)
才能値《制限》
STR:5 DEF:5 DEX:5
INT:5 MND:5
固有スキル
特殊スキル
【取得経験値5倍加LV.EX】
【取得スキル経験値5倍加LV.EX】
技能スキル
魔法スキル
称号
EXP:0
「こうやって見るとめちゃくちゃ弱く見えるな、弱いんだろうけど。早くレベル上げんといかんな」
「隠蔽スキルはあるものを隠したりする事は出来るけど、無いものを加えるのは出来ないからね」
くそぅ。
これじゃ、俺Yoeeeeeeeだからな。
どちらかといえば、弱くてコンテニューゲームな訳だし。ワラエナイ…
「あとは、スキルの説明だけど…。取得経験値系は名前の通り得られる経験値を倍加する効果だよ。スキル倍加の方はスキルのレベル上昇に補正とスキル習得にも補正かな」
これは大体わかるな。
「【創造】はMPを消費して物、スキル果てには生命まで。なんでも創造出来るスキルなんだよ。でも複雑なもの程MP消費がすごいし、簡単そうな物でも割とMPを持ってかれるよ」
「創造神のスキルなだけあって凄いんだな…。MPも神だったらあってないようなものなんだろうし」
「神界だったらそうなんだけどね。でも、今は力を制限してるからあんまり使えないんだよ。話を戻すけど、次は【最適化】。これは、持っている能力を最適化する力で、例えば、自分のスキルに使えばそれを最適にする。つまり、簡単に言えばLV.10にするってことかな」
「チートだな、うん。これを他人、しかも敵が持ってたらチート乙って言いたくなるわ」
「ただ、これにもデメリットがあって努力でLV.10まで上げた人には敵わない。ステータス補正とかのスキルだったら同じだけ掛かる。技術系も同じだけ身につく。だけど、今までその道に精通していて、長けている人に敵わないのは道理なんだよ。いわば、経験の差だね」
チートはどこまでいってもチートって事だな。
「努力は怠るなって事だな。しかし、それでも凄いアドバンテージにはなるな。こりゃ、早く隠蔽だっけ、偽装だっけ?を覚えないとな」
「隠蔽は偽装の上位スキルだから偽装だね。次に【完全記憶】だけど、名前の通りだよ。一度見たものは忘れない。そういえば昔、神の固有スキルにしては地味だよね、ってクオが言ったら、ロアが、全国の学生に刺されますよって言ってたっけ。よくわかんなかったけど」
ロアってのが誰かは知らんが、確かに学生には喉から手が出る程欲しいスキルかもな。
「【神力変換】はMPを神力に変えるスキル。神って名前の付くスキルはMPじゃなくて神力使わなきゃいけないから、神族からしたら必須スキルだね。【神眼】もそのうちの一つで、神力を消費してこの世の理を見通すスキル。似たスキルに【鑑定】ってスキルがあるけど、こっちはMPを消費して使うスキルだから、【神眼】の方がより詳しくわかる感じかな」
さっきも名前出たけど、鑑定ってスキルは便利そうだな。
神眼はまだ使えなさそうだし鑑定覚えるのもありかもしれない。
「【神化】の効果は神によって違うんだけど、ステータスに莫大な補正と、その神に特化した効果があるよ。商業神とかはよく神相手にも使ってるね。これ使ったら普通も大概だけど、さらに口が回るようになるんだよ」
商業神に怨みでもあるんだろうか。神界でも商業神のことを…
うん、あんまり考えないようにしよ。
「最後に【制限解除】なんだけど、これは力を制限したり解除したりする効果だよ。普段神が使うのは下界に降りたりする時かな。神界って暇だから、神ってよく下界に降りたりするんだよね。その時にバレないようにこれと【隠蔽】とかよく使ってるよ。使うのはその時くらいかな」
普段生活してる中にポンポン神が現れたらそりゃ気が気じゃないだろうからな。
もしかしたら、まだ見ぬ異世界人は気苦労が絶えない人種なのかもしれない。
「【限界突破】は、ステータス全てに超補正の効果があるんだけど、魔力がめちゃくちゃ必要だからまだ使えないんだよね。正規の方法で手に入れるとこの問題は問題にならないんだけど、コータの場合は仕方ないね」
俺は色々と手順を飛ばしているらしいかった。
クオリティアと商業神の一幕
「神相手にあまり酷い商売しないでよ。みんなクオのところに来て面倒なんだから。」
「酷い商売なんてそんな。私がやっているのは真っ当なものですよ。ほんのちょっとやり過ぎる事はございますが。」
「も〜。とにかくっ!やり過ぎないでね。こっちにも面倒事のしわ寄せがくるんだから。」




