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ふたつの鼓動  作者: 入山 瑠衣
第八章 天帝の十二士
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八十八回目『二人と二人』

 光を身に纏い、森の中を音速よりやや遅めの速さで前線に向かっていたレイ。道中で血の痕を見つけ、それを追っていた。味方ならば助けなければと思ったからだ。


 案の定、目的のものを見つけることができた。が、手遅れだったらしい。


「ゆっくり休んでくれ」


 木に背中を預けたり、地面に横たわる息絶えた仲間たちにささやかだが言葉を投げ掛けた。この戦争が終わったら必ず弔いに戻ってくると誓って。


 気持ちを切り替え、次に傷の様子を確認した。敵がどんな武器か断定できるかもしれないからだ。


 全員の遺体を確認してわかったことは、鋭い武器を使われていることと、敵は相当なクズ野郎だと言うこと。


 傷の位置、深さ、数から推測できるのは、敵は殺すのをまるでおもちゃで遊ぶように楽しんでいたことだ。


「やってくれる……!」


 握る拳から数滴の赤い滴が地面に落ちた。


 レイの中で何かがプツンと音を立てて切れた。

 仲間を弄ばれて黙っていられるほど、寛容な心の持ち主ではなかった。と言っても、同盟側ではほとんどの者がそれに当てはまるだろう。


「(レイ、聞こえるか? 私だ、レイディアだ)」


 そんな時、頭の中にレイディアの声が突然聞こえて我を取り戻す。


「(あ、ああ。どうしたんだ?)」


「(今は前線に向かっている途中、いや、その声色は……そうか。ヴァンがそろそろ貴様のもとに着く頃だろう)」


「(な、それはいったいどういうことだ? なぜ、ヴァンがこっちに、と言うかレイディアは俺の現状を知っているのか?)」


「(私を誰だと思っているんだ。貴様は優しいからな、周りに気を遣わせないようにしているんだろうが、私にはいらん。簡単にわかるしな。仇を討てなどとは言わん。ただ、敵を倒せ。それだけだ)」


 最後にじゃあ任せたと言って一方的に接続を切られた。レイの返事を聞く前にだ。


 戦場でもレイディアはレイディアか、と思わずため息をつく。


「――伏せろ!」


 だからなのか、聞き覚えのある声の指示に咄嗟に従った。


 頭上でヒュンッと風を切る音が鳴る。微かに頭のてっぺんの髪の毛が引っ張られる感覚も感じた。


 黙ってやられっぱなしのレイではない。

 声がした方向とは逆の何者かの気配がする場所に光の剣を放った。


「わー、危ない」


 弾ける音と一緒に耳に届けられたのは、まだ幼いであろう女の子の声。しかし内容とは裏腹に、言葉に感情は込められていない。


 レイは立ち上がりながら体の正面をそちらに向けた。


 するとそこには、推測通りミーシャくらいの年齢に見える、戦場にはどう考えても似つかわしくないフリフリの黒いドレスを身に纏った少女が立っていた。

 手には可愛らしい見た目とは正反対の物騒な鎌を持っている。大きさは少女の身長の倍だ。


 少女の見た目をした死神とでも例えようか。

 黒い衣装に真っ白な長い髪が、死神らしさを引き立たせていた。


 避けなければ今頃はあの鎌に首を刈られていたと思うと、若干の寒気が全身を巡った。


「生きてて何より」


 先ほど助けてくれた聞き覚えのある声の主が、肩をポンと軽く叩いた。

 振り向くことはない、誰なのかレイはもうわかっている。


「助かったよ、ヴァン」


 命の恩人に礼を述べる。

 顔を向けることができないのは勘弁してもらおう、と心の中で謝罪した。


 なぜなら今対峙している敵は、目を離した一瞬でこちらの首を飛ばせるほどの実力の持ち主だからだ。

 さすがに命が懸かっているとなると、優先順位に従ってしまう。


「あいつはいったい何者なんだ?」


「おや、レイディアから聞いてないのかい。じゃ、簡潔に説明するから聞き逃すなよ」


 レイの問いに苦い顔をしつつも、結局答えることにしたヴァンは少しだけもったいぶった。


「凄く強い」


「……え、それだけか? いや、簡潔すぎるだろ」


「ちょっ、こっちを向くなっての」


 ボケのような返答に思わず視線をずらすレイ。

 ヴァンが危惧した通り攻撃が来るも、しっかりと影で壁を作って防いだ。

 さすがのヴァンもレイが自分の方を向くとは思っていなかったようで、焦りようは冷や汗が物語っていた。


「下手をすれば即死だ。正直オレたちだって勝てるか怪しいほどの実力者だよ。しかも――」


「二人、か」


 ヴァンが言うより先にレイが口ずさむ。

 彼らの視線の先には鎌を持った少女の隣にもう一人。


 一人目と対照的な白いフリフリのドレスで、髪は長く真っ黒だった。身長は二人とも然程変わらず、年齢も同じくらいだろうか。

 こちらは物騒な鎌などの武器は持っていないようだ。


「でもよ、負けると決まったわけじゃないなら、勝つしか無くないか?」


 ヴァンがまるで無邪気な子どものような笑顔でレイに尋ねた。

 レイは一瞬だけ固まったが、すぐに同じように笑顔で返事した。


「もちろんだ。勝ってやろうぜ、ヴァン!」


「ああ。オレたちの目標は打倒レイディアだ。こんなところで負けてらんねぇよ!」


 もうお互いの表情を確認する必要なんて無い。

 気持ちは一つ。目の前の敵を倒す。それだけだった。


 剣を鞘から抜き、敵を見据えながら構える。


 だが心残りと言うか、胸につっかかっているものがまだ残っていた。それは彼らの敵が、二人の少女だと言う事実。


 表には出さなくとも、戸惑いが無いわけじゃない。

 まだ年端もいかない子どもを相手に戦うのだから、ほとんどが彼らのように迷いのような感情を抱くだろう。


 逆にそんな動揺を誘うためとも考えられる。が、頭ではわかってはいても、体が迷ってしまう。理屈じゃない、と言うことだ。



 対してその敵の方は、大層面倒くさそうにため息をついた。


「なんかやる気満々……帰りたい」


 とレイとヴァンを見て白髪の少女が呟く。

 そんな呟きに対して黒髪の少女はやる気を出させるように声をかける。


「ダメだよー、ちゃんとやらなきゃ。じゃないとバルちゃ――じゃなかった、団長に怒られちゃうよ」


「それは……やだ」


 微笑ましい少女たちのお話に耳を傾けていた二人が聞いたのは、まさかの“ちゃん”付けで呼ばれる天帝騎士団団長の名。


 見ているだけなら姉妹のような雰囲気なのに、底知れない者たちだと彼らは判断した。

 そんな呼ばれ方でも許容する人物なのかもしれないと考えたが、バルフィリア・グランデルトに関しての情報があまりにも少なすぎる以上、期待はできない。


 少なくとも、彼らにとって幸か不幸か、少女たちのやる気は出たみたいだ。



 今の内にと、ヴァンはレイディアから知らされていた敵の情報をレイに伝えた。


 白髪の少女、虚光の奇術士――ノエル・ビエルト・ウォーグル。

 黒髪の少女、影斬り――シャル・ド・ランウェイ。

 二人とも天帝の十二士(オリュンポスナイト)の一員だ。


 レイは二人の名前を聞いたことがあった。何せ自分の天敵なのだから。

 理由は至極単純、魔法の相性が悪すぎるのだ。

 ハブに対してのマングース、火に対しての水、電気に対してのゴムのように文字通り相手が悪い。


 ここで彼らは同じ事を疑問に思った。


 ――何故、レイディアはこの対面をさせたのか?


 そして結論も同じものに至る。


 ――勝てる、と言うことか。


 ゆっくりと息を吸い、心を落ち着かせるレイ。

 やれやれ、と心の中で誰かさんに対しての悪態をつきながら息を吐くヴァン。


 既に彼らの胸中に、相手が子どもだからと侮るような油断に繋がる感情は無い。

 少女らをしっかりと敵として認識し、倒すことを決めていた。


「さぁて、そろそろ始めようか、お二人さん」


 ヴァンが未だに話し続ける少女ら二人に声をかける。まるで音に敏感な猫のように、同時にバッとヴァンに顔を向けた。


 内心、うわこわっ、と若干の恐怖を抱いたのは言うまでも無いだろう。表情や声に出さなかっただけでも立派なものだ。


「確かにおじさんファースト、略しておじストの言うとおりだよ」


「誰がおじさんだっ。まだオレはお兄さんだ!」


 ヴァンが意気揚々とツッコミを入れる中、レイは“ファースト”の部分に引っ掛かりを覚えた。もしかしてこの言い方は飛び火が来るのではないかと。


 彼の予感は、見事に的中することとなる。


「じゃあ……あっちの人は……セカンド?」


「そうだね。おじさんセカンド、略しておじンドだね!」


「誰がおじンドだ!?」


 すっかり少女らのペースに呑まれてしまっている大人二人がここにいる。端から見たらさぞ滑稽なことだろう。


「さてと、じゃ――死んで」


 辺りの空気が変わった。木々が妙に騒がしくなった気もする。


 などと、周囲に気を散らしている場合ではなかった。

 レイの目前に鎌が迫っていたのだ。なんとかイナバウアーで躱わし、そのまま後方転回しながら蹴りを入れる。が、既に鎌の姿は無い。更に鎌の持ち主もいない。


 話していた影斬りことシャルが攻撃してくるのかと思いきや、口数の少ない虚光の奇術士ことノエルが仕掛けてくるとは。見事に不意を突かれてしまったわけだ。


 続けて鎌鼬のように次々と周囲の木や地面に傷が出来上がっていく。


 レイならば光の速さで移動でき、こんな最悪な状況を打破可能だと当の本人も考えていたのだが……。


「くっ、これは……!」


 行動が先読みされ、的確な場所への攻撃によって、その場から動けずにいた。


 ヴァンは今ので鎌の仕組み、らしきものはだいたい把握した。


 簡潔に言えば次元への干渉だ。


 レイは躱わすことに意識を向けていたが、ヴァンには相手を見る余裕があった。レイの方に攻撃が偏っていたおかげなのか。

 余裕のヴァンが目にしたのは、ノエルが移動する動きではなく、その場で鎌を振り払う姿。


 最初は鎌が伸縮自在なのかと考えたが、鎌自体は全くもって伸び縮みなどしてなかった。だが、確実に実体はレイや自分を攻撃している。

 加えて、風や空気を刃として攻撃したわけでもない。なぜなら、鎌の姿を見ているのだ。


 任意の場所に次元を越えて鎌を飛ばして対象を斬る。


 更に驚異的なのは、ヴァンの推測が正しければの話だが、どこからでも攻撃される可能性があると言うこと。


「(ヴァン、あれは何だ? 鎌が突然現れたように見えたが……)」


脳内言語伝達魔法(テレパシー)』を使って、レイは死にかけたにしては落ち着いた様子でヴァンに尋ねた。


「(次元に干渉してる可能性が高い。どこから攻撃が来るかはわからんってことだ――いや、ちょっと待てよ)」


 ヴァンは以前レイディアから、次元がどうのについて一度だけ話を聞いたことがあった。他愛もない、日常の会話の中での出来事だ。



 ――何かの気まぐれかヴァンは、ふとその会話の内容を思い出した。


「――次元に干渉?」


「そうだ。我々が存在する世界、空間を纏めて“次元”と呼ぶ。時空と呼ぶこともあるが、まぁ今回は次元で統一する。我々が存在する次元は基本的に三次元と呼称される。そして三次元のすぐ隣、または裏側に存在するとされるのが四次元だ。コインの裏と表だと考えてくれたら良い」


 レイディアは懐から一枚のコインを取り出して裏と表を見せながら説明した。こうした方がわかりやすいだろ、と彼なりの配慮だ。


「表がオレたちのいる三次元、とやらで、裏が四次元ってことだな?」


「そう言うこと。あとは鏡の中の世界が四次元だってのも聞いたことがある。とにかく、その四次元が今回の話の鍵だ」


 ヴァンは首を傾げ唸りながらも、必死に未知の話の内容についていこうとしていた。なぜならレイディアは無駄なことは言わないと信じているからだ。


 唐突にこんな話をしたのには必ず理由があり、何かの役に立つ時が来るかもしれないことを意図している。ヴァンはこの世界で一番最初のレイディアの友だちで、親友なのだ。


 レイディアもそんな胸中を知ってか否か、頭の中で四苦八苦しているであろうヴァンに苦笑を向けた。


「三次元は時間の流れ、物理法則、多々もろもろ。常識が通用しないのが四次元だ。そんな常識外れなとこに干渉することが自由に行えるとしたら、世界を手にすることなど容易かろう。まぁ、幸いにも私が確認したところ今の段階でそれができるのは、私を除けば三人だな」


「三人もいるのかよ。口ぶりからして仲間じゃないのは確かだな。て言うか、お前もかよ……。」


「ああ、ヴァン。貴様はいずれ相対することになるだろう。貴様の選択、見せてもらうよ?」


「相変わらずわけのわからないことを言いやがる。なら……対処法くらい教えてくれたって良いんじゃないの?」


 口角を上げてレイディアを睨み付ける。さっさと教えやがれこの野郎、の念を全力で込めて。


 レイディアも対抗して、謎のドヤ顔を披露する。男二人して無言で見つめ合うなど何とも気色悪い光景だ。


「貴様一人では無理だ。影は闇とは異なるものなのに、光と相対する扱いを受けるのは同じ。では違いとは何か――影は光が在って初めて存在できる。だが闇は光が無くとも存在する。それが対処法だ」


 実際にレイディアは光と闇、影の魔法を使いながら語った。


 これ以上は自分で考えろと言うことだ。

 ヴァンが一番引っ掛かった部分は説明の部分ではない。


 ――貴様一人では無理だ。


 断言されてしまった。レイディアが少し迷う素振りを見せたのは恐らくこれが原因だ。

 遠慮しようしたのだろう。ヴァンが気にすると考えたから。


 だが、結局レイディアは言い切った。はっきりとだ。


 引っ掛かりはしたが、逆にはっきりと断言されたことで清々しいとさえ思えた。悔しさが無いどころか、溢れ出てしまいそうなほどある。

 かと言ってそんなことをレイディアは望まない。


「……ありがとう、レイディア」


 笑顔で素直な感情を言葉にした。するとレイディアは真剣な表情をして話しにこう付け加えた。


「言い忘れていた。恐らく貴様にとって、邂逅と人生での最大の選択の時になるだろう。結果がどうなろうと、貴様が選んだことに文句は言うが決して――否定はせんよ。ま、心置きなくヴァンのやりたいようにやれってこった」


 ヴァンの「ああ」と言う曖昧な相槌で会話は終わった。

 これが彼にとってとても重要なことを示唆していたなんて気付かずに、もう一度レイディアにお礼を言ってその場を後にした。




 ――正直な話、レイディアの言葉の意味はあまり理解できなかった。

 だが今は違う。ヴァンは一人ではないからだ。

 隣には良き好敵手(ライバル)のレイがいてくれる。ならば突破口は作れる。


 鎌の振り払いの数に対して、彼らへの攻撃の多さ。差が生じているのは火を見るより明らかである。

 つまりこれは次元に干渉し、攻撃の位置や角度、時間を操っていると推測できる。


「――疲れた」


 ヴァンが決意した丁度良いタイミングで攻撃が止んだ。

 そしてレイが『脳内言語伝達魔法』で話しかけてくる。


「(ヴァン、そろそろ速さにも慣れてきた。準備は良いか?)」


「(ああ、いつでも行けるぞ)」


 お互いに準備万端。ここからは自分たちのの番だと握り拳を作る。


「反撃開始だ」


 ヴァンの言葉に「ああ」とレイが頷き剣を鞘に収める。


「光よ纏え、輝光士(シャニング)


 レイの詠唱に呼応し、彼の身体を光が覆い、鎧の形へと集束を経た。


「我が世界への誘いを――黒影(シャドウ)


 ヴァンの身体もレイと同じように、しかしこちらは影が全身を覆い、やがて鎧のような形へと変化した。


 二人の鎧もどきに共通するのは、防御力はありながら動きやすいことだ。レイに至っては動く速さは通常の状態よりも格段に上がっている。



 変化した彼らの姿を見て、肩をがっくしと落とすノエル。


「わー、めんどい。でも……やる」


 盛大にため息を出すだけ出して、やる気を取り戻したようで鎌を再び構える。


 シャルは隣で表情以外を忙しく動かすノエルを見て微笑む。

 彼女はノエルが先ほどの勢いのまま攻めていれば、おじさんズを倒せていたことはわかっていた。


 それでも怒ったり、責めたりは決してしない。まるで妹を見守る姉のように、シャルはノエルの全てを許容する。


「ノエルはおじンド(レイ)の相手。シャルがおじスト(ヴァン)の相手をする」


「わかった。早く終わらせる」


 故にノエルもシャルを裏切ることは皆無だ。


 彼女らは良くも悪くも二人で一人。

 他の天帝の十二士が単独で進行したのに対して、一緒に行動することを許されたのが答えだ。



 互いの実力を認め、互いを信じるレイとヴァン。


 互いの役目を理解し、互いに信じ合うノエルとシャル。



 二人だからこそ、共に手を取り合うからこそ強くなる者たち同士が、今から殺し合うのだ。



 ――男だろうと女だろうと、ましてや子どもであろうと、その場が一度(ひとたび)戦場になってしまえば、生きて存在している以上、殺し殺される覚悟をしなければならなくなる。


 残酷だろうと非道だと蔑まれようと、卑下されようと、これが――“戦争”なのだ。



 こんな胸糞悪いことは、さっさと終わらせよう。

 険しい表情のヴァンは握った拳から数滴の滴を地面に垂らしながら胸の中で心に誓った。

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