到着、出発
とりあえずは、目指せ!1000pv、ですね!
さっき見た夢が気になっていました。
あれは、私のお父さんだったのでしょうか。あの騎士が見せてきた幻覚なのでしょうか?
分かりません。でも、もし、本当にそうだったら…。
考えるだけでも嫌な気持ちになる。もっと、楽しいこと考えましょう…!
「…あ、あのさ!この町ってどういう町なんですか?」
「そーだね、田舎町ってところかなぁ。ベドイの実が名産でそれが美味しいよ。着いたら一緒に食べよ?お金はあまり持ってないだろうからボクがおごってあげるよ。」
「え?いいんですか!ありがとうございます。」
「とりあえず、今日はここに泊まって大きな町に送ってあげるよ。そこでさよならかな。」
「はい、わかりました。」
そっか、ナタリーにも用事があるのか。ずっと拘束するのはいけないよね…。でも別れるのは哀しいな。せっなく仲良くなれたのに…。しかも、1人でこの世界で生きていけるんでしょうか。
「どうかした?」
「いや、なんでもないですよ。すみません。。おっと、門番さんがいますね。」
「そっか、あー、身分証明書を見せたら通してくれるよ。」
「見せるだけでいいんですか?」
「犯罪を犯すと、その表示がされるんだよ。それがなければ通れるってわけ。シャーロットはなかったから大丈夫!」
「じゃあ、入ろっか」
「ここはコーリンドの町だ。身分証明書を見せてくれるかな?」
「「はい。」」
私たちはカードを手渡した。
「はい、こっちは見終わった。通っていいよ。」
ナタリーが先に終わったみたい。
「ん?この鎖師っていうのはなんだい?後、異世界人?なんだこれ。」
「あー…。」
「まぁ、犯罪歴はないから通っていいだろう。一応、証書はとらせてもらう。」
「え?」
「あぁ、この葉っぱに文字をうつすのさ。見たことないかい?ケピーの葉というんだが、文字などをうつすことができるんだ。ほれ、こんな感じにな。」
門番さんが、葉っぱを文字に押し当てると黄緑の葉っぱに黒い文字がついた。面白い!こんな草があるんですね!
「わぁ…!」
「へへ、すごいだろ?はい、これ返すよ。」
身分証明書が返されました。
「お疲れ様。まずはベドイの実でも食べよっか。どっかに果物屋さんないかな?」
「あ、あそこに露店があるよ!いってみましょう!」
「お、ほんとだ。いってみよっか。すみません、ベドイの実を2つ。」
「はい、銅貨2つね。」
「よし、買ってきたよ。どうぞ。」
丸い粒々が房のようになっている。大きさは顔くらいある。食べてみると最初に酸味がくるが、それを覆い尽くすような圧倒的甘み。
「おいしい!」
「そう?よかった。ベドイで作られた酒もおいしいらしいよ。」
「私たちにはまだはやいかな…」
「そうだね。ところで、宿屋どうしよう?近くにあるかな。」
「探してみようか。」
辺りを見渡すと、民宿コーリンドという宿屋を見つけた。よし!いってみよう。
中に入ると、元気な女の子が出迎えてくれたした。
「こんばんは、2名様ですね!」
「はい、明日までで。」
ナタリーが応答してくれます。
「じゃあ、朝ごはんは用意しておきますね。2名で銀貨1枚です。」
銀貨1枚を支払い部屋へと入りました。
内装は大きなベッドが1つと、化粧台、机があるみたい。
「ふーっ、やっと一息つけますね。」
「うん、そうだね。ボクもつかれちゃったよ。そうだ、受付の人から、濡れたタオルもらってきたんだ。身体洗いっこしよっか。」
「おー、やっと汗がふけます。」
「じゃあ、手バンザイして?」
「はい、これでいいですか?」ばんざい
「あぁ、それでいい。」
ナタリーは、私の服をはぎとりました。
「さむっ。」
「このタオル温めてあるみたいだから、あったまるよ。じゃあ、ふいてくね。」ごしごし
「気持ちいい…です!あ、んっ…つよい…よぉ」
「ちょっと、なに喘ぎ声だしてるのさ。吹きにくいよ」
「すみません。気持ちよくて、つい…。」
「シャーロット…。」
「くすぐったいですよぉ、え、なんですか?」
「…胸小さくない?」
「へ!?いや、そんなことないですよ!ほら、見てください!谷間だってありますよ!」
「寄せてるだけじゃん。」
「別に、別に小さいわけじゃ…。」
「牛の乳を飲むといいよ。」
そう言って肩を叩いてきた。
「そんなこという、ナタリーだって小さいじゃないですか!」
「ボクは着痩せするタイプだから。」
ふふん、といった調子で服をめくって見せてくる。いらつきます!
かといってそんなに大きくないですけど。
「そんな、大っきくないですよ。」
「なにを〜!?」
「壁!まな板!」
「絶壁!」
「…ね、ねえこの会話やめませんか?」
「そうだね、ボクが悪かったよ。」
そんなこんなしてる間に身体を拭くのも終わり、寝ることにした。
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「シャロ?また寝てるの?起きなさい。」
「ふぇ?」
「まったく、ねぼすけなのも大概にしなさい。」
「ははは。」
「じゃあ、ファイアーの呪文の術式を前に出て書きなさい。」
「はーい。」
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今日も快晴だ、大きな町へと旅立つとしましょうか。
朝ごはんでは、黒いパンと野菜がでました。
「次行くの町の名前はなんていうんですか?」
「セインスっていう町だね。港町で
商業が盛んな町だね。」
「ほうほう。」
「2日くらい歩けばつく距離だよ。」
楽しみです!