強さとは
「私」 ……ふわぁぁ
大きなあくびをする。
起きてからまず確認するのは露店だ。私は起きてふらふらと露店に向かう。
「私」 あっ…木の実売れてる♪
また木の実集めに行かないと…などと考えていると、
「マスター」 よう!お寝坊さん。
「私」 あ、マスター。
マスターは、いつも私よりゆっくり寝ているはずだ。
「私」 あっ!おはようございます………って、いつも私よりマスターの方が寝てるじゃないですか!
「マスター」 今回は俺の勝ちだ!
マスターが鼻で笑う。妙にイラッとする……
「マスター」 あ、そうそう、レンちょっと来い
「私」 なんですか?
なんだろうと思いながらついていく。
マスターが行った場所は………いつも木の実集めをする1草原の階層…
「私」 なんで草原に?
「マスター」 いいからいいから、まぁここで1chに移動!
Chとはチャンネルの略?のようなもので1から20までのチャンネルがあり、好きな場所を選べる。
その中でも私達はいつも16chに居る。
1chに移動した私は
「私」 何するんです?
と、マスターに聞いた。
「マスター」 あぁ、ギルメン募集すんだよ。
「私」 え?じゃあなんで私まで?
「マスター」 ん、レンも一緒に人を集めてくれ。
「私」 ん?聞き間違いかな?今何と言いましたか?
「マスター」 人を集めろって…
「私」 んん?それが人にお願いするときの言い方?
「マスター」 ……ドSめ
マスターがボソッと呟いた。
「マスター」 はいはい、わかりましたよ!お願いします、手伝ってください!
やけくそ感満載でお願いされる。
「私」 そこまで言うなら仕方ないなぁ。手伝ってあげるよ。
「マスター」 今度、無制限で戦おうな。
マスターが微笑む。しかし目が笑っていない……
「私」 こっ……殺される……
「マスター」 まぁ、レンは人寄せしてね!
「私」 はいはい。
~数時間後~
「マスター」 ふぅ…結構集まったな。
「私」 そうですね。
数時間募集して5人集まった。
「私」 賑やかになるといいですね♪
「マスター」 さぁ、ギルメン集まったことだし……
マスターがこういう前振り言う時は……
「マスター」 無制限行って戦おうか!
……やっぱりな。
「私」 えぇぇ
「マスター」 さぁ!戦いたい人は俺についてきて!
張り切ってマスターが無制限へ走っていった。
今回はかなり短い話になってしまいました。相変わらず読みにくいですが、ここまで読んでくださってる皆様、本当にありがとうございます。