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新たな仲間

「ノクト」ふぅ…ようやく着いたな


和風式の豪邸が目の前にある。門をくぐり、白い小石を敷いていて、所々木が生えている庭らしき場所を通っていく。

少し進むと玄関の扉らしきものが見える。


「ノクト」少し降ろすぞ。


「私」だから立てますって!


そっと腕から降ろされ地面に立つ。


ガラガラとノクトさんがドアを横にスライドさせる。


「ノクト」ただいま!


ただいまと言うとすぐ私をひょいと持ち上げる。


「私」自分で歩けるのになぁ…


ふとノクトさんの顔を見上げる。ノクトが今までで見たことないくらい険しい顔をしていた。


「私」どう...しました?


「ノクト」......静かすぎる。


そう言われれば前に運ばれた時はもっと賑わってた気がする。


中に入っても誰も居ない。そこへ


「女の人」ノクト〜っ♪


笑顔でこっちに向かって来るのは背が高く、紫の髪でポニーテール、ピンクの淡い光を放つ花飾りとリボンの付いた杖を背負っているピンクの和風っぽい服の人だ。


「ノクト」咲!他の皆はどうした?


どうやら咲さんと言うらしい。


「咲」皆無制限に移動したよ♪動きがよりリアルになったから皆力試しってとこかな♪


ホッとノクトさんが安堵のため息をつく


「ノクト」とりあえず、ちょうど良かった。レンに回復かけてくれないか?


「咲」お安い御用よ!回復かけるよ〜っ♪


ホワッとした薄い黄緑色の光が私を包み込む。すると、さっきまで無かったはずの腕がいつの間にかある。


「私」か、回復ってすごい...


握ったり開いたりして手の感覚を確認する。


「咲」ね?凄いでしょ♪その驚いた顔や嬉しそうにしてる顔が見たくて、私はアコになったんだ〜♪


「私」あっ、ありがとうございますっ!


「咲」はい♪じゃあ私はそろそろ無制限に行くね♪ノクトやレンちゃん...だっけ?も来ますか?


「ノクト」レンどうする?


「私」すこし見学しに行こうかな♪


「ノクト」よし!じゃあ行こう!


嬉しそうにノクトさんが走り出す。


「私」まっ、待ってくださいよ〜!


私は必死にノクトさんの後ろを追いかける


「ノクト」あぁ、ごめんごめん!


急にノクトさんが立ち止まる。


「私」いっ!?


いきなりノクトさんが立ち止まったためノクトさんの背中にぶつかる。


「私」いてて...


顔面を強打した為、痛さに顔をさする。


「ノクト」ふっ...大丈夫か?ククッ...


ノクトさんが押し殺したような笑いをしている。


「私」なっ!何がおかしいんですか〜!


「ノクト」いや、俺の飼っている猫に反応が似ていたからさ〜


「私」ノクトさん猫ちゃん飼ってるのです?


フッとノクトさんが微笑む


「ノクト」あぁ!うちの子はとびっきり可愛いよ


「私」う、うちのミィちゃんだって可愛いですよ!


あれこれ話している内に無制限に着いた。


「私」わぁ…!


目の前には異変が起こる前の風景に近い光景が広がっていた。


「女の人」そこまでっ!


女の人の声とともに銃声が聞こえた。


「咲」あー!惜しいっ


「男の人」はぁ…はぁ…危なかった…っ


「ノクト」おー、やってるねぇ


にこやかにノクトさんが話しかけにいく。


「男の人」ま、マスター!


「咲」レンちゃんも来てくれたんだ♪


「私」はい!


「ノクト」信長をそこまで追いつめることが出来たのか!咲、成長したなぁ♪


少し癖っ毛の赤い髪に大きめの赤色の目、黒いシャツ?の上に白から赤色のグラデーションになっているロングコートを羽織っている。黒色のジーンズに白のベルト、黒い革のブーツを着ている。


な、なんと言うか濃い見た目を…


「信長」ん?こちらのお嬢ちゃんは?


私の存在に気付いたらしくこちらに向かってくる。


「私」え…あ、あの、私はレンと…


私の自己紹介を遮るように信長さんは目を輝かせて私の方へ手を伸ばす。


「信長」うわぁぁぁ!何これ!どうなってるの!?


信長さんは私の猫耳が気になるらしく耳を触りまくる。


「私」や、やめてください!く、くすぐったいですからぁぁ


私の声で信長さんはハッと我に返ったらしく…


「信長」はっ!?ごめんなさい!珍しい見た目の人がいるとつい…


「私」いえいえ、その気持ち私にもわかりますから!


「咲」次レンちゃんに変なことしたらお仕置きだからね?


咲さんが邪悪な笑みを浮かべながら杖先を信長さんに向ける。


「信長」ひっ!?冗談きついぜ…


「ノクト」まぁまぁ


ノクトさんが苦笑いでなだめる。


「ノクト」さぁて、そろそろ怠慢再開といきますかっ!


「皆」おぉ〜っ!


皆やる気満々のようだ。

読んでくれた方ありがとうございます♪相変わらずの駄文でもうしわけございません。今回投稿がかなり遅くなってしまい申し訳ございません(待ってる人なんていないか…w)(´・ω・`)1話1話がかなり短い為ちょっとした間にでも暇潰しに読んでもらえると幸いです♪

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