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行動

「Main」 はぁ…はぁ…っ…


私はギルドハウスのエリアまで全力で走り抜けた…


「Main」 …どうしよう……私レンさんを残して……


トボトボと自分のギルドハウスへ戻る


途中レンさんの笑顔を思い返す。戻ろうかとも思ったがその勇気は自分になかった。


「黒剣士」 おっ!おかえ…り?…レンさんは……?


「舞姫」 Mainさん何があったの?


「Main」 ごめんなさい……私レンさんをほって一人で…


泣きながらリーフホールであったことを話す。


「ルル」 そう…そんなことが…レンさんならきっとなにか対策を考えていそうだけど…


「黒剣士」 だっ…だよな!そうに違いない…


「Main」 ね…ねぇ、あの…皆でまたリーフホールへ戻っ…


コンコンっ


話を遮るかのようにドアのノックが聞こえる。


「黒剣士」 ………だっ…誰だっ!?


「ルル」 レンさんっ?


Mainさんが走ってドアの方へ向かう。


Mainさんがドアを開けると見知らぬ男が立っていた。


「Main」 だっ…誰……


ドテッとその場で尻餅をつく。


その男が玄関に入ってきて尻餅をついたMainさんに大丈夫かと言わんばかり手を差し出す。


容姿は白髪で少し長い髪、赤い眼、黒と赤の和服の男が立っている。


「ノクト」 大丈夫?…………ん、俺はノクトです。レンの知り合いなのですが……レンは居ますか?


ノクトさんがMainさんの腕を引っ張り上げる。


「Main」 ……あ…あの、ありがとうございます…レンさんは……


「ノクト」 …今出かけているのですか?


ノクトさんがきょとんと首を傾げる。


「舞姫」 出かけてるんじゃなくて…私達居なくなったマスターを探しにリーフホールへ行ったんです。しかし白銀の蝶の人達が来て………


「ノクト」 白銀の蝶か…荒らしで有名なギルドだったっけ…わかった。ありがとう!


そう言うとノクトさんは勢い良くギルドハウスから出ていった。



------------------------



「私」 ………っ


私は意識が戻りうっすらと目を開ける。


石造りの天井が目に入る。


「私」 ここは……?…何が起こったんだったっけ…


まだ意識がぼんやりしている。


「私」 …たしか私はリーフホールに。……っ!思い出したっ…


ガバッと起き上がる。


どうやら私が居るのはベッドの上のようだ。


「?」 よう、お目覚めかい?子猫ちゃん。


横から声が聞こえる。その声には聞き覚えがある。


「私」 …雷鳴!


私は大剣を手に取ろうと背中に手を動かす。


「私」 ん…?あれっ!?


私の大剣が無く周りを見わたす。


「雷鳴」 ククッ……子猫ちゃんの探してものはこれかな?


雷鳴の手には私の愛用している大剣だ。カインとズラクを斬った時に付いた血が乾燥してこびり付いている。


ひょいひょいと雷鳴が剣を振り、品定めするかの様に大剣を眺める。


「雷鳴」 へぇ、なかなかいい武器使っているじゃないか。レア度7の強化済みか…おっ、特別効果と属性もついているのか…道理で火力が高いわけだ。


※レア度は10まであり、特別効果は相手を状態異常にしたり自分の攻撃力や防御を上げるなど様々だ。


「私」 返せっ!


雷鳴に殴りかかるがひょいと避けられる。


「雷鳴」 おっと!必死だな。


その時部屋に入ってきた人影が見える。カインとズラクだ。


「カイン」 雷鳴さん!俺はその猫耳女に真っ二つにされたんだ。そいつがミンチになるまで切り刻まねぇと気がすまねぇ!


「ズラク」 カインの意見に賛成だ!


半分に斬ったはずのカインとズラクが声を荒らげる。


奴等がここにいるってことは死んでも復活するのか…

死なないことが分かり少し安心する。


「雷鳴」 まぁまぁ、ここで殺しちまうとギルドハウスに戻られるだろ?


「カイン」 でもよぉ!こいつと一緒にいたもう一人の奴に逃げられちまってんだぜ?救援が来るかもしれないし殺せるときに殺しておかないと!


「雷鳴」 救援来る可能性は高い…だがしかし、黒猫の夜会ってギルド聞いたことあるか?


「カイン」 聞いたことねぇけどよ…


「雷鳴」 しかも仲間を庇った子猫ちゃんも78と倒せねぇレベルじゃない、つまり、こいつのギルドの奴等に高レベルの奴は居ない。


「ズラク」 でも、ほかのギルドの奴らが来たら…


「雷鳴」 まぁ、それも一理ある…しかし可能性は少ない。もし来たとしても大手の奴等や強ぇ奴じゃない可能性の方が高いはずだ。


クスクスと雷鳴が笑っている。


「私」 何がおかしい…


キッと雷鳴を睨む


「雷鳴」 おっと…怖い怖い。…とりあえず…死なない程度に痛めつけるか。


雷鳴がニタァと不気味な笑みをこぼす。


……武器のない状態でどう戦おう


「雷鳴」 お前ら!死なない程度にだからな!殺すんじゃねぇぞ?


「カイン」 えぇぇ〜…まぁマスターの命令なら仕方ねぇか。


カインが残念そうに呟く。


「ズラク」 おう!今戻られても困るしな。


ズラクが元気良く返事をする。


「ルクア」 雷鳴さんの命令とあらば仕方ねぇややられたダメージ量を倍以上にして返してやろう。


ルクアが楽しそうに言う。


雷鳴、ルクア、ズラク、カインが私の前で武器を構えた。


相変わらずの駄文&超マイペース投稿です。

思いついたら即書き始めるのでおかしい文になってるところもあるかもしれません。

ギルド名とプレイヤー名はアヴァベルオンラインや他のオンラインゲームとは全く関係ありません。

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