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異変

「黒剣士」 僕はマスター、レンさん二人と戦いたいです!


「ルル」 私はレンさんと戦ってみたいです!


「Main」 私はマスターと!


「舞姫」 私もマスターと戦ってみたいです!後、少しレンさんとも戦いたい!


舞姫さん……私のオマケ感ハンパない言い方。


「私」 はい♪では順番に!


「「みんな」」 はーい!


「マスター」 俺と戦いたい奴は前に出て来い!手加減しないからなぁ?


ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべるマスター。やたらやる気まんまんだ。


「私」 はぁ……マスターがこう言ってますので、はい…戦いたい人は前に出てね〜


「マスター」 ふふっ………


「私」 …………


マスターの様子が少しおかしい。機嫌が悪いのかな?まぁ気にかけておこう。


「黒剣士」 僕が最初に戦います!


黒剣士さんが嬉しそうにマスターの前に行く。


「私」 ……では、合図します!


「私」 よーい……どん!


合図とともに二人が動き出す。


「黒剣士」 くらえっ!スローダガー!


遠くから黒剣士さんがナイフを投げる。

そのナイフが見事マスターに命中する。


「マスター」 …………


何かがおかしい…当たったのに痛がる素振りどころか、避けようともせず黒剣士さんに突っ込んでいく。

今までのマスターの戦い方では有り得ない。

そんなことを考えているとき、マスターが消えたように見えた。


「私」 ………っ!?


レベルによりスピードが変化するとはいえ、今まではしっかり見切れてたマスターの姿を目で追い切れない。低いレベルの黒剣士さんには消えたように見えるだろう。


「黒剣士」 ………?きえ…た?


マスターが黒剣士さんの手前まで来ているのが見えた。


「私」 避けてっ!


その声に反応した黒剣士さんが回避する。

見事にマスターがギアブレをした瞬間に回避できた。


「マスター」 くくっ……はははっ……!


マスターが狂気じみた笑みを浮かべる。その雰囲気はどす黒くなっている。


明らかにおかしい。いくら復活する身体とは言えこのままでは黒剣士さんもマスターも危ない。止めに入らなければ!


私はとっさにマスターの前に飛び出し両手剣をマスターに向かって全力で振るう。その瞬間


ガキンッ


剣の擦れ合う音が響いた。


「私」 ………っ!


手に痺れるような痛みが広がる。


……感覚も鋭くなっていないか?


手の痺れるような痛みなんて今まで感じたことなかった分、私は驚きで隙が出来た。


ザシュッ


何かの切れる音が聞こえた。


「私」 あ……ぐっ…


とてつもなく痛い……何が起こったのか理解できない。


痛みの先を見ると、私の腕がえぐられてる様な切り傷。傷からは溢れ出る赤黒い血液。


「マスター」 ………っ!


「私」 ……マス…ター?


「マスター」 おい…その傷どうしたんだっ……


マスターの顔がひきつる。もうさっきまでの狂気じみた、どす黒い雰囲気は無い。


マスターが自分の剣を見る。剣には私の血がべっとり付いている。


「マスター」 …俺が…やったのか…?


「私」 さっきまで…マスター変でした…から……


「マスター」 とっ…とりあえず回復薬…っ


マスターの声が震えてる。


それも当然か……今までこんな出血量私自身も見たことない。更に力も入らない。


ステータス異常は毒。


……どうやらポイズンダガーを当てられたらしい。


黒剣士さんはその場でショックからか動けなくなっていて、ほかのメンバーも唖然としている。


「私」 ………マスター戻ったし…私…拠点…に戻る…ね


「マスター」 レン…


大剣を片手で引きずりながら無制限を後にする。


とりあえず回復薬取りにいかないと…


どんどん力が入らなくなってくる。





~数分後~





暗闇に包まれていく意識の中、男女の会話が途切れ途切れに聞こえる。


「男性の声」 …………ン!?


「男性の声」 ひど………傷が……レ……だいじょ……か!?


「女性の声」 ノク………どうしたの?ひど………とりあ……治療………なきゃ…!


「男性の声」 助か………


「女性の声」 きっと……たす………はや………ギルドハウスに運ん………



抱き抱えられるような感覚。



そこで私の意識は途絶えた。




ここからオリジナリティが入ってきます!相変わらずの駄文です。(´°д°`)

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