皆の覚悟と犠牲
ナターリアも俺の隣に来て同様にギルザルゴ目掛け光を手から発した。
ギルザルゴの体に俺の炎とナターリアの光線が当たり体勢がぐらついてきた。
「ぐうう」
迎え撃つギルザルゴの発するパワーと俺達の火炎のエネルギーで周囲の空気の温度が凄まじく上がっていた。
「何という熱と空気の圧だ」
俺は言った。
「くう、この空気の圧がギルザルゴのプレッシャーみたいに強く感じる」
「もう少しよ快人君!」
「うおおお」
俺はさらに力をこめ火炎を放出する。
ギルザルゴはまだ屈しない。
「余はこの世界のエネルギーを全て操って司っているんだ笑わせるな」
「えっ⁉」
なんと空中の何もない所から俺に光線が発射された。
「ぐあ!」
勿論避ける準備もしてない俺の体に光線が当たり焼けた。
「快人!」
「うっ!」
今度はナターリアが光線に襲われた。
「はっはっは! 正面からの攻撃だけだと思ったか? 言ったろう余はこの世の全てのエネルギーを操れると」
また光線が飛んできた。
「ぐあ!」
当たり前だけど避ければ今の火炎放出体勢が崩れてしまう。
「くっ!」
マーガスは俺達の横に来た。
そして光線から俺をかばった。
「ぐっ!」
そしてフォルスターも来た。
「俺達がお前達をかばうから集中するんだ!」
「しかし!」
そしてラセル王子とキルビルとドクロコブラヒメも来た。
他の兵士達はまだ鉄球の下で支えている。
「我々はここで支える事しか出来ませぬ! 頑張ってください快人さん!」
俺達の放出するエネルギーと受けるギルザルゴのエネルギーのぶつかり合いはさらに凄くなった。
「余がどうせ押し切るがな」
「負けられないんだ。このチャンスを逃したら」
「あいつは二度と真っ向から攻撃を受けず避けに回るだろう。今しかないんだ」
それでもまだ俺達が押されている。




