絶望
さらにギルザルゴは強風を起こした。
「ぐわ!」
俺が吹き飛ばされただけでなく鉄球の下の皆にも風は伝わる。
「戦ってるのは俺なんだから皆を解放しろ」
「何故余が命令されんといかんのだ」
また風を両腕で起こすとギルザルゴは俺が地面に落ちる前に超能力の光線でキャッチした。
そしてそれの力で俺を床に激しく叩きつけた。
一回、二回。
さらに今度は床に落とすだけでなく壁に水平にぶつけた。
背骨が激しく痛む。
そこに目からの光線と口からのガスを両方同時に俺に浴びせた。
「ぐう」
兵達は叫んだ。
「もうやめろ! 我々が戦う! 快人様を解放しろ!」
しかしギルザルゴは完全無視した。
焦げた俺の体を今度は光線で上空に持ち上げたギルアルゴは今度は俺を捕えてる光に重い圧と熱を加えて来た。
「ぐあああ!」
「快人君!」
「ナターリア、幽体離脱するんだ。このままじゃ君も死ぬ」
「いやよ!」
「二回も死んだら生き返れないよ」
「フォルスター様! ここは任せて快人様を!」
マーガス、フォルスター、キルビル、ドクロコブラヒメの四人が飛び出したが皆ギルザルゴの光線でやられた。
「くそ!」
何と氷から脱出した海斗も出たが一撃で殴られ倒れた。
「私が行く」
アッサム様が行こうとしたが俺は止めた。
「駄目です、アッサム様までやられたら」
「しかし!」
俺を包む光線の圧と熱はどんどん上がっていった。
さらにギルザルゴは手を挙げた。
突如城の外の空から何か落ちる音がする。
「くっくっ、弾の雨を降らせて地上を攻撃してやった」
「ここまで強いのか」
「お前が負ければ地上全てに死の雨が降るぞ」




