高速炎弾
捨て身の戦法でも全然だめだ。
今まで捨て身の戦いでは結果を出せたから初めて壁と力のなさを思い知らされた。
「くっ!」
こいつに作戦等通用しない。
手数をどんどん出すんだ。
俺は松明型の火の玉を投げつけた。
一発食ってもギルザルゴは爆発は起きるが微動だにしない。
まだだ!
俺は渾身の力で火の弾を投げ続けた。
「くっ」
しかし食らわせても自分の力の無さを思い知るだけだった。
なら次はこれだ。
右手手のひらを前に出し、大きさは小さいが小型火の玉を高速で発射する技。
「高速炎弾」
これもアッサム様の元で身に着けた技。
大量の小さい火の弾が高速発射され、全てがギルザルゴに向かい集中する。
一秒におよそ十五発のスピードで超高速火炎弾を出す。
ギルザルゴは避けられない。
いやわざと受けているのか?
ドウンドウンと言う激しい打撃音が無数にギルザルゴの体でなるが効いた感じがしない。
当に百発は撃った。
でも撃つしかなかった。
腕がちぎれても。
「うおおお」
先が考えられない。
これが通じなかったらと言う恐ろしさもあった。
しかしギルザルゴは笑った。
命中してるにも関わらず。
「くっくっく」
。
これが俺の背筋を寒くした。
そしてギルザルゴは右手で煽った。
その風だけでギルザルゴは全ての弾を跳ね返した。
弾は全て俺に帰り、当たった




