大攻勢
俺達の攻撃を食いザンブラーの顔面で爆発が起きた。
「がうああ」
ザンブラーは顔をおさえ苦しみながら煙をはらった。
「ウーウー」
マーガスは言った。
「二人一つになるとあそこまで凄い攻撃が使えるのか!」
「ザンブラーが初めて苦悶の表情を見せてる」
ザンブラーはいらだった。
「くそがあ、苛立たせおって。こんな程度で! はああ」
ザンブラーは息を吸い込んだ。
「がああ」
そして口から火炎を俺達に向け放射した。
俺達は炎に包まれる。
「快人!」
「はあはあ」
息が切れザンブラーは炎を止めた。
しかし俺には大きな傷はなかった。
「なにいー!」
今度はザンブラーは目から光線を撃って来た。
火炎ほど派手ではないが速い。
しかし俺は連続発射される光線、計八発を全てかわした。
「がああ」
俺は隙を突きザンブラーの腹に白炎をたぎらせたパンチを思いきり叩き込んだ。
「ぐああ! おのれ」
ひるむ間もなくザンブラーは巨大な手でパンチを撃って来た。
俺は顔に食らったがあまり効いてない。
三発、四発と食ったが俺は踏ん張った。
「ならばこれだ。ロック・ブレイン達が言っていただろう。儂らは神の国に攻め込み神の力を奪って自分の物にした。これが儂の秘密兵器だ」
ナターリアは叫んだ。
「いけない! 今度のは凄い! 皆逃げて!」
「逃げるって言っても!」
「はっ!」
ナターリアは自分のエネルギーを皆に投げバリアを作り出した。
ザンブラーは笑った。
「娘! 知っているぞ! お前はかつて仲間にバリアを与え自分は攻撃を受け診断だったな! また同じ目に合うか!」
フォルスターは叫んだ。
「ナターリア! 俺達の分はいい! 自分で攻撃を防いでくれ!」
「ええ!」
ナターリアはバリアを出し俺はバリアに包まれた。
「あの時のトラウマはあった。でも今度は自分を犠牲にし過ぎないわ。今は多くの仲間、特に快人君みたいな信頼できる人がいる!」
「行くぞ」
ザンブラーが唱えると上空から黒色の十字架型の物体が大量に降り注いだ。
「何あれ!」
「神の力『十字架』を暗黒の力で変えたのよ」
「凄い威力だ」
「バリアが」
「そんなバリア壊してくれる」
しかしなかなかバリアは壊れなかった。
三十か四十発の十字架が降り注ぎバリアは壊れたがザンブラーの攻撃も打ち止めだった。
ところがザンブラーがいない。
「あれ!」
ザンブラーは隙を突いて素早く上空に移動していたのだ。
「死ね!」
俺は上空からの渾身の押しつぶしを受け床が破壊された。
「快人!」
「終わったな。ん?」
俺はザンブラーの足の下から支え持ち上げ返そうとした。
「な!」
「うおお!」
ザンブラーは押されダウンした。
「今だ!」
俺は右手から渾身の白炎、左手から超雷撃を放った。




