聖なる光
「生き返った……」
「ナターリアが」
敵も味方も呆然としていた。
現実にナターリアは生き返って、立ち上がってる。
霊だった時の彼女とは生命感も肉体の張りも全然違う。
気高いまなざしとカリスマ性が数倍になった様な存在感だ。
「うわ!」
ナターリアはまぶしく神々しい光を全身から放った。
「まぶし!」
「ぐわ! 目が眩む!」
「失明しそうだ!」
俺達はそうでもないが敵たちは凄い苦しんでる。
聖なる光か何かなんだろう。
パークは叫んだ。
「馬鹿者、ひるむな!」
「ひひい、生き返るなんて!」
敵兵たちはまるで神を見るようだった。
ナターリアは遂に口を開いた。
皆ごくりと唾を飲む。
「ありがとう皆。私生き返れたわ」
彼女は笑顔になった。
少し前まで凄い威圧感だったのに。
「後は私が」
「え? いきなり戦うの?」
「大丈夫」
「ふん、やってしまえ!」
怯えていた兵達はいやいやながらナターリアに襲い掛かった。
しかし彼女は手から出る凄まじい光で兵の目をくらますと同時に吹き飛ばした。
「うわあ!」
「何をしてる! 光を出しただけだ。ひるむな!」
「ひいい!」
敵兵たちは皆怯えている。
ナターリアは指弾の様に小さくて速い光を出した。
「ぐあ!」
小さいが凄く速い弾を連続で受けて一人の兵は倒れた。
隣の兵も同様に倒れた。
恐れながら迫って来た他の兵も皆さっき同様の光で吹き飛ばされた。
「おのれ! ならこれでどうだ」
パークは先程の様に口から毒ガスを吐いた。
しかしまるでナターリアの体を何かが覆ってるように届かない。
「何だ!」
「あ、あそこまでの力彼女にあったか?」
「いや、まるで覚醒したみたいだ」
そしていきなりナターリアは凄い速さで走り込みパークの懐に入った。
そして剣を一閃した。
「ぐあ!」
パークは腹を押さえた。
「や、やるな。確かに貴様の動き見えなかった。だが俺の体は鋼鉄より硬い」
パークはパンチで反撃に出た。
だがナターリアはかわして見せる。
何とナターリアはボディーブローを食らわせまわし蹴りを放ってパークを吹き飛ばした。
「ええ!」
パークはダウンしたが起き上がってくる。
「吹き飛ばされたが効いておらんぞ!」
続いてナターリアは火の玉の魔法を放った。
これがパークに直撃すると今度は火柱を起こした。
「ぐ、ぐおお! 確かに凄い威力だ。だが俺は死なんぞ!」
ナターリアは表情を変えなかった。
ナターリアは両手を前に出し見えない超能力の様な圧をパークにかけた。
「ぐ、ぐおおお! 効かんぞ」




