どちらの世代も大事
2月22日改稿しました。
アッサム様とドルイドの戦いはさらに熾烈を極めていた。
「なっ!」
ドルイドが驚くのも無理はない。
何とアッサム様は手で飛んでくる呪い弾を止めているのだ。
「馬鹿な! 物理攻撃や気功攻撃じゃないんだぞ!」
「同じ要領で止めてるんだよ」
「まだだ」
さらに激しくなる呪い弾攻撃。
しかしアッサム様は今度はバリアを作り防いだ。
「いささか侮ったか! だが」
しかし、今度は俺の精神に異変が生じた。
「狂え、アッサムを襲え」
声が俺の脳を支配するんだ。
「う、うおお」
俺はアッサム様を攻撃しようとする。
「よせ快人」
「と、止められない!」
俺はアッサム様になぐりかかった。
そしてアッサム様はかわせなかった。
「くっ」
何発も俺のパンチを受けるアッサム様。
「さらに!」
ドルイドは今度は俺に無数の呪い弾を撃って来た。
「危ないっ!」
何とそれをアッサム様はおれの前に出て身を挺して庇った。
「アッサム様!」
「ぐぐ」
この姿を見て俺は正気に戻った。
「く、師匠に手向かっておまけにかばってもらうなんて。俺はもう顔向けできないどころか生きてる権利ないすよ!」
「気にするな」
アッサム様は俺の体に手を当て呪い弾を吸い取る。
「そんな事したら!」
「いいんだ」
明らかに苦しんでるアッサム様。
「良くないです!」
「私はもう老人だ。死んだって良い。君の様な若者が未来を創るんだ」
「……いや、良くないです! 老人だから、若者だからとかじゃなくてどっちも死んじゃ駄目だと思います! 両方必要で生きなきゃいけないです」
「!」
「うおおお」
俺の腕からこれまでで最高の炎が出た。
「なら、二人共生き残りましょう! どっちかが犠牲にならず」
「わかった!」
俺とアッサム様は手を合わせレイ・ドルイドに強烈な炎を放った。
「う、うおおおお!」
レイ・ドルイドは炎に消えて死んだのか?
そして戻ると朗報が来た。
「ナターリアの遺体が見つかったそうです! しかしそこは敵が罠を張っています!」
「なら、取り戻しに行こう!」




