フォルスターの兄
俺は認めてもらえた?
遅れて皆入って来た。
「大丈夫か快人?」
「どうなったんだ?」
「容認だ」
アッサム様は言った。
「彼の力は分かった。弟子入り確定だ」
「えーっ。もう決まったんですか」
「早い」
「俺は少し時間かかりました」
「頭に手を乗せただけなんだ」
「それだけでわかるんですか」
「と言う事は凄い潜在能力があると」
アッサム様は言う。
「一年すれば魔王と戦えるよ。それと今もう一人の弟子が出かけてるから彼とも力を合わせる事になる」
「さっきも言いましたがもう少し短く出来ませんか」
「うーん」
「確かにそうだな。魔王軍の横暴は日に日に増している」
「さっきも言ったが勝つ確率は下がるが一ケ月計画をやろう」
フォルスターは言う。
「しかし俺と違い快人は凄い才能あるんだな」
「まだ実感ないけどね。この前パークに『お前は仲間に守られてる』って言われて気になって。それにナターリアに頼りっぱなしも良くない」
そこへ呼び鈴がなった
「お客様です」
そこへ二人、二十歳前後の戦士らしき男が入って来た。
「誰」
「兄者!」
フォルスターは言う。
「フォルスターのお兄さん?」
「長男のウイリアムスと次男のケーク」
「あの凄く厳しいって言ってた?」
「フォルスター、お前が有名なアッサム様に修行を受けたと聞いてきたんだ」
「で具体的な用は?」
「兄弟で一番弱かったお前が魔王と戦うと聞いてどんな感じか見に来た」
「俺はアッサム様の修行で前とは変わったんだ。仲間の死がきっかけでな」
「俺達にも勝てると」
「劣ってはいない」
さっきから兄二人はあまり良い顔をしてない。
何かあるんだろうか。
「じゃあ、帰る」
と言い二人は去った。
「あの二人笑顔が全然ないな」
「フォルスターと会って全然嬉しくなさそうだけど」
「俺だけが勇者パーティに選ばれてすごく納得いかなかったらしいんだ。それで」
フォルスターは回想した。
「俺達はお前の敵に回るかもしれん。あるいは殺す」
「えっ!」
「どうも相続が絡んでるみたいなんだ」
「骨肉の争い」
「俺は兄二人に逆らえなかった。で自信を付けようと思った」
アッサム様は言った。
「さて、今日から修行に入ろうか」




