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少年戦士と彼に憑依した女勇者の二人三脚行脚(連載版)  作者: 元々島の人


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屈辱と一歩

2月12日改稿しました。

 多分、幹部最強のサージェント・パーク。

 俺の力が通じるのか。


 自分でもわからない。

 しゃにむな勢いで、まぐれとも言える巨大炎が俺の手から発せられた。


 炎は一直線にパークに向かう。

 そして光線にぶつかり合う。


 炎は光線を押した。

「まさか! 光線だけでは抑えられん?」

 と言ったパークは突如地鳴りの様な叫び声を上げた。


「うおおお!」

 あまりの迫力にさすがに俺はたじろいだ。

 まるで人間と魔獣の叫びが合わさったみたい。


「何と言うまがまがしい叫び!」

「気迫で快人の炎を押す気か」


 何とパークは近くの人々を目や角の光線で撃って殺した。

「な⁉️」

「俺は恨みは忘れん」


「恨みって!」

「やめろ! 相手は俺だけだ」


 さらに雄叫びは続く。

 だけど、気迫だけは負けたくない。


 だけどはっきり言って俺はびびっていた。

 どうやったらあんな魔獣みたいな叫びを出せるんだ。


 俺に格の違いを見せるため?

 俺は必死に炎を出し続けた。


 パークは胸で吸収し溜めた太陽光エネルギーと剣から出る光を合成してバリアを作った。

 これはかなり防御力が高そうだ。


 膠着状態。

 しかもパークはバリアに余裕がある。

 兜の角も牙も光りエネルギーを発している。


 やがてパークは巨大な剣を火に突っ込んだ。

「剣で炎を切る気?」


「うおお!」

 パークは遂に剣で炎を切り割った。


 町の人達は怯えた。

「ひええ!」


 炎が消えると剣を構えたパークは仁王立ちしていた。

「さすがは最強クラスの戦士!」


「ぬ?」  

 しかし散った炎は剣と鎧に傷をつけ焦がした。


「やるな」

「……」 


「だが図に乗るなよ小僧、貴様など仲間に守られているだけだ。力はわが軍の兵士一人にも劣るわ。炎が少しつかえるだけでな。戦いとはな、殴り合いきりあい血を流し強くなるものだ。貴様はただ後ろで援護しているだけだ」

「……」


「また会おう。ドクロコブラヒメ、引き上げるぞ」

 何も言い返せなかった。


 確かにマーガスとフォルスターに守られて後ろにいるだけだ。

 それにナターリアにも。

 

 この日の屈辱が俺の第一歩だった。 

 後、恨みは忘れない、と言うのが気になった。

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