安定感と偶然についての考察。(←カッコつけて難しそうなタイトルを付けてみましたけれど、なんにも考えてないです☆)
胃がイタイです……。どうしてイタイんだろう?
そりゃあ無職で次の仕事も決まらなくて中年の独身で一人暮らしで支払いはアレコレあるし、頼みの綱の小説の話もぜんぜん進まなかったら、胃がいたくなるんじゃないの?
ほんとですね……。それで平気だったら逆に問題ありですね! じゃあこの痛みは正常な(?)痛みということで!!
皆さまからのご感想やご返信にいつも感謝しております☆ たくさんしんどいことがあっても、皆さんがいてくださるから乗り切っている今日この頃です♪
その中で「安定感のあるエッセイを書いてらっしゃる」と書いてくださった方がいらっしゃいました! 一度も言われたことのない「安定感」に狂喜乱舞しました! ありがとうございます! オタオタヨロヨロしている人生で初めて言われました! すごくうれしかったです!
うひょおおおおお!! そう言って喜んでいたのですけれど、やはり馴染みのない言葉なので落ち着かない気持ちになる。この落ち着かない気持ちの原因はなんだろう?
ニュアンスから察するに誉めてくださっていることは間違いない。そしてわたしも誉めていただけて嬉しい。それなのに落ち着かない……。そもそもわたしは安定したエッセイを書いているのだろうか?
〇安定とは
激しい変化がなく、物事が落ち着いた状態にあること(OXFORD LANGUAGESより引用)。
おかしいぞ……。バイトを辞めたりMr.Gと戦ったり、編集さまから前代未聞と言われたり、足の骨が潰れそうとか胃がイタイとかいう状態を「落ち着いた状態」とは言わないはずだぞ? けれども誉めてくださった方の言いたいことは、わたしはわかる気がするのです。わかる気はするけれど、その方はお優しそうなので何かをオブラートにくるんで下さっている気がする……。 何がオブラートにくるまれているのだろう??
しばらく考えてわかりました。お誉めくださった「安定感」の前に、とある語句がつきます。その語句とは…………、
「バツグンの不安定感」です。きちんと書きますと「バツグンの不安定感が、安定している」。つまり不安定な状態が、安定してずうっと続いている……。いやあああああああ!! 自分でもちょっと気になっていたのですよ! 次からつぎへとトラブルが起こって、台風の中の木の葉のように振り回されてボロボロになっている自覚は、うっすらとあったのですよ! けれども自分のことだから大げさに考えているだけだろうと楽天的に考えていたのですけれど、冷静な第三者の方から見ても安定してヤバイんだああああああ!!
もちろんお話のネタにはなります! なりますけれど、しんどい!! 一つひとつを順番に解決できていればいいのでしょうけれど、このところ立て続けでございます! どうしたらいいのかわからない!! いったいどうすればいいんだ!?
まぁ、なんとかなるでしょう(← あきらめた)。ナナメ上の神様がなんとかしてくださるでしょう(← 丸投げした)。以前だって奇跡的なタイミングでバイトが見つかったから、今度もなんとかなるでしょう。
考えていたお話のプロットがボツになったので、新しいお話の勉強を始めました(涙)。お勉強はニガテなのです(涙)。自分でもすげぇなと思うのですけれど野生のカンが働いていたようで、ボツが決定した瞬間、手元には取り寄せに時間のかかる新案用の資料がすでにありました……。いったいわたしは何を察して準備していたのだろう(涙)。
そして城址の地図を眺めていると、その城の由来が書いてあった。その城に関連する人物は、拙書のメインキャラです。そんなことまったく知らなかったので驚きました! なんであなたがここに出てくるの!? しかも年代もドンピシャ!!
ほかのお勉強をしていた時に、とある国が他の国へ攻め入った理由を考えていました。〇〇という理由だったらいいなぁ~! そしたらお話を書くのにすごく都合がいいんだけどなぁ~! そうは言っても史実を捻じ曲げて書くことはできません。しょうがない。実際の理由を調べてみて、整合性のとれる別の解釈ができないか考えてみよう……。メンドクサイし、難しいなぁ! ため息をつきながら調べてみると……、
私が考えていた都合の良い理由と史実が、完全に一致していたのです……! あれはビックリした! まさか完全一致するとは!!
こういうありえないミラクルが、わりと頻繁に起きます。以前のエッセイに書いた、私が成人した後に初めて存在を知った叔母(←これもどうかと思う)と偶然会ったことがあります。叔母の存在を知ったのは私が福岡県在住だった頃で、叔母は大阪在住です。付き合いがなくなって数年後に、偶然電車の中で叔母を見かけました。当時はわたしが偶然大阪で暮らすようになっていて、わたしが電車に乗ることなんて滅多にないので、ものすごい偶然です。声をかけようか迷いましたけれど、あまりにもありえないシチュエーションだったので私が叔母を尾行していると誤解されるかもしれないと声をかけるのをやめました。だって偶然が重なったなんて言っても、ぜったい信じてもらえないと思う……。
バツグンの不安定感が安定しているのは、ありえないミラクルが次々と起こるからでしょう。イイコトもそうじゃないことも、次からつぎへと起こる運命なのでしょう……。運命なら仕方ないですね……。次は良いミラクルが起こるように願っています。胃に穴が空くまえに、イイコトがありますように☆
そして皆さまにも、イイコトありますように☆