プロローグ:間接証明
殺し屋Aと殺し屋Bの会話
「最近どうだい?」
「上々だな。依頼者の数は変わらんが、担い手が減らされてるから仕事に困らん。」
「シルバーブレッドの事か? 本当に実在するのか怪しいが……」
「そうだな。まぁ、今度の仕事ではっきりするさ。」
「死んだら実在すると考えるからな。」
「構わないさ。それよりも、新人に負けるなよ。」
「かなりの殺り手らしいな。名前は確か…………」
「「ジャックポット。」」
大人気サーカスの花形スターの妹へのインタビュー
お兄さんはどんな方ですか?
「兄は昔から何でも出来る人でした。私が1週間も掛かって覚えたことを、3時間で出来る様になりましたから。」
嫌いになりませんでした?
「小さいころは嫌でしたが、今では最高の兄だと思っています。ただ、心配な所がありますねー」
と、言いますと?
「何というか、死を恐れないんです。どんなに危険な事をしても失敗しても生還したせいか、妙に変な自信がついてしまって・・・」
それは心配ですね。
「えぇ。この間なんて、《俺は神に愛されてるぅ!》なんて言ってて。あと他にも、急に居なくなったり誰にも行き先を言わずに出かけることもあって・・・・・・」
困った人ですね。
「はい、困った人です。それ以外は最高の兄で唯一の家族です。」
ヒロスディおばさんのお節介なお喋り
あなた、この家の人の知り合い? ここの家族なら、亡くなったわよ。もう何年も前かしら。家族で出かけている時に、交通事故でね。お子さんが一人だけ、助かったんだけどね。性格も暗くなっちゃって。家族のいるところに行きたいのか、自殺を何度も図ったらしくて。どれも失敗したから、今も生きてるとは思うんだけど、どこにいるかは、分からないわねー。本当に運が良い子なんだけど、それのせいで不幸なのは考えものよね。ココだけの話、自殺の失敗も、運が良いせいらしくてね。手首を切ったらちょうど空き巣が入って助けられたし、盗んだ拳銃には空砲しか入ってなかったり、首を吊ろうとしたら天井が抜けちゃって、睡眠薬を飲んだら悪い医者に掴まされた偽薬で効かないし、小屋に火をつけたら消防車がちょうど通りがかったり、で。まぁ、律儀に迷惑をかけたってことで、同じ方法で自殺を図らないと言ってたらしいわよ。ホント、神様というか死神に嫌われてるのかもね…………。あらゴメンナサイ、私ばっかりベラベラ喋っちゃって。息子にも何度も指摘されてるんだけど、治らなくてねー。あそうそう、息子と言えばこの間ね。(省略)
ウソつき呼ばわりされた子供の日記
○月×日、きょう、おそとであそんでいたら、おさむらいさんにあいました。きれいなきんぱつとあおいめでした。ごはんをたべられるところはどこかきかれたから、ぼくはパパのおみせをおしえてあげたら、ありがとうといってくれてうれしかったです。
そのあと、カーボーイさんにもあいました。きれいなかみもめも、くろかったです。となりのいえのチェンおにいちゃんと、にてました。ごはんをたべられるところをきかれたから、ぼくはパパのお店をおしえてあげました。おれいにじゅうをみせてくれました。かっこよかったです。
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