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転と閃のアイデンティティー  作者: あさくら 正篤
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356 取り引き

「お前等、話がある」「はい?」「何でしょう?」


 夜中、まだガオウが起きていた女性2人を自分の下まで呼びつける。


 そして・・・顔を近付けて話をした。


「ええっ?!」「は?」


 驚く部下に少年の様なとても楽しそうで柔和な笑みを見せた。


 ・・・・・・

 ・・・


 翌日。思った以上にガオウが引き連れて来た部下は多く、今朝も増員として数十名が到着した。

 そして代わるように一部を護衛兼案内人として、保守派と盗賊に襲われた旅行者達を連れて行く。

 残った者達には周辺の警備と見回り、復興を手伝う様に指示された。


「まあ、お前等なら数日で終わらせられるだろう。町の裏の山の穴も念のため修復しておいてくれ」「それってガオウ様が起こしたモノですよね?」「仕方ねえだろ。アイツ等が大人しくしてりゃあ、あんなことになってねえんだから」「「「・・・」」」「はぁ・・・。分かった。お前達の酒盛り分はワシが払ってやる」「「「♪~~~!!」」」「ったく。こういう強情な所は誰に似たんだか」「ガオウ様の賜物ですね」「私達も頂かなければ・・・」「お前等・・・。いい根性するようになったな」


 呆れるトップを差し置いて、部下達の気合いは分かりやすい形で現れた。


「言っておくが・・・国庫からだからな。あまり使い過ぎると後で泣きを見るぞ?」「ガオウ様の奢りでは・・・?!」「何を言ってんだ。そこにはワシの金も入っているだろうが」「「「・・・」」」


 分かりやすく減退した。


「・・・現金過ぎるのも考えモンだな」「「アナタが言う事ではありません」」


 腕を組んでいたガオウに女性が思わずツッコんでしまっていた。


〔・・・この世界のトップというのはこんな感じなのでしょうか?〕「(国は人が動かしてるんだし・・・まあ、範疇内なんじゃない?)」(はんちゅう?)〔しかし・・・何というか、思った以上にガオウと部下の間にはただの上下以上の信頼関係がありますね〕「(それも・・・人柄か・・・)」(なんか大きい人なのに、面白いよね)


 ゼクはどうやらガオウが割と気に入ったようだった。

 豪快な人は周りをも巻き込む。ただ・・・上から一方的に押し付けるわけじゃなさそうだ。そう言った人間的な所が信頼に繋がっているんだろうなとジン達もガオウという人物から判った事だった。


「うし。まあこっちはいいだろうな。ぅふふふふ」


 興奮が抑えきれないと腕をグルグルと回し既にウォームアップを始める。


「・・・本当にされるのですか?」「いくら何でも・・・」「疑ってんのか?あっちから持ち掛けて来た提案だぞ?・・・乗らない手はないだろう」


 その楽しみで仕方ないといったギラギラした目がジンを捉える。


〔見られてますね~〕「(仕方ない。どこまでやれるか分からないけど・・・。頑張ってみるよ)」(うん。ジン・・・勝ってね・・・!)


 ジンとは違い、ゼクは握り拳を作り気合いが入っていた。


「ガオウ様~」「ガオウ様~、ありがとう」「さようなら~」「おう。もう怖くはねえからな。今度は自分達が強くなれよ~」「「「は~い」」」


 元気に話しかけてくる子供達に手を振った見送る。

 そして、乗り物の動物を引き連れた最後方の部下が近く付いて来る。


「それでは、我々はこれで」「ああ。しっかりと護衛をしろよ」「はっ」


 頭を下げると、動物に跨ってゆっくりと走らせ、前方を行く仲間と旅行者達を追いかけた。


「・・・さて。・・・お待たせ。ワシらも行こうか」「・・・」


 軽くため息と共に頷いて答える。


「・・・本当に大丈夫なの?」「分からない」「こっちだ付いて来てくれ」


 ガオウは部下に後を任せ、ジンと女性達を連れて街を出て行く。

 人が見えなくなるまで歩いてきた頃、隣にある険しい崖山を指差した。

 ジンが頷くと、その崖をほぼ垂直に飛び跳ねていく。


 僅かな凹みや岩を足場に更に上空へと飛び跳ねたガオウ。

 ジンも、荷物を持ち直すとその後に続き飛び跳ねていった。

 後方の付いて来る気配に思わず口端を吊り上げつつ、加速する。


「「・・・・・・(はっ)」」


 予想外の出来事に呆けていた女性2人も慌てて、追いかけるのだった。


 ・・・・・・


 山や木々、崖を飛び越えて数分程、走った所でガオウは1つの山の中腹へと辿り着いた。

 そして、目の前の反りたった壁に手を触れると、波紋が生まれ彼をその中へと吸い込んだ。

 もちろんジン達もそれに続く。すると目の前にやんわりと暖かく光るワープポータルが置かれていた。


「学園の生徒だったな。だったら分かるよな?」


 そう言ってポータルに触れ、転移した。ジンも続き、転送と念じた。

 息が少し上がっている女性2人もその後に続く。


 転送された場所はワープポータルがあるだけの何も作られていない白い空間だった。


「こっから一気に飛ぶぞ」


 再びポータルに触れたガオウが何やら操作する。するとその場の全員がまたしても転送された。


 ・・・・・・


「・・・!」


 周囲を見回すと、山に囲まれた広大な平地へと飛ばされていた。

 後方には見たことない大きさのワープポータルがあった。そのデザインはどこかファーランで見たトーテムポールに似ている。


「ここは特別に作らせたワープポータル内だ。まあ、ワシの遊び場代わりだな」


 ゆっくりとポータルから離れ、準備運動を始める。


「そういや、紹介が遅れたな。ワシはこのレツガイスで一応トップを務めてる。ガオウだ。あっちにいるワシの側近をやっているのが、ヨーチェとクォトンだ」「ど・・・どうぞ」「よろしく・・・お願いします」「なんだ・・・。あんなことで息を上がってんのかよ。体力が落ちたんじゃねえか」「老師が、スピードを上げたからです」「上がり過ぎなんですよ」「おいおい。そこの坊主は全然・・・っと、こりゃあ失礼だったな」「ジンです」「ジン・・・。そうか覚えておくぜ」


 平然としているジンを未だ信じられないという顔で見ているヨーチェとクォトン。


「あ・・・すみません。ちょっと荷物を」「ああ。それならこいつ等に持たせておけ」「・・・すみません。荷物をお願いします」「は、はい・・・」「分かりました」


 荷物を預けるとゆっくりとジンはガオウの正面へと移動する。


〔ゼク。あなたも彼女達の傍へ〕(わかった)


 するすると2人の傍へと飛んで行き、振り返ったその瞳は友達の勝利を信じた目だった。


「さっきのでまあ、力があるのは分かった。次は実力を見せて欲しい。先ずは・・・さっきより早めのスピード勝負と行こう」


 首をコキコキ、手首を回し、軽く腰を落とす。ジンも落とした瞬間だった。

 いきなり、猛スピードでジンの横をすり抜けていく。

 ここまで飛んできた時の軽く3倍・・・4倍のスピードで駆けていた。


「ふぅ~・・・」


 ガオウの走り抜けた後に続く様に土煙が上がる。

 四方八方からジンの横をすり抜けて走る彼に、息を吐き体内マナを巡らせると・・・同じく消えるように加速した。


「「「!」」」


 驚く3者。女性達はそのスピードに一瞬、見失ってしまい動揺した。

 ガオウと違い、ジンの動きには土煙という跡があまり見えないからだった。

 それに対し、彼は違った。


「(速え・・・。体が小さいから衝撃が少ねえのか?いや、それにしたって・・・こりゃあ・・・)」


 思わずさらにニヤけてしまう。走っている自分の横を追い抜かれるが、それすらテンションを上げる材料でしかなかった。


「ははっ!まだまだー・・・!」「・・・」


 ガオウから発せられる風が強くなり、衝撃波が生まれる。


「「・・・!」」


 耐える事は出来る2人。しかし、そのスピードにとうとう目が追い付けなくなった。

 僅かに視認できる残像以外、何処にいるのか分からなかった。


「(これすら追いついて来るのかぁ・・・!)」


 平然と追走してくるジンに嬉しくて仕方ないガオウ。


 ズザアアアア・・・!ボフン!ズザー・・・!


 先にダイナミックに止まるガオウ。その急ブレーキの衝撃波で軽い小爆発を起こした様な土煙が上がった。ジンも停止するがこちらは僅かに滑った足跡を残す程度だった。


「「・・・」」「・・・ぷっ。あっはっはっはっはっはっはっはっはっは・・・!」


 呆然とする2人を置いて盛大に笑った。


「いや~追いかけっこは、もういいだろう。それだけでも十分な脅威は伝わった。今度は・・・実践と行こうじゃねぇか・・・」


 魔力が体からゆっくりと湧き出してくる。


「質問なんですけど?」「あん?どうした?」「・・・老師ってあの人達が言ってましたけど・・・。ガオウさんは王なんですか?それとも老師?」


 ヨーチェ達を見てからもう一度、目の前に男へと振り返る。

 それに対し、ガオウは軽く頭を掻いた。


「ああ~。老師っつうのは・・・まあ襲名みたいなもんだな。ワシが先代から引き継いだからだろう。まあ女でトップに立った若い奴が老師って名前を付けられたらさぞ嫌がるだろうな。その時は言い方が王にでも変わるんじゃねえか?」「・・・老師ってのはやっぱり見た目」「違うぞ坊主。ああいや、ジン。ワシの場合・・・この獣人としての毛深さも理由の1つだからな。ワシはこれでもまだまだ若造だ」「「・・・」」「あっちは違うっぽい顔をしていますけど」「だあーっ!お前等、ワシを見た目で決めつけるなといつも言っておるだろうが!ワシの場合、お前等で言う所の30代後半といった感じなんだぞ」「「・・・」」「信じろっつうの!」


 半眼になり、明らかに信じていないのが感応が発動しなくても分かる。


「・・・髭とか剃ってみません?」「・・・」


 自慢ではないが、修行の過程で伸びてしまったヒゲに多少の愛着の様なモノが湧いていたガオウ。癖で触りながら、流石に本気で考える。


「(部下にもそう思っている節はある。・・・民衆もそうか。威厳っつうのには良いが。流石にワシも・・・)考えておこうかな・・・」「「!」」


 呟いた言葉が届いたのか不明だが衝撃を受けているヨーチェとクォトン。


「本当ですか?!」「いつもいつも。年寄り扱いするなとヒゲを触っていたから、てっきり冗談かと・・・!」「・・・」「(あ、マナが少し減った)」〔気にしていたんでしょうね〕


 豪胆なガオウも、流石にダメージを受けていたようだった。

 そんなつもりで聞いた質問じゃなかったが精神ダメージを与えてしまったようで反省する。


「すみません」「いや・・・。そうだな、ここいらでスッキリと行こう」「えっ!」(ええーっ!)


 豪快というか何というか、思い立った途端に手刀で自分のヒゲをバッサリと切り落とした。

 50センチ近くあったモノが斜めに10センチ前後まで落ちていた。


〔無茶苦茶ですね〕「最初からそうやっていれば若く見えますのに・・・」「後で髪と一緒に揃えましょう」


 驚くジン達を置いて、2人の意見は``ようやくか``といったモノの言いようであった。


「・・・ふむ。無いとやはり寂しく、スウスウしてしまうな」


 自分の手元のヒゲと、顎の感触を触り少しだけ寂しさを感じている。


「・・・ま。やってしまったもんはもう遅い。続きだ続き」


 愛着はどこへやら。自分のヒゲを適当に放り投げ。再び魔力を吹き出して腰を落とした。


「今度は戦闘技術を見せてくれ。当然・・・戦えんだろ?」「・・・」


 ジンも重心を落とし、棒を生成する。


「魔力生成・・・。(もしもか決め手に使う方法。魔法使いか?)」


 ジンの全体を見る。そして薄っすらと感じられる魔力を探る。

 思わず舌打ちしそうになった。だがその表情は徐々に最初の楽しみなモノへ戻ってくる。


「(魔力量が極端に小せぇ。さっきよりは膨らんだはずなのに見えねえか・・・。は、こんな使い方があるとはな)はは。それだけで良い情報だ・・・!」


 ゆっくりと前傾姿勢になり始める。


「(どれだけの実力か試させてもらうぜ?)」


 ボン!


 踏み込んで飛び出した足場の土が大きく抉れる。

 そこから来る巨体の破壊力をまだ10にも届いていないだろう子供に叩き込んだ。


 ガアアン・・・!


「っ」「(ニヤァ)」


 受け止めたジンに口端を吊り上げ、反対の手で頭上から振り下ろす。


 ズガアアアアアアアンンン・・・・・・!!!!


 地面を砕くガオウの拳。ジンが咄嗟に避けたのを目で追い、飛び出した。


 ドガン・・・ガガン、ガゴドガドゴガゴバゴ・・・・・・!!


 体の芯に来るような音と衝撃波をヨーチェとクォトンはポータルの近くで受けていた。

 彼女達の目には土煙をあげる戦闘中、時折見える2人の影とその後に抉れ吹き飛んだ地面に唖然としてしまっていた。


 みるみる変わる平地だったガオウの修行場。


「・・・これ、本気?」「いえ。まだでしょう。・・・でも・・・」


 全力を出した自分達2人相手ならもう一段階上の力を出してくれる。

 だからといって、1人で相手して数秒持てばいい程度。それを子供が平然と喰らいついている。

 それだけでヨーチェとクォトンの中の常識が崩れてしまいそうだった。


(いけー!ジン、そこだー。負けるなー)


 彼女達と違い、マナを通っているゼクにはジン達の姿がしっかりと見えていた。


「(思った以上だ!これなら・・・)」「っ!」


 拳を受け止め、手元で回転させつつ懐へと滑り込み切り払うつもりだったが、ガオウはその場で宙に跳ね、体を捻り右回し蹴りを叩き込んだ。


「何も蹴りを使わないとは言ってないぜ?」「っつ~・・・」


 咄嗟に受け止め、直撃を避ける。


 ゴガン・・・ズッザ――――――――・・・!!


 踏ん張ったつもりだが、体の軽さにバウンドして後ろへと吹き飛ばされた。

 滑りながら自分の空いた手を軽く振る。


「(痺れたー・・・)」〔かなりの破壊力のようですね。もう少しあげましょう〕「(だったら絞らなくてよくない?)」〔同等でどこまでやれるか知っておかなくては〕「(・・・ほんと大変だよ)」


 心の中で愚痴を漏らしつつ、出力を上げた。

 マナの巡りが早くなり、質が1段上へと変化する。


「!」「どういう事?」「分からないけど、何かに気付いた?」〔・・・流石ですね〕


 ほくそ笑むサポート。

 見た目的には変化をほとんど変わらないが直感が危険と判断。咄嗟に距離を開けた。


「(あぶねえな、全くよ~)」


 そう思いつつも表情は笑っていた。


「(ワシの攻撃が通じてないわけでもねえ。だが攻めきれてねえのが現状か)」


 チラッと自分の腕と服を見る。見え辛いが薄っすらとアザが出来ていた。服は避けたつもりだったが紙一重が原因で一部弾け飛んでいた。


「(生成の割には全く罅も入らねえ。先にワシの心が効きそうだ・・・。さぁてどうしたもんか。あの魔力・・・体に異変はねえが。ヤバいのは確か・・・)っ!」


 ふと自分の思考が、受け身に入っていた事に気付く。今までどんな相手を想定して、磨いてきたか。

 そこにただのじゃれ合いを求めていたのかを思い出した。


「・・・」


 ずっとどこかで、いつかは戦ってみたいと思っていた。それが・・・奇しくも奇妙な出会いで疑似的とはいえ、実現している。


「はっ。(ボソ)だったら、手を抜くのは・・・オレの流儀に反するな」「「「〔(?)〕」」」


 戦闘態勢を解き、ゆっくりと立ち上がったガオウに全員が疑問符を浮かべる。


「すまなかったな。ワシの我が儘に付き合わせてしまってな」「・・・何を言っているのでしょう?」「さあ?・・・ただ、なんとなく嫌な予感」


 2人がそう思った瞬間だった。


 ッボゥン!!


「「!」」


 彼女達が見たのは、天を貫く勢いで魔力を発する老師の姿だった。


「小手調べは・・・お終いにしようか・・・」「(普通に戦った方がいいんじゃない)」〔・・・もう少しあげましょう〕


 強情な相棒に文句を言いたくなるが、意識を逸らすわけにもいかず、ジンは武器を強く握って構えた。


「・・・行くぜ?」「どうぞ」


 言葉を聞いた瞬間、ガオウはジンの目の前まで来ていた。


 ガゴドゴガギドガドガガゴドゴ・・・・・・!!


 先ほどとは一線を画す戦闘だった。上がる土煙、衝突音がハッキリと遅れて見物人に届いて来る。

 しかもその音が、何処で戦い発した音なのか分からない。


「見える?!」「全然!どうなってるの?どっちが勝ってるの・・・?!」(ジンー、押せ押せー!)


 見えているゼクの応援の通り、僅かにジンが優勢だった。

 しかし、必ずしも優位というワケではない。技術では明らかに洗練されている相手側の方が上だった。純粋に勝っているのは身体能力の高さによるものだった。


「(驚いたな。これでも負けるってのかよ・・・!だったら)はぁぁああああああ」「っ!」


 膨れ上がったガオウの魔力が急速に圧縮されていく。

 道着の様な服に紋様が浮かび上がり、手甲と脚絆の様なモノが圧縮された魔力を形作った。


 換装スタイルである。







  【ジン・フォーブライト(純、クリス)】8才 (真化体)


 身体値 118

 魔法値 145

 潜在値 153


 総合存在値 237


 スキル(魔法):干渉、棒術 5、マナ零子 5、感応 4

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