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転と閃のアイデンティティー  作者: あさくら 正篤
315/473

311 少しのお別れと慣れきれない空気・・・そして、新しい出会い?

「色々とお世話になりました」「いえいえ。とんだ目に遭わせてしまい、こちらこそ重ね重ね申し訳ない」


 騒動から4日。予想以上に滞在が伸びてしまったが、ガジェット達一同はエンタールモットへと戻る事となった。

 現在、見送りにジン達が泊まっているホテルまで訪れたモナメスの代表ユークリッド王、キュレム学園の学園長レティシカ、教頭のネミリアが最後の挨拶に来てくれていた。


「ジン君・・・。夏休みは長いんだしもうちょっとだけここに残ってもいいんだよ?」「・・・ユティ」「ダメ。エンタールモットに私達も用事があるの」「ん(コクリ)。一緒にいなければいけないのは私達・・・」「んんー・・・」


 呆れる(レティシカ)を放って、ユティはジンがまた別れてしまう事に頬を膨らませていた。そんな状況にジンはもはや反応することが地雷と感じ人形になりかけている。

 そんな人形の腕を両側から掴んでいるリエナとパミル。


「(この子・・・。精神年齢が・・・)」


 妹の行動が少し心配になる姉。


「はっはっはっ。朝から囲まれてホント羨ましい限りだよ」「ちょっとベラール様」「そういうのは止めた方が良いですよ~」


 ジンの方へと歩いて行くベラールに少し離れた所から小声気味に注意するアミルとルチル。

 しかし、そんな事などお構いなしのベラールはジンを引っ掴んで首を回した。

 その時、強制的に話された事で今度はリエナとパミルがベラールを少し口を膨らませて睨む。


「ユラウレムさんも申し訳ないね。こいつ等が・・・いつもしゃしゃり出てしまって」「あ、いえ。そんな事はないですよ?ベラールさん。こうやってあなたも含めて気さくに話してくださる方って、少ないので・・・」「へぇー。やっぱりそうなんだ」「ええ。出来れば今後は私の事はユティって呼んでくれると助かります」「そ・・・それは、考えておきます」「「・・・」」「な、何だよ」


 急に、遠慮した反応に訝しみ顔を覗き込む従妹達。慌てた様に声を出しつつ、ジン達から離れたベラール。しかし彼女達の無言の追及は続いている様で、どんどん離れて行く彼の後を付いて回る。


「おい、しつけーぞ」「「・・・」」「だから、その顔を止めろ!」「「うふふふふふ」」「「「ははははは」」」「お前らも笑うな!これを何とかしろ!」


 逃げ回るベラールと追いかけ回すリエナとパミル。その光景を微笑ましそうに笑う護衛騎士達だった。


「(ボソ)っと・・・やっと解放された」「君も苦労が絶えないね~」「面白がってるなら助けてよ」「僕は王との話があるからね~」「(くそ・・・)」


 恨めしそうなジンの顔もどこ吹く風のガジェットだった。とそこへ・・・。


「ガジェットさんもありがとうございます。手伝ってくれて」「あ・・・ああ、いや。そんな事はないですよ。私なんて出来る事なんてたかが・・・」「それでも、他国の貴族である貴方が大してかかわりの少ないこの町の復興の為に手助けをしてた。それだけで嬉しかったです」「・・・。あ、いえ・・・どういたしまして」「・・・」


 慎ましくも花を感じさせるユティの笑顔にベラールだけでなく、ガジェットもまた頬を少し赤くさせつつ何度も頭を下げている。その光景を遠くで見ている者達は・・・。


「魔性の女になってますね?」「どこで身に付けたのやら・・・」「しばらく見ない内に君も含めて成長したね~」「ちょっ、叔父様?私はあんな事は・・・」「魅力というのは人それぞれ・・・」「ちょっとそれはどういう・・・」「はっはっはっはっ・・・」


 姪の置いて、ガジェット達の方へと向かい遠ざかっていく叔父の背中。


「私は・・・別に・・・」「あなたも周りが見えてない人の1人でしたね」「・・・教えてくれる?」「おっと。失敗しました」「ちょっと」


 逃げる様にユークリッドへと向かう友人に、文句をいうレティシカだった。


 ・・・・・・


「それでは皆さん。今度はお会いするとしたら、予選の時ですね」「はい。でしたらその時にでも・・・」「?」「あ、ああいや。何でもありません」「「・・・」」「ベラールさんも、その時にでも」「あ、お、おうその時にな・・・。その・・・ユティ」「ええ」「「・・・ケ」」「それじゃあ、ジン君も・・・また学園でね」「はい・・・。それまで、お元気で」「うん。分かったわ」「「・・・・・・」」


 不機嫌さが増す女の子達。無言でジンの腕を掴んで馬車の中へと引っ張り込んで、視界から魔性の女と言われた少女から外す。


「全く・・・あなたは・・・」「えっへへへへ・・・」


 呆れる姉に悪びれた様子もなく馬車から少し離れる妹。


「それでは皆さん、どうかお元気で。もしまた再会した時には・・・一緒にお食事でも」「はい。では王様、失礼いたします」「ありがとうございました」「ええ。ではまた・・・」


 ジン達を乗せた馬車を引き連れ、ガジェット達はエンタールモットへと出発した。

 その背中を手を振って見送るユークリッドと護衛騎士達。程なくして小さくなる後ろ姿になった頃、ゆっくりと振り返った。


「さ、私達も仕事が残っています。今日の仕事を終わらせましょう」「分かりました」


 王の指示の下、護衛騎士達が復興作業の手伝いに取り掛かった。


「3人はどうするつもりかな?」「私は・・・学園に戻って、今回の参加者達へとの謝罪文を送らなければなりませんね。貴族の肩がいらしていたので・・・」「私もレティシカと同じですね。ただ・・・先に何を新たに発注しなくてはならないか書類をまとめませんと・・・」「2人共大変ね~」「・・・本当はユティにも手伝ってもらいたいんだけど?」「生徒会長はお休みで~す」「んもう・・・こういう時は都合が良いんだから・・・」


 苦笑しつつも結局最後には笑顔になる姉。そんな姉に笑顔で返す妹だった。

 それを見て1つ頷いた叔父は、護衛騎士を連れて先に機関の方へと帰っていく。


「わかった。また、何かあったらいつでも連絡してくれてかまわないからね」「ありがとうございます」


 去っていくユークリッドの背中に頭を下げるレティシカとネミリア。


「それじゃあ、私は先に学園に戻りますね」「うん。お願いね」


 飛び去って行くネミリアを見送ったレティシカ。最後に遥か遠く小粒となった来客の方へと振り返る。


「・・・」「・・・ダメですからね」「何を」「あの子はお姉ちゃんでもダメ」「私は・・・(ボソ)ちょっとしか」「だめ・・・!」


 忙しなく復興作業が行われている首都モナメス。

 その一角で昔に戻った様な姉妹の会話があった事なんて、誰も知ることはない。


 ・・・・・・

 ・・・


 コンコン


「入れ」「失礼しますわ」


 高層に建てられた一室。

 机にある資料に目を通していた男が入って来た赤い髪の少女に顔を上げた。


「ご苦労。報告を聞こう」「はい。予想通りテロリストの一角が首都を破壊。転覆する計画があったようです」「やはりか・・・あの国からはいつも物資を融通してもらい助かっていたのだ。そこを突き崩そうとしたのだろう」「やはり私達の国を?」「どうだろうな。その可能性も十分に考えられるが・・・。どうも別の不穏分子が混ざっていた様にも思える・・・」「選別を行ったという事ですか?」「かもしれん」


 イスから立ち上がった男は窓の外へと歩み寄る。いくつもの列車が走り、いくつもの巨大な建物が並ぶ景色を眺める。


「今回の事を、あちらの王は・・・?」「気付いてはいないかと思いますわ。テロリストに関してはある程度の調べは付くかと思いますが・・・。よろしいので?」「国のためとはいえ、今はお前を公表するつもりはないらしい」


 その言葉にほんの僅か、眉がピクリと動く赤い髪の少女。


「国の判断なのですね?お兄様」「そうだ。全ての物事には順序が必要だ」


 ゆっくりと振り返る兄と呼ばれた男。


 特殊部隊の騎士であり、軍とはまた少し違った立場からこの国を支え、指揮を執っている隊長でもあった。


「何ヶ月か前、お前も気になっていた他国の貴族令嬢の怪事件だが・・・今回のそれとは少し違うようだった」「・・・お兄様はどのように?」「無関係・・・と断ずるのは証拠が少なすぎて判断が出来んと言った所だ。残っていた残骸物の鑑識を調べたもらった結果からも、それを決定付けるモノが無かったという報告が来ている」「・・・そう。迷惑な方達ですね」「それと・・・残っていた品だが・・・間違いなかったそうだ」「・・・そう」


 兄から告げられた報告を冷酷な反応で返す妹。


「どこまでも目障りな・・・」「その怒りは、取っておけ。いずれ奴らの方から仕掛けてくるだろう」「何かをご存知で?」「程度の違いはあれど。奴らが起こす問題に明確に違いが出てきた」「近い時期この国でも・・・?」「可能性はある十分に気を付けてくれ」「承知いたしました」「すまないな。学園の事もあるだろうに」「いえ、少々ですけど厄介事には慣れてしまいました」


 ほんの少しだけ義務的な会話から兄弟らしい労いの籠もった会話へと変わる。


「ベルニカも休みだと思うが・・・」「寮にいても退屈でしたから・・・」「そうか・・・」


 男はゆっくりと再び、イスへと座り直す。

 そして、机の中から一枚の資料を取り出すと妹に見せた。


「せっかく帰還してくれた所で済まないが、もう1つ仕事を頼んでも構わないか?」「お兄様のお願いなら」「助かる」


 受け取った資料に目を通すと・・・この部屋に来てから一番と言っていいくらいに表情を変化させた赤い髪の少女。

 それに黙って1つ頷いた男は告げる。


「あいつが組織を止めた。軍としては、問題ないそうだ。ただ・・・」「欲しがる者が現れる前に・・・ですか」「頼む・・・」「・・・お兄様」


 資料に視線を送る妹が溢した言葉に兄が何を思ったのか、その表情からは窺い知れなかった。


 ・・・・・・

 ・・・


「さあ!私達は帰って来たわよ!」「イッツパラダイスー」


 馬車から降りた少女達のテンションは高く、両手を突き上げていた。若干感情の起伏が小さい少女に、本当にテンションが上がっているのか疑問に思う者も少しばかりいるが・・・本人的にはかなりの爆上がりであった。


「もう夜ですよ。今日はサッサと宿泊です」「「・・・」」


 女性騎士の言葉に分かりやすく上げていた手が下がっていく。首も落ちていく。


「あはははは・・・。まあ、今日は早く寝ようか。明日、2人が行きたい場所に付き合うから」「そうだぜ、ここには何日も泊まるんだ。焦らずゆっくり回ろうじゃねえか」


 励ます従兄達の言葉に元気を取り戻す少女達。


「そうね。じゃあ今日は早く寝ましょ!」「(ふんふん)・・・興奮して寝られないかも」「ここは夜もパレードみたいに賑やかですからね~」「そういう時は・・・これです」


 差し出したのは同行している少年。渡された少女は迷うことなく腕を絡めた。


「今日も一緒に寝ましょ!」「そうすれば安眠・・・」「ははは(それは良かった・・・)」


 適当に返し、一同は今日から泊まる宿を目指して歩き出すのだった。


「なあ・・・このためにお前は何を履く?」「ばっか早すぎんだよ。俺達にも自由時間があるんだ。その時にでも買いに行くさ」「・・・アミルさんいったいどんな水着を・・・」「ルチルさん・・・。セクシー系かな?いやここは悩殺的な・・・」「それはお前の願望だろ」「着てあげましょうか~?」「「「っ!!」」」


 突然、野郎達の会話に加わった女性騎士。思わず直立不動になりそうになる。


「あ、いや・・・その・・・」「俺は・・・そういうのも・・・」「俺もちょっとは見てみたいというか・・・。ああ、じゃなくて健康そうな物でも」「っで!何すんだ・・・」「仕事中だぞ?油断しすぎるな」「そ、そうでしたー・・・!!」


 慌てて走って行く男達。

 残った男は横にいる女性の方にも前を向いたまま注意する。


「からかうのも大概にしてくれ」「あなたも見てみたいですか?」「・・・正直に言えば、な」「・・・意外ですね~」


 少し目を丸くした後、笑う女性。


「これでも男なんでな。まあ・・・ここは気候もあって、開放的だからな。もしかしたらこの機会に・・・ぐふ」「サイテーです」「お、おい・・・!」「残念だったと後悔してくださいね~」


 振り返って舌を出した女性は、先を行く少女達の下へと走って行った。

 わき腹を抑えつつ男は苦笑したのだった。


「?どうした?」「男達の下調べです」「?・・・ああ水着を着る事になるからか。しかしまだ行く場所は・・・」「これから決めるんです。お嬢様~・・・?」「あ、ちょっと待て・・・!」


 女性騎士は先へ向かう同僚の下へと駆け出していく。


「まったく・・・楽しみだね~」「・・・それはどっちの意味かな?」「それを聞くのはずりいんじゃねえか?兄貴」「・・・」


 呆れつつも従兄弟達のその顔は笑顔だった。


 ・・・・・・


「でね~?私としては~海は別の場所に合わせて2日は行ってみたいの」「(コクコク)。巡礼に、観光。舞台鑑賞に・・・闘技場も見て見たい・・・」「あと、前に行ったお土産屋も見て回りたいですね。この前は少ししか見て回れませんでしたし」「それでしたらー・・・おすすめはコッチとかですかね~?」


 チラッと見せられた資料。それを見た女性陣達はお互いの顔を何故か見合わせる。


「(ボソ)それってでも・・・結構オトナな」「(ボソ)こういうのもお2人には必要になるかと。色々と今後の事を考えますと」「(ボソ)今後・・・」「(ボソ)ちょっとパミル・・・。先走り過ぎじゃない?」「(ボソ)そんな事はない。いずれ敵が多くなる。そして大きくなる」「(ボソ)くっ・・・。悠長にもしてられないって事なのね」「(コクリ)その通り」「(ボソ)ですがお嬢様。これは攻め過ぎでは?」「(ボソ)いやいや。私達の国では、そうでもこの開放的な場所だと・・・」「(ボソ)そ・・・そうかな~・・・?」


「・・・」


 解放された少年。しかし妙に真剣味を帯びたその空気に蚊帳の外に置かれている状況。

 果たしてこれが良いのかどうか疑わしい所だった。なんせ部屋が同じだけに居心地が悪く思わなくもない空気を感じてしまう。


「(ス・・・)」「?ジン君どこかに行くの?」「もう少ししたら寝るから待って」


 話し合っているはずなのに、気配なのか何なのかジンの動きにすぐに反応できる2人の少女達。


「ちょっとだけ外へ・・・」「ベランダはそちらです」「あ、うん・・・」


 アミルに分かってはいるが教えられ、大人しく1人になれる場所・・・ベランダへと来たジン。


「・・・ふぅ」


 思った以上に張り詰められた状況に置かれていたのかもしれないと感じたジンだった。


〔あの空気にはやはりなれませんか?〕「(うん・・・。もう随分と人とは関わってるんだけど・・・。どうもね)」〔針の筵の気分ですか?〕「(そこまでひどくは無いけど・・・。うん、まあ・・・。やっぱり慣れない・・・かな)」〔まあ、ここまで他人と一緒に行動できているのも成長と言えるでしょう。元々ジンはそれほど人見知りではなかったという事です〕「(はは、どうだろうな。ちっちゃい頃って、大体平然としている子も多かったと思うけど・・・)」〔そういう意味では、経験を経て大人になっているとも言えますかね〕「(大人も大変だ・・・)」


 ベランダの手すりに顔を乗せ、未だに元気で明るい下の街並みをそれとなく見つめるジン。


「(こうしてみると・・・地球とあんまり変わらないな)」〔明かりという文明と人の多さは凄いですからね。眠らない町なのでしょう〕「(まあ・・・この都心になればこういうもんか)」


 反対側を見るジン。

 そこには綺麗な弧を描く地形に、月と明かりがコントラストの様に海に反射したネオンの夜であった。


(ただいま~・・・)


 手を振って帰って来たゼク。その姿を見つけたジンは顔を持ち上げた。


「(お帰り~・・・どうだった?)」(んー・・・たぶんアレだと思うんだけど・・・。ジン達が行ってた通り、なんか演劇?をやってる時に登場してたよ?)〔という事は・・・〕「(見せてもらう事は出来なくはないけど・・・分解はマズいよな~)」〔ですね~〕「(ゼックン。そのアクセサリーはあったの?)」〔うん、あったよ。剣が刺さってた丸い玉の下。凄く目立ってた・・・!〕


 その状況を思い出して、何やら目をキラキラさせるゼク。

 おそらく、良い見せ場の所で見付けたのだろうとジンとサポートは推察する。


「(という事は外すとマズいかも・・・)」〔リエナ達の話ではロングランの舞台だとか・・・〕「(じゃあ替えも利かんか~・・・。予備くらいはあると信じたかったけど・・・)」(あ、同じようなモノ裏にもあったよ?)「(マジで?)」


 ジンに大きく頷くことで答えるゼク。


〔でしたら。善は急げです。早速、見に行ってみましょう〕「(・・・?それって・・・?)」「ジンく~ん。そろそろ寝よー?」


 不穏なワードを聞いた気がするが、リエナの呼びかけに部屋の中へと戻っていくジンだった。


 ・・・・・・


「・・・で、こうなるわけか」〔何だかんだと歩きそうですからね。今のうちに調べに回りましょう・・・!〕(ふわあああ~~~・・・)


 深夜。

 いくらか人の通りが少なくなった闘技場の横。そこに建設された大きなビルのような建物。

 その関係者用であろう場所の影に隠れるようにしてジン達は建物を見上げていた。






 【ジン・フォーブライト(純、クリス)】8才 (真化体)


 身体値 50 → 55

 魔法値 50 → 60 (精神的苦痛?による成長も含め)

 潜在値 50 → 63


 総合存在値 100 → 118


 スキル(魔法):干渉、棒術 1、マナ零子 1

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