171 無謀に見える戦い?・・・でも、生き残るためには何とかするしかないでしょ?って言うかそれしかないじゃん!
「(なるほどね。海のモンスターを従えてればそりゃあ外の方が動きやすいかぁ・・・)」〔実はイルカの方が本体なのでは?〕「(あ、そっか。無意識に騎乗しているからそっちが本体だと思ってた。そうか、別にどっちが主体とか決まってないか)」
海の中から浮かび上がった瞬間の姿は、フランス革命期の軍人が峠を馬に乗って越える姿が雄々しく描かれているまさにあの光景に似ていた。
〔絵画に出来そうなくらい素晴らしい登場でしたね~。すべてがほとんど真っ黒ですが〕
そんな感想をサポートが述べている間に、エリアボスはゆっくりと正面へと向き直る。そして乗っていた黒い姿の騎士は手に持った槍を純へと突き出し、止まった。
〔私達を敵と判断したようですね〕「(分かっちゃいたけど、タイムなしか)」
純は小さくため息を吐いて、双剣を構え、体を沈ませ少しだけ重心を下げた。そんな純の態勢に、準備は整ったと判断した騎士が槍を脇に挟みなおし構え直すと、イルカがひと鳴きして海の中へと沈んでいった。そして深い海のそこで何度も旋回しながらその速度を上げて、純へと襲い掛かるタイミングを図っていた。
「(なあ?この足場って、感触的にはあのボスの振動でも揺れてないけど、何でだ?あのボスがすぐ下で高速で動き回っているからすぐ下は氷の浮島っぽいように思うんだけど?)」〔ふむ。・・・おそらく、この場所自体が所謂ボス戦として認識されているようですね。たぶん、としか言いようがありませんが、今、純のいる足場は特殊なモノとしてその場で固定されているようです。まあご都合主義みたいなものですが、ゲームなどで言う所の結界の張られた足場とお考え下さい〕「(という事は、簡単に壊れる様な代物じゃないって事か・・・。そりゃ助かる)」〔簡単に崩れてしまったら、専用の足場として意味がないですからね~。どういう意図があるのかは知りませんが、使わせてもらいましょう〕
そう話しながらも、警戒は怠らず。むしろどんどんと体内マナを循環させ、精神を研ぎ澄ませていく純。そして・・・。急上昇してくる気配を感知。双剣を構えて迎撃の準備に入った瞬間。一本角の巨大イルカモンスターの勢いを乗せた所から、更に押し出されるようにカタパルト噴射よろしく、イルカに背で押し上げられ加速して槍と1つになって結界の下から純に向かって直撃コースで突進してきた騎士。純が僅かに後方へと下がるとすぐさま軌道を修正してきた。瞬時に理解した純は敢えて自ら後方へ飛びながら防御と反撃に出ようとした。純が飛び上がったそのコンマ数秒後。結界の足場をすり抜けて騎士が槍と共に飛び上がって来た。
ギュウリイイイイイイイイイイイ!!
槍の突進は思った以上に速く重い。ガードした純はすぐさま払いのけるか、その攻撃を外へと逸らそうとするが、槍に宿っているマナの影響なのか引っ付く様に純から離れず双剣と槍がギリギリと甲高い音を上げて鍔迫り合いをしてしまう。
「(・・・このっ!)」
更に力を乗せて無理やり払いのけた純の上空と飛び越えると放物線を描いて遠くへ飛んで行き、そのまま海の中へダイブ。落下地点で事前に待っていたイルカのモンスターが騎士をキャッチすると再び潜水していく。そして今度は上下ではなく横に・・・水平に旋回してからの加速、純に向かってまたしてもカタパルトのように発射された騎士は突進してきた。
「ふぅ・・・」
息を吐いた純は、重心を下げ、突進してきた騎士の槍を左手で叩き落すと同時に回転しながら右の双剣で騎士の首辺りを狙って斬り付ける。
「!」
しかし、それに反応した騎士は首をひねる様に倒し、純の攻撃を避けた。直撃を避けたが肩の分厚い鎧と頭の角の様なヘルメットのデザインは切り裂いた。捻った事で、バランスを崩された騎士は、自ら横回転して体勢を立て直し、再び海へと飛び込んでいく。
〔ヒット&アウェイですか・・・〕「(もっと速く、マナの濃度も上げて攻撃しないと面倒だな~)」〔向こうもどうやら、純の攻撃を受けて警戒しているようですね。より高速移動しながらタイミングを見計らっています〕「(あれだけマナの気配が大きいと、位置は丸見えなんだけどね)」
相手の一体型になっているモンスターには、そんな事が判るはずもなく。警戒しながら更に真下、斜め、正面・・・そして敢えて先に遠くで上空に跳び出して、空から純に向かって襲い掛かってきたりと巧みに純相手に戦法パターンを変えてくるが、気配で位置がバレバレの為に徐々に純の攻撃のタイミングが合ってくる事に若干の焦りが見え始めていた。
「っ!」
鎧を僅かに切り裂き、内部に少しだけ純の双剣が到達していく。結界の張られた足場を滑るように鉄靴を擦らせて飛び上がり反転して、純と30メートルほど離れた所で向かい合って騎士は止まった。片膝を突いて着地した姿勢からゆっくりと起き上がり純を睨む様に見ている。しかし鎧の中も真っ黒にしか見えないため純には睨んでいる様には見えなかった。
「・・・」「(攻撃は入っているけど・・・。かすり傷程度じゃ反応なしか)」〔用心はしているのですがね〕
鎧の内部まで到達した箇所からシュウシュウと黒い煙を上げているが、特に気にした様子もなく平然と立っていた。
〔純、後ろ〕「!、おっと」
サポートの声に反応し飛び上がった所へ水圧レーザーの様なモノが横薙ぎに通って行った。一本角のイルカ型モンスターが口に含んだ水を水圧で飛ばしてきたのであった。着地した純は横向きなり、左右を見る。
「(こっちを忘れるなってか)」〔自分も戦闘に参加してるんだという表明でしょうか?・・・なかなか主張の強い、ペットのようで・・・〕「(片方を相手にするのも面倒なのに・・・ココで2対1か・・・。地味に足は冷たくて重いのに・・・)」
最初はあまりの冷たさがどうとか、すぐに戦闘が始まってどうとかで気付いていなかった純も。数度、騎士と斬り結んでいる間に異変に気付いた。
〔足場の結界の周囲にだけ影響を及ぼす鉛のように重い水の様です。浅い足場ですが移動阻害の効果がありますね。幸い、現在は魔法の膜で周囲を覆っている為に思った以上の妨害にはなっていないようですが・・・。それを見越して、相手側は攻めてきたのでしょう。当てが外れましたね〕「(地味の動き辛いのは事実なんだけどね)」
軽く足を動かして、足場の波紋を確かめる純。見た目はただの水にしか見えないが、感覚的にはほんの少し動かすのに抵抗感を感じていた。
〔・・・計測しましたところ。これが体・・・正確には足首にまで浸ってしまった時点で一般人は身動きを取れなくなりそうですよ?〕「えっ?」
ピタっと止まってしまった純。そんな純を警戒してか騎士もイルカモンスターもその場を動かず身構えてしまう。
〔体感感覚で説明するのは難しいですが・・・現在、純の足に浸かっている水位で約200キロほどの重りを枷られていると考えれば・・・〕「200ッ」
思った以上の重さに驚く純。本来そんな重りが足に枷られていれば身動きなんてまともにとれたものではない。
「(じゃ、じゃあ・・・あの騎士達も?)」〔いえ。騎士は純と同じでしょうが・・・。イルカの方は分かりません。あくまで水に浸かった結界の張られたの足場限定でしょうから〕「(はぁ~・・・。ドコに驚けばいいのか)」〔進化した体の方はこの際、良いでしょう。むしろこの場所です〕「(それって自分が単純に興味をちょっと惹かれただけだろう?)」〔あっ、分かりますか?〕
口には出さないがテヘッと笑って誤魔化しそうな空気をサポートから感じ思わずため息を吐きたくなった純。しかし、そんな悠長な事は出来なかった。純達が会話をしている間に再び潜った騎士とイルカが純目掛けて突進してきたからであった。しかも今度はイルカが自らの角を使っての突き上げであった。図体がデカいため、角ももちろん大きく、純を狙った照準から多少、外れてもお構いなし。そのまま角を突き出す様に飛び上がるだけで攻撃射程に入ってしまうのだから。
ギリギリギリギリ・・・・・・。
双剣にマナを通わせたスキル。波鋼のおかげでかなり頑丈になっている為に、ガリガリを純は体ごと持ち上げられるがイルカの角を削っていた。本来は純自身の体にマナを循環させ強化する能力だが応用で双剣にも覆えるこのスキルは非常に便利だった。
「ッ!!・・・ボァァァアアアアアアアアアアアアア・・・・・・!」
野太く鼻にかかった様な低い声が純の体を角攻撃からくる衝撃とは違う振動を与えてくる。そして、その声に反応したようにイルカの顔を蹴って純に向かって突き上げてくる騎士。純は角を無理矢理、斬り払い、回転。その勢いのまま向かって来た槍を上から叩き落した。そしてがら空きになった騎士の腹を蹴り飛ばし距離を開ける。
〔純。足元に注意してください〕「(大丈夫)」
純も、体ごと上に持ち上げられ100メートルも上から落ちるという事で早めに相手と距離を取って、自分の足場を確保したいと思い離れたのであった。擦れ違うように騎士を乗っけたイルカが半回転捻りしながら更に上へと飛んで行き。結界の張られた足場より数十メートル離れた位置に落下。盛大な音を上げて、波が上がった。そして、その落ちていく高波は純の所まで届いてきた。
「ぐわっ!~~~っ!冷た―――!!」
思わず叫んで飛び跳ねる純。魔法で防水加工していても温度までは完全に遮る事は出来ない。そのため体に伝わる冷たい冷気は、イヤでも通過できる純の体の中を駆け巡った
〔この辺りも成長してくれると助かりますね〕「ウウウウウッ。ホンドにねっ!」
若干鼻声になりながら、他人事のサポートに突っ込みたいを入れたくなった純。しかし、それ以上に同意するよりも先に何とかしてほしい気持ちの方が勝ってしまっていた。
〔・・・どうやら、本格的に2体で戦うようですね〕「はい゛?」
体を擦りながら気配のする方へ振り向くと・・・。武器を構えた騎士が水の張った結界の足場に立っていた。そしてイルカのモンスターは純や騎士がいる結界の足場の下の海を旋回しながらいつでも奇襲しかけられるようにタイミングを待っていた。
「(あういう遠距離からでも戦える連携があればな~)」〔一応、魔法がありますよ?〕「(風は現在使ってるから・・・。水かぁ・・・。まあ、無いよりはマシか)」
敵を見て、周囲を見て。このエリア、現在の地形。あまり期待は出来ない純だったが使わないよりはいいだろうと判断するのであった。そして今度はこちらから攻める様に水の魔法を飛ばしてみた。と言っても水の放水の様なモノではなく、もう少し鋭く多少の水圧の掛かった水鉄砲の様なモノだった。
バシュン!バシュッバシュン!
何度も多少だが水圧の掛かり高速で飛んで行く水鉄砲。
「・・・!」
騎士はそれを槍で上手く弾き、あるいは突き、躱し、綺麗な身のこなしで純に向かって迫ってくる。それでも若干だが鎧には掠ってしまっているが特に意に介した素振りは無かった。
「(やっぱ効かないか)」〔上手く回避されていますね。それに・・・純と違ってこちらにまっすぐ攻めてくるのではなく先読みさせない様にわざと動きに緩急をつけて誘っていますね〕「(俺にあんな技術は無いからな~。魔法もあっちの水圧レーザーのように飛ばせたらよかったんだけど・・・)っ!」
純の魔法攻撃をヒラリと回避した躱しながら流れる様に突きを繰り出す騎士。マントを翻すその姿はまさに絵になる様な華やかさがあった。純はすかさず双剣ではじき返しながら後ろへ回避。しかし騎士も逃がさないとばかりに追い打ちを掛け、どんどんと結界の足場の縁へと追いやられそうになる。
「(まずい!)」〔下です!〕「っ!」
純は咄嗟に跳ぶと同時に水鉄砲を騎士に飛ばした。追い打ちを掛けながらも警戒していた騎士はすぐさま弾いて自ら距離を離す。それとほぼ同時に下から大きな角が結界の足場を越えて純に向かって上がって来たからだった。
「ブウウウウウアアアアアアアアアアアアアア!!」
鳴き声を上げながら伸びてきた角は純を突き刺すつもりで飛び上がっているためなのか、純には加速して向かって来ているように感じた。
ガドン!ゴオオオオおオオオオオオオオオオオオ・・・・。
どんどんと上に押し上げられる純。体内マナを使い、更には双剣にもスキルと纏わせている為にガードは出来ているが再び持ち上げられた純。
〔マズいですね。このままでは・・・〕
サポートが思わず、そう口を漏らしてしまうほど急上昇された純。その距離はもはや400・・・500と上昇していた。更にぐんぐんと上に持ち上げられる。ギリギリと火花を散らしながらも防いでいる純だが、単純な質量と重量の結果。上手く体を反らすことが出来ずにいた。やっとの思いで離れたと思った時には1000メートルも上を飛ばされてしまった。流石の純にも焦りが生まれる。
ここまでの高さを生身で飛んだことなど生まれてこの方もちろんない。ただしシステンビオーネでは飛び降りた事は在った。しかしそれは転移する事が分かっていたからでもあった。万が一でもすぐ傍に足場となる場所もあったが今は何もない空中に投げ出されてしまっていた。
「(体内マナをより濃密にさせればっ・・・!)」
純は瞬時に意識を切り替え、マナの流れを高速に更に濃度も上げて循環させる。また純のその意識にスキルが反応して純の周りに光の粒子を発光させた。しかし、そんな純に向かって追い打ちを掛ける様に一本角のイルカは大きな口を開けると、口内に光の渦が収束していく光景が見えた。
「えっ!うそっ!!」〔純!〕
サポートが純の呼んだ、すぐ後にイルカ型のモンスターによる高圧の巨大水圧レーザーが純に向かって飛んできた。
「・・・」
そんな光景を遥か下方の、結界の足場に石突を打ち。腰に手を当て、見上げている騎士はどこか誇らしそうに相棒の勇姿に1人頷いていた。しかしそれも一瞬の事だった。
ギュウウウン・・・・!・・・・・・ズガアアアアアアアアアアアアアンンン・・・!!!!
突如、上空から結界の足場よりも離れた海の方向に何かが落ちてきたのだった。
「っ!」
そして微かに揺れる地面。結界の張られた上に本来ならほとんど小島にすらなっていない足場に、大きく振動が走る。そして何かが通って行った海の方角から高くなった波が騎士に向かって押し寄せてきた。幸い騎士の所までには落ち着き、膝の所までの水嵩に留まった。しかし、それほどの現象が起きた上空を睨みつけて何があったのかを確かめようとする騎士。すると何かに弾かれ、横に倒れ込むように墜落してくる相棒を目撃してしまうのだった。
「ッ!!」
驚く騎士がよく見ようとする。・・・そこには双剣を振り抜いた姿勢で止まっている純の姿があった。遥か上空から落ちてきているが片や吹き飛ばされて結界の足場より遥かに離れた周辺の山々の近くに落ちていく一本角のイルカ型モンスター。片やゆっくりと下を確認する様に下りてくる人間。
その様子に驚きを隠せない騎士はわなわなと体を震わせ、ほんの少しの間だけ次の行動を取ることも忘れてしまう。そしてゆっくりと遠くに落ちていく相棒に視線を送っていき・・・そしてハッと意識を現実に戻した。遠くで大きな音と大きな水しぶきを上げて波を作る相棒がいるが、今はまだ落ちている最中の純に意識を向けるべきだと槍を構え直した騎士。しかし感情に任せて動く事は無かった。動きたい気持ちもあるが歴戦の騎士らしく、状況を冷静に判断して純に攻撃を仕掛けるタイミングを図った。それは着地する瞬間。空中にいる為に身動きが取り辛い瞬間を狙ったのだ。騎士は一気に加速して着地の為に純が足場に着く所へと槍と突き出して跳び出した。
「・・・フッ!!」
しかし、純もサポートも狙われている事には気づいて待ち。騎士が狙ってくる瞬間にタイミングを合わせて剣を振り下ろした。そして両者の溜めた体内に宿るマナにより、ほんのわずか周りに纏う武器同士のマナがぶつかり合い見えないマナの空間がせめぎ合う。お互いのマナが拮抗している瞬間だった。その威力は凄まじく足場の結界にたくさんの亀裂が入っていく。まだ地面についていない純とは違い、足をしっかりつけている騎士の方は足場がバキバキと砕けて結界が地面を抉る様な凹みを起こす。しかし完全に結界が失うことは無いのか僅かに残っている細い糸のように周囲の結界が繋ぎ止めていた。しかし周囲には大きな波紋を生み。接触点を中心に海が大きく凹んでいく。そしてその威力を受けた波が外へ外へと押し出されて行き、ますます円形の範囲を拡大していく。
バギン!!
しかし、それも少しの出来事だった。大きな音を立てて弾かれ、穂先が砕けて後方へと飛んで行く騎士の槍。騎士自身も大きく後ろへと投げ飛ばされてしまった。何とか体勢を持ち直し結界の足場を滑るが踏み止まった。純も少し後方へと飛ばされるが騎士とは違い、ゆっくりとしたバク転で足場に着地した。そして2人のぶつかり合いが収まった事でゆっくりと海の高さが戻ってくる。同時に足場の結界も最初からヒビなんてなかったように修復して元に戻っていく。
「ふ~・・・今のは焦った」〔咄嗟にしては上手くいきましたね?〕「出来れば何度もしたくは無いけどね」「・・・」
純は一息吐いているが、警戒はしている。そのために不用意に騎士も突っ込めなかった。武器を一部破壊されたことにより踏み込めなかった所もあった。そして今度は騎士自身も純をどう攻め込もうかと考えている時、騎士はピクリと反応した。騎士だけに伝わるテレパシーのように結界の下の海を泳ぐ相棒から連絡があったからだった。それを聞き取ると、騎士はすぐさま行動に移った。もう一度、自ら純に向かって攻撃を仕掛けに跳び出したのだった。しかし、そんな騎士を寄せ付かせない様に足元へと純が双剣を斬り払うように振り抜いた瞬間。
ズオオオン!!
結界を太く大きく切り裂き、更には海をも切り裂いて、斜めに分厚く切り裂かれた溝を作り出した。その溝はすぐに収束することなくずっと切り裂かれたまま、海の遥か下、深く暗い底まで続いていた。
【十時影 純 (クリス)】15才 人間・・・かな~?(進化)
レベル 7
HP 57 MP 48
STR 30
VIT 27
INT 22
RES 26
DEX 32
AGI 33
LUK 10
『マナ(情報体):レベル 2 』『波鋼:レベル 2 』『総量拡大:レベル 9 』
『魔法: 水、風 』




