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幻想異変録  作者: 凍曇
8章 孤城落日
96/151

96:進み始める終局

『お、階段!』


 天子は上へと続く階段を発見する。

 周りを見渡すがこれといったモノは特にない。


『もしかして私が一番乗りかしら?』


(なら一条を迎えに行こうかしら。あいつどう見ても戦闘とか出来そうじゃなさそうだし)


 天子は階段の近くの壁に文字を爪で彫り込むと一条を探しに移動する。




-輝針城・1階-


『魔力供給が止まった……?』

『どうした?階段はもうちょっと先だぞ?』


 魅魔は少し黙り込む。


(戦闘が終わったって事でいいんだろうが……どうにも一条の場合はどちらの意味で終わったのか分からないな……。それにアイツ1人にしとくのもマズイな)


『なぁ正邪。この城に内部を全部把握出来る場所とかあるか?』

『え?うーん……あるにはあるけど最上階にあるぞ?』


 魅魔は正邪の服の襟を掴む。


『ちょちょ、何する気だ!?』

『城の修復は私も手伝うから許せよ』

『……あ!お前もしかして……!』


 正邪が魅魔の行動を理解するのと同時に魅魔は行動を実行に移す。


『マスタースパーク!!』


 掌から巨大なビームが放出され天井を突き破っていく。

 しかし途中でマスタースパークを炎が包み消失する。

 上から誰かが降ってきた。


『……』

『映ってた女と似てる奴がなんか出てきたぞ?』

『正邪、私の後ろから離れるなよ』


 魅魔は正邪の襟から手を離すと杖をどこからともなく出現させる。


『アンタ等か……?』

『あ?』

『姉さんが操っている鎧武者がいたはずだ。それを壊したのはアンタ等かって聞いてるんだが』


 何を言っているか分からなかったが魅魔はある事を思い出す。

 裏口にいた鎧武者だ。

 もしかしてアレがそうだったのだろうか?


『さてね。どいつこいつも一緒で見分けなんかつかないよ』

『そうかい。ならここでアンタ等は死んでもらおう』


 ツキミはコートの裏側から銃を取り出す。

 そこからは実に無駄のない行動だった。

 ハンマーを人差し指で移動させもう片方の手でトリガーを引く。

 

『先手必勝、いくぜリード』


 トリガーを引いた直後銃声が響いた。






『……酷い傷ね。手遅れだわ』


 そう言う女性の近くにはバラバラになった鎧の破片が散らばっていた。


『この子がさっき言ってた反乱者の一人ね。懐かしい感じがするから来てみたけど……全然知らない人だわ』


 女性は目の前に倒れている男をどうしようかと思った時、ある現象が起きる。

 その現象を見た女性はとても驚く。


『うそ、貴方……もしかして……』


 女性はひどく困惑した様子で言う。


『吸血鬼……?』

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