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幻想異変録  作者: 凍曇
8章 孤城落日
91/151

91:崩れ始める平和、変わらない皆

『思ったよりも簡単に制圧出来ましたよ〜現人神様』


 とある少女が鏡に向かって話しかけていた。

 青色のロング、白と青の動きやすいフリフリの服、髪にはかわいい猫のヘアアクセをつけてる。

 見た目はただの可愛らしい子供である。

 すると鏡から声が返ってきた。


『あら、思ったよりも早いですね。流石優秀な姉妹ですね』


 こちらも若い声だ。

 鏡には緑髪の女性が映っていた。

 彼女達は知らないが幻想郷の住人にはとても見覚えのある顔だろう。


『いやいや、俺は何もしてませんよ。ほとんど姉さんがやってくれましたからこれは姉さんの手柄ですよ』


 こちらは先程の少女よりも背が高い。

 青い髪のセミロングでポニーテールにしてある。

 服は黒いスーツみたいな服、上着は長いロングコートだ。

 少女と同様に髪にかわいい猫のヘアアクセをつけてる。


『あら、優しい妹さんですね』

『私の自慢の妹ですから!』


 鏡からは楽しそうな女性の笑い声が聞こえてくる。


『アリッサさんとツキミさんと話してると本当に楽しいですねぇ。背のせいでたまにどちらが姉か分からなくなりますけど』

『魔法使いだから私は仕方ないんですー!それで次はどうしますー?』

『そうですねぇ。私もようやく現し身を手に入れたわけですし……そろそろぬるま湯に浸かってる皆さんに熱湯でも浴びせますか?』

『んー、現人神様のたとえが難しくて何が言いたいのやら』

『癖だから見逃してくださいよ。ま、簡単に言ったら……』

『……』

『言ったら?』


 女性は興奮気味に、


『絶望を今一度与えましょうって話ですよ』


 すると地響きが起きた。


『んお?』

『姉さん、あれ』


 ツキミが窓から見える景色に指を指す。

 指を指した方向には巨大な影のような黒い蛇が地中から這い出てきたのだ。


『デカイわね……』

『私が生んだ使い魔みたいなものです』


 アリッサが手につかんでいる鏡から声が響く。


『今の幻想郷がどれぐらいなのか……ちょーっと小手調べしましょうね』

『小手調べであれくらいですか……。流石現人神様ですね』

『これぐらいやらなきゃ神様なんてやってられませんからね!』






『なんか凄い音しませんでしたか?』

『バリバリしたわね』

『てか天子さんも輝針城行くんですか?』

『貴方の話を聞いて事情が変わったのよ。あそこの姫様は私のかけがえのない友人なの』

『……なるほど。なら益々助けないとですね』

『そういう事よ僕。もしもかっこよく呼ばれたかったらSHIMOBEって呼んであげるわよ』

『読みづらいんで別にいいです』

『あっそ』






『地震か?珍しい』

『結構遠いけど音も聞こえたような気がするんだけど……』

『どうせ他所で誰か喧嘩でもしてんだろ。無視無視』

『あの男は大丈夫かね?』

『一条は……まぁなんだかんだで生き残るやつだから大丈夫さ』

『ふーん、そんなもんか』

『そんなもんだ』






『さとり、私は行くぞ』

『ええ、お願いします。こちらも一応警戒はしておきますので帰ってくるときはいつもの手段でお願いします』

『了解だ。あ、あと菫子の事頼むな!』

『分かってますって。それではお気をつけて霊華さん』

『おう!』

今回登場した姉妹、アリッサとツキミは『あ』さんからいただいたオリキャラです!

ありがとうございます!

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