46:旧都で堪能
『あぁぁぁ……気持ちいい……』
『こりゃ良いねぇ……』
萃香と霊夢は旧都の温泉に浸かっていた。
周りには誰もおらず2人の貸切状態になっていた。
-数分前-
『あっはっは!!強いなぁアンタ!予想以上だ!』
『ありがとさん。これで2勝したから私達はここにいて大丈夫かな?』
『おう!ていうか勝っても負けても残れたけどな』
『……そうなの?』
『まぁこの遊び自体は侵入者が危険かどうか確認するための選別みたいなものだからな〜』
『えっ、私達勝っちゃったけど危険扱いされない?』
霊華がそういうと勇儀はカラコロ笑って手を振る。
『ないない!だってアンタら危害を加える気は無いんだろ?』
『ええ、私が最初言った通り危害を加える気は毛頭無いわ』
『嬢ちゃんがここまで言ってるんだから信用するさ。ようこそ旧都へ。ぜひ楽しんでいってくれ!』
-現在:紫、妹紅、菫子-
『え!?この宿屋丸々使って良いんですか!?』
『おうともさ!いい試合を見せてもらったお礼さ』
『ありがとうございます!』
菫子は何度も宿屋の主人である鬼にぺこぺこ頭を下げて、部屋に向かう。
その後を妹紅と紫はトコトコ歩いてついていく。
『気前の良い鬼だったわね』
『そうですね〜。まさか宿丸々借りれるとは思いもしませんでしたね』
『私温泉に入ってみたーい!』
『じゃあ後で私と一緒に入ろっか。あ、紫さんはこの後どうします?』
菫子はそう言いながら襖を開けて部屋に入る。
内部はかなり広く、部屋の端に布団が畳まれて積まれている。
『私は眠いから少し一眠りしたられいかのとこにでも行ってるわ』
『じゃあ私達は温泉に行ってますね。少し観光したら帰ってくると思うので』
『はいはい。それじゃ行ってらっしゃい』
紫は布団を敷くと布団に入ってしまう。
-現在:霊華-
『お、酒もいける口かい!良いねぇ!』
『ここの酒は美味しいな!』
霊華は居酒屋に残って勇儀たちと酒を飲んでいた。
『にしても本当に勝っちゃうなんて凄いわねアンタ…』
『だから言ったろ?地上にはこんな奴もいるって事さね』
『お前みたいな奴がゴロゴロいたら私ら鬼はドン引きだけどな!はっはっは!』
霊華が盃に酒を入れようとしたら酒が切れている事に気付いた。
するとヤマメが熱燗を霊華に手渡す。
『お、ありがとう』
『今日は歓迎会よ!ガンガン飲みましょ!』
『そうだな!』
それぞれが別々の場所で旧都を堪能しているのであった。




