突撃!!隣の晩御飯!!
黒幕の先に待ち受けていたのは、想像のつかないような異世界だった。怒りで我を忘れていたが、入ってしまった。
俺は死んだのか?と疑問するレベルに異空間。なんせ、ピンクピンクピンクが視界一面を覆い隠し、聴覚にはガンガンのミュージック。さっきまでの殺気は彼方にあり、今は、死んでも悔いは残らぬほどの幸福感と、興奮と緊張が襲いかかっていた。「シナプス、お前、そんなに動けんのか?」と思うほどに。全ての感情が蛇口のように溢れ、かつ制御不能なため、よくわからない奇声をあげるほかなかった。というか、気づいたら発せられていた。
「うひゃぁあああほいいいいい」
「るせーーーえええええ」
俺より何倍もの声で。叫ばれ、殴られた。めっちゃ痛い。もう死んでもいいくらいに。殴ったアホは、ツルピカのイカツイあんちゃんだった。
「勝手に入ってんじゃねぇ!ごらぁ、こっちこいよ」
「あい」
やばい死んだ。今日で3回も死んだ。穴があったら入りたい。むしろ、穴に突っ込まれるのか。これは天罰だ。あの中年のおっさん(神の使い)を無下にしたから。
イカついおっちゃんに、引きづられるまま連行されると、店の受付ぽいところに連れて行かれた。
「はやくだせ」
「………(あぁ神よ、我の、お尻に加護をくださいませ)」
あとはなるようになれと、パンツを全開におろした。
「ばかちんがぁああ」
顔が吹っ飛びそうなほどの鉄拳で殴られ、僕は死んだ。
「まだプレイ始まってねぇなのに、己のイチモツ出す奴がいるかぁ!!!」
「はやくここから選べ」
そこには、およそこの世のものとは思えないほどの女の子達のパネルがあった。
「よっしゃあああああ!!!!いくぞおおおおお」
「るっせえええええええええ」
人は何でも死ねます。
「いちいちいちうっせええんだよ!営業妨害なんだよカス!そのきがねえならはやくうせろ!」
僕はやっと我に帰り、状況を理解した。これってもしかして。。。はつのピンサロやんけ!!!!!頭の中にベートーベン「歓喜の歌」がながれ、幾度となくやぶれてきた悲願は達成され、地獄であった日々からの解放が約束された。が、しかし、ここでの選択を間違えれば、結局ただの負け組、僕よ思いあがるな、イメージしろ。(この子は顔のラインがしゅっとしてるけど、空間が歪んでるし。。この子は胸は大きいけど、空間が膨張している。。どうするおれ)
「はやく決めろよ!カス」
イカついおっちゃんの声はどうやら聞こえなかったらしく、かれこれ10分ほど悩んでいたらしい。もうこうなったら、神頼みする!勝利をこの手に!神様の言う通り!!!




