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闇の僕と光の女の子 三
「あ、あそこに姫路城だ!白くてきれい~!」
「ホントだね!」
駅構内を出ると、そこには大通りがあり、その向こうには…姫路城が見える。
そしてその通りは、「大手前通り」と言うそうだ…これは美玲から得た知識だ。
「ホントに白いな…!
それで、僕たち今から、あそこに行くんだよね!」
僕は美玲にそう言いながら、自然とテンションが高まっていくのを感じる。
「ああ~でもさかずくん、その前にそこの『ピオレ』で買い物してもいい?」
「えっ…!?」
僕は、美玲の買い物に付き合わされる羽目になった。




