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闇の僕と光の女の子 一
8月。
「着いたね~姫路!」
僕たちは厄介だった試験を全て終え、ついに、旅行先の姫路市にやって来た。
「うん、着いたね美玲。」
しかし、ここで気になることが…。
「だけどさ美玲…、体調、大丈夫なの?」
美玲は少し前からずっと咳をしており、顔色も悪い…ように見える。
「大丈夫だよかずくん!ああ~楽しみだな~!」
「でもさ…、何か美玲、前から体調悪いんじゃない?
試験中、いやその前から…。」
「ああ、まあ試験中はちょっと疲れてたけど…。
まあ大丈夫大丈夫!それより旅行、楽しも!」
美玲はそう言って、元気そうな様子に戻る。
「分かった。じゃあ旅行から帰ったら、ゆっくり休んでね。」
「はい!」
僕たちは、そう約束した。




