5ー1日目
ヒュブリ高校。人狼同好会。
僕はこの同好会に属している。
そして、今、この同好会は……合宿をしている。
と言っても、ただの集団旅行だ。しかもその宿は幼なじみ、莉穂の宿。なんと代金はタダ。まあ、3食は用意してくれないけどね。
……これじゃあ、お泊まり会だね。
部屋はGMに使っているくじ引きを使って行った。まあ、部屋もそんなに貰えなかったから、2人部屋に5人だよ。
そして、僕の部屋には、
「いい部屋ですわね~」
「でも、景色がな~」
「部屋貸してもらってんだから、ぶつぶついうなよ」
香織に桜子に達也、そして
「でも、ベッドは2つだな。どうする?」
部長だ。
「またまたくじ引きなんてどうでしょう?」
「僕はいいよ。他の4人でやっといて」
「私はベッドがいいですわね」
「んじゃあ、俺は遵と床寝するわ」
「じゃあ、女はベッドでいいよ。俺も達也と遵と床寝するから」
「お、センキュー!」
「で、合宿という設定ですが、主に何をするのですか?」
「え、大して考えてないが」
「…………」
「ま、まあもうちょっとで、17時だ。大広間へ行こう」
そして、同好会18名と別の同好会の4人が大広間に集まった。
大広間もキレイな畳が隙間なく敷き詰められ、ホコリなどは目を凝らしても見つかりそうにない。机を端にやると、そこは寛げる大部屋となる。
哲「……んじゃあ、今回はこの22名で行う」
星彩「そこの4人は誰ですか?」
颯太「探偵同好会だ。部員は7名だが、まあいきなりの相談だったし、この4人だけだ。俺は二階堂 颯太。よろしくな。探偵同好会の部長を務めてる」
探偵同好会。部員は7名だ。基本、学校でいろいろな依頼を受けて解決を目指すが、無理なものもあるらしい。
消しゴムが誰かに奪われたから、誰が取ったかはっきりさせて欲しいとかね。
過去には、彼氏に他に彼女がいないか、とか、お財布をどこかに落としたから探して欲しいなどだね。
でも、毎日依頼があるわけでもなく、ないときは茶話会みたいになるらしいよ。
樹菜「同じく探偵同好会の、颯太の助手に当たる、楪 樹菜です。よろしく!」
和人「主に探偵同好会の雑用係こと、戸沢 和人と言います。これを機に推理力も磨けたらと……」
愛実「探偵同好会のアイドルこと、水無月 愛実で~す! よろ!」
哲「まあ、探偵同好会の4人と22名でやるわけだが、真役職を入れる」
信治「お、どんなんだ?」
哲「【犬】だ」
愛実「ワンワン?」
敦「なんだそれ、一切想像がつかないな」
哲「ほら、役職の説明だ。ちゃんと読んどけ」
そうして配られた紙には……
犬
・1日目の夜、1人飼い主を指定する。
・飼い主に選ばれた人は、自分が飼い主になったとは気づかない。
・飼い主は犬が生きている限り、襲撃から護られる。
・犬は任意で、夜、飼い主を襲撃することができる。なお、狩人による護衛も効かない。襲撃しても新たな飼い主を指定することはできない。
・犬の占、霊結果は人狼となる。
配役
・村人×7
・占師×1
・霊能×1
・狩人×1
・共有×2
・猫又×1
・犬 ×1
・人狼×5
・狂人×1
・妖狐×2
楓香「ややこし~!」
信治「人狼判定なのが、嫌だな」
玲亜「妖狐が2人ですか……」
哲「ちなみに、妖狐は互いに念話で会話できる。んで、GMは……隆二だ!」
隆二「俺ですか……了解です」
1日目の夜となりました。
隆二「遵さんの役職は村人です」
遵「わかったよ」
まあ、安定だね。さてと真役職の犬が鍵を握っているのはいうまでもない。さてとどうなるか……、今は一切予想がつかない。
・追加
犬は襲撃を受けます
妖狐2人は互いに念話で会話ができます




