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200文字小説集

孫がやってきた(200文字小説)

作者: 日下部良介

息子夫婦が孫を連れてやってきた。

妻は喜んで出迎えた。


「ほら、あなた、ここでたばこは吸わないで」

ベランダへ追いやられる。

これだから嫌だ。


「ちょっと出かけてくる」

「どうぞ、どうぞ」

パチンコで気晴らし。

ちょっと儲かった。

景品カウンターでクマのぬいぐるみが目についた。


ぬいぐるみを抱えて家に帰った。

妻と息子と孫。

三人で昼寝をしていた。

思わず笑みがこぼれる。

三人とも同じ格好で寝ている。


「まあ、可愛いもんだな」




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― 新着の感想 ―
[良い点] たった200文字だけど 優しい暖かい感じが好きです てっきり、嫌なのかと思ったら 全然違っててとっても心がほっこりしました ありがとうございます
[一言] うふふ、日下部先生大変ですね。 でも、孫の為ならみんな我慢できるみたい。 お疲れ様です。
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