プロローグ
新作です。書かせていただきました。生理小説です。菅官能の要素もあります。楽しみいただけましたら幸いです。頑張ろうと思います。
階下からはまだ、警察車両によるサイレンの音が鳴り響いていた。
署からの報告によれば、通報により駆けつけた車両は計3台の筈だった。
白黒のツートンカラーのGRS214クラウンには、それぞれ二人が乗っており、したがって駆けつけたのは計6人ということになる。
110番通報があったのは十四時十二分。通報したのは、不動産管理会社の従業員の男であった。
6人はまだ現場まで上がってきてはいないのだったが、俺だけが現場にいた。
たまたま付近を巡回中に、私服警官である俺にお呼びがかかったのだ。
十階建てのマンションの八階の一室が現場であった。
俺、十和田透夫到着した時には、現状は保存されているようだった。通報した不動産管理会社の男が震えたような声をしながら室内を案内したのだ。
俺が現着した時には室内は、荒らされたような跡はなかった。
まず、五人の遺体が床やベッドの上に転がっていた。一見すると、それぞれに抵抗したような形跡かをあり、皆、苦しみながら絶命したことを思わせた。
もちろん、詳しいことは、鑑識を持たなければならなかったが。
俺は考えた。増援 部隊が到着したらまず、地取=聞き込みを周辺の住人に対して行わなければなるまい、と。
マル被=被疑者の目星はつけておかねばなるまい。
だいたいにおいて、男の女性に対する好みなんてものは様々で、美女好きもいれば、性的欲求が少し偏った男もいるかもしれない。
それにしても、マル被の年齢が高過ぎるような気もしたのだがそれは偏見というものだろうか?
それに何も 犯行動機が色恋沙汰ばかりとは限らない。下手な推測は、捜査においてはは良くないものだ。しかし、このガイシャの年齢層は、何らかの手がかりになるかもしれないのだ。
俺はそれぞれの被害者をよく観察した。現状を壊さないようにしながら。
暦になっていただきまして誠にありがとうございました。




