兄は人狼⑤-2
「それでは話し合いをしてください」
「マネージャーがいない・・・」
「あの・・・あたし、彩っていいます」
「彩なに言うの?」
「あっ、あの・・・・あたし霊媒師なんだけど、昨日追放されたミズキさん人狼だった」
「は?」
「まあそうでしょうね。名乗ってましたから」
「太郎君占いはどう?」
「雪人さんは人狼じゃなかったよ・・・」
「話を整理させてくれ。人狼に襲撃されて行方不明になったマネージャーは人狼ではなかったってことか」
「そうみたいです。そして追放されたミズキさんは霊媒師の彩さんによって人狼だったと報告される」
「確かにミズキさんは人狼だったわ」
「そして人狼だと怪しまれていた雪人さんは疑っていた太郎さんの占いによって市民と判定された。ここまではいいですか」
「残り人狼二人ってこと・・・」
「疑われていた雪人、マネージャーは白。ハズキは黒だった」
「翔は最初になんで人狼って名乗ったんだ?」
「だって人狼って言えば人狼が名乗り出るかなって、かまかけたんだ・・・」
「アホかお前!人狼て名乗ったら他の人狼も名乗りでるって?人狼側メリットないじゃん」
「あ、そうか。でも自分は市民です・・・」
「なんで市民が人狼って言うんだよ!」
「だから偽者が名乗りでたら本物が名乗りでると思って・・・」
「でるわけないだろ。バカだな」
「今回は翔にするか」
「そうですね。自業自得」
「ゴーン」
柱時計の音。
「それでは投票の時間になりました。ルカさんから投票をお願いします」
「翔に一票。最初の言動からおかしかった。人狼と名乗った時点で怪しすぎ。市民を混乱させた」
「それではオカッパさん投票をお願いします」
「翔さんですね。ルカさんと同じ意見です。僕は最初から翔さんに入れてますから」
「だから本物の人狼をあぶりだす作戦なんだって・・・」
「では、翔さん投票をお願いします」
「俺はオカッパにいれる!俺を疑ったからだ」
「人狼フラグ定番トークですね」
「なんだと!てめえ!」
「それでは雪人さん投票をお願いします」
「俺も翔にいれる。普通に怪しいだろ。太郎、悪かったな」
「気にしないでください」
「では、太郎さん投票をお願いします」
「翔さんでしょ」
「お前ら!」
「市民を混乱させないでくれ」
「それではマッチ棒さん投票をお願いします」
「ふざけた名前しやがって!」
「翔さんで。人狼って名乗ってたし」
「お前まで」
「加奈さん投票をお願いします」
「翔ちゃんっぽいんだけど、なんかできすぎな気がする。翔ちゃん天然だから嘘つけないのもあるけど、なんか違和感。私は意味ないと思うけど別の人にいれとこうかな。このゲーム慣れてそうなオカッパ君で」
「なんで僕・・・」
「大丈夫。もう翔ちゃんにほとんどはいってるでしょ」
「それでは彩さん投票してください」
「あたしも翔君で。申し訳ないけどこの流れで他の選択肢はないわ」
「それでは最後にミクさん投票をお願いいたします」
「きゃーーーあっしは翔で。マネージャー人狼だと思ってたんだけどな。外れたかー。人狼同士はお互い知ってるんだよね。だったら翔とミズキがアイコンタクトしてるのあっし見てたし、あとはわかんない」
「それでは投票結果を発表いたします。翔さん八票、オカッパさん二票。投票の結果、翔さんを人狼とみなし処刑いたします。何か言っておきたいことはありますか」
「まあ、しかたないわな。トイレ行っていい?」
銃声。
「きゃーーートイレくらい行かせてあげなよ」
「あいつ容赦なく撃ち殺したぞ・・・」
「そのうちなれますよ」
「お前人を殺したことあるのか?」
「いいえ。ただこのゲームはなれてますから」
・オカッパ
・ミズキ×
・翔×
・マッチ棒
・シメジ
・ミク
・太郎
・ルカ
・彩
・加奈
・マネージャー×
・雪人




