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骸花ノ勇者  作者: 花嵐世湮
残酷の世代編
4/23

真夜中の太陽

ドンドコドンッ!

「あのぉー、いいですか?」

 クルーウとリベラを話しを遮るように。少女のような声が、隣の方から聞こえてきた。

 そこには、全身に黒い衣装を纏った少女がいた。黒い衣装は肌を一切見せないようになっていた。身長はリベラとクルーウより少し頭分、小さく。白い仮面を付けていた。

(どうする、こいつ殺すかッ!)

 クルーウはリベラの方を見た。

 リベラは静かに微笑んでいた。こいつ、慣れてやがるとクルーウは密かに思った。

「なに、君ぃ?」

 何事もないようにいつもどうりの声色で、リベラは目の前にいるよくわからない白い仮面の少女に返した。

「そこの君らは旅の仲間なんですか?」

「そうだよ」

「あの、私も、仲間に入れてくれませんか?」

 白い仮面の少女は、急に、少し申し訳なさそうに、お願いしてきた。

「いいよ」

「はぁッ!」

 クルーウは声を荒げた。ちょいちょいとクルーウはリベラを店の外まで連れ出した。


「てめぇ。頭、終わってんのか!」

 クルーウは店を出た瞬間、リベラに対して声を荒げた。

「どうした、頭湧いてんのかぁ。クルーウ?」

「……ッだって、お前が罪なすりつけた。奴だろうぉ?」

「はぁ、面白そうじゃん。別によくない……後、私らなぁ……私のせいだけにしないでくれるかなぁ」

 リベラは自信満々な顔でクルーウの方を見ていた。

(こいつは、素でこんなこと言ってんのかぁ……それか、破滅願望持ちかあ……)

 意味不明で掴みどころがない、リベラの行動に対して、クルーウは困惑していた。

「私は、自由だ。クルーウ」

 リベラは、ヘラヘラと笑っていた。

「あのぉ、話終わりましたかぁ?」

 ヒョコと店から白い仮面の子が顔を出した。

「話し合った結果。いいよ。君これから仲間ねぇ〜」

 ヘラヘラとリベラは白い仮面の子に近づいていった。

(まぁ、いいかぁ……こいつ、気づいてなそうだし……。後、好奇心の勝ち。好奇心が大きいからこそ人間は強く進化した。という俺理論に基づきいこう)

「好奇心、サイコー」

「なに、変なこと言ってんだクルーウ?」

 リベラはクルーウの独り言に反応したが、すぐに白い仮面の方を見た。とりあえず、店の中に入ろうとクルーウが言い、元の席のところに座った。


「ヘイ、自己紹介の時間です。はい、まず君ッ!」

 リベラは、テンションの高いの声で、白い仮面の方を指さした。

「名前はブルート。ラストネームはない」

「私はリベラだよ。こいつはクルーウ・スーサイド」

 リベラはクルーウを指さした。

「どうして、仲間を探してるのぉ?」

 ニヤニヤしながらリベラは聞いた。

「いやぁ……実は最近冤罪にあったんですよ」

「えぇ〜、どんなことされたのぉ?」

 リベラは大袈裟に驚きながら、聞いてきた。

「実は、村役場に行ったら、急に囲まれて、採掘中に洞窟を壊された罪を被されたんですよぉ」

「えぇー、それは、最低で最悪だねぇ、その後どおしたあのぉ?」

「殺そうと、思ったんだけどぉ……今、他のとこで、面倒起こしてんでぇ、大金を渡したんです。しかも、村役場も使えなくなったし」

「へぇ、それで金が無くなって、仲間探してたのぉ?」

 ニヤニヤしながらリベラはクルーウを見た。

「はい、察しが良いですねぇ……察しが良いやつは、嫌いですが。個人で、依頼書が使えなくなったので」

「じゃあぁ、すぐに仲間を抜けるの?」

 クルーウが聞いた。

「そうですね、金をある程度、稼いだら抜けると思います」

「ふーん。まぁ、いいよ」

「自由だね。もう少しなんか、役に立つのか、聞いてくるものだと思っていましたよ」

「まぁ、私達も今日組んだばっかだしィ」

「あ、そうなんですね」

 その後、クルーウ達は少しだけ談笑した。


 闇夜に輝く月が、空の真上にきていた。

「そろそろ、真夜中か宿に戻るよ」

 クルーウは席を立った。

「えぇー、もうぅ?仕方ないねぇ、いくかぁ」

 とリベラは席を立った。それに続き、ブルートも立った。

「私もついていきます。金ないんで」

「まぁ、良いよ今日は、私の奢りだよぉ」

 そう言って、リベラが酒場の代金を払った。


 クルーウとブルートは先の店を出て、リベラは出てくるのを待った。

「お、出てきた」

 クルーウ達は闇夜の町を歩き始めた。

 

 クルーウ達はクルーウの寝ている宿に向かっている途中にリベラは、急に止まった。家と家の隙間にある路地を見ていた。

「先に行って良いよう」

 リベラは微笑みながら後ろの方を見た。

「何だよぉ、リベラ、置いてって良いのう?」

 クルーウはそう言って、少しだけ後ろを振り向きリベラの方を見た。

「ああ、いいよ」

 こちらを見ないで、楽しそうに言った。

「じゃあぁ、行こうぜ、ブルート」

「え……良いの?」

「あいつはゴミカスだ。気にしなくて良いよ。宿の場所もさっき教えたし」

 クルーウはブルートの問いに対し、やれやれとした感じで返し、宿の方に向かって行った。

「えぇ……」

 少し振り向いたが、すぐに、クルーウの方に小走りで向かって行った。


「おい、出て来い」

 リベラは笑みを顔を限界まで釣ったような顔をしていた。静寂に包まれた狭くて暗い路地を見ていた。

「ホゲェ……ホゲ……」

 そこには、口から頬まで裂けている男がいた。裂けた頬。糸で縫っていて、目は閉じなくするように瞼を糸で縫っていた。頬に五芒星のマークが縫られていた。

 半裸でボロボロの痩せこけた身体が出ており、ボロボロのズボンを履いていた。

「君ィ……酒場の時から付いてきたなぁ……」

 右手の人差し指を相手に向けた、瞬間、右手が、綺麗に取れた。

 そこにはよく見ると小さな薄い糸が存在していた。

「へぇ……」

 リベラは、笑みを顔の限界まで釣ったような顔をしていた。

 右腕の先端から、静かに美しい緋色の液体が流れていた。

 

「ブルート?」

 クルーウの後ろを歩いていた。ブルートの足音が止まった。

 少し後ろを振り向こうとした、瞬間、背中に何かが当たるのを感じた。

 胴体の方を見たらそこには、一寸の太い線が見えた。

 それは、クルーウの胴体ぐらいある。大剣がクルーウの胴体を突き刺さっていた。

「死ぬのは、怖いか……クルーウ・スーサイド」

 ブルートは、平坦な声で言った。


 開示可能情報


 村役場

 国が運営している。普段の仕事は、戸籍や新規住民の登録、村の治安維持、清掃などをしている。

 役場の人間は、村の住民と国に雇われた人が働いている。国で雇われた人の方が少ないらしい。

 村やその周辺に起きている問題を依頼できる。

 依頼書を作っている。

 完全結果主義であり誰もが自由に受けることができる(罪人でも)。

 依頼書制作には、ものによるが平均三万リョクかかるらしい。

 旅人からガチで重宝されている。

大剣は、ベルセルクのドラゴンころしをイメージして下さい

Twitter(X)が前からありました。そんな投稿しないけど。


https://twitter.com/sanban2143751


投稿をこれから、土日のどっちかで投稿したいと考えています。

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