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カティア・ルンカーク

　本作のヒロイン。１９歳、紺色の髪のほっそりとした女性。

　没落した子爵家ルンカーク家の子女。礼式や作法に明るく優雅な所作などを買われ、ドレシア帝国第２皇子クリフォード付きの侍女となる。さらには、聖騎士セニアにつけられることとなった。

　シェルダンの前副官カディスとは、双子の姉弟である。

　聖騎士セニアが商隊の救援やアスロック王国脱出時に助けられたことで、謝辞を述べようと呼び出したシェルダンに惚れ込む。

　弟が副官であることを最大限に利用し、デート、文通を経て、現在は完全な恋仲となる。

　強かな性格をしており、その言動には、シェルダンも翻弄、圧倒されることもしばしばである。

　ドレシアの魔塔攻略後、シェルダンからのプロポーズを受け入れ、婚約状態となる。ゲルングルン地方の魔塔攻略後には両家の顔合わせも終了。いよいよ結婚が近付いた。

　シェルダンとの間に子種を授かり、ミルロ地方攻略前に無事結婚した。そしてエピローグにおいて女児を出産している。

　その能力の高さ故に厄介事が舞い込みがちなシェルダンをよく支えている。