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ペイドラン・ヒュム
元第7分隊の隊員にして、ゴドヴァン、ルフィナに雇われていた密偵だった。
現在はドレシア帝国第1皇子シオンの従者に抜擢されている。
ゲルングルン地方の魔塔攻略後、身体的な力不足を痛感したことと、恋人のイリスが死にかけたことから魔塔攻略を一時離脱した。
その後、第1皇子シオンから、元上司のシェルダンを通じて雇われ、さらにはその出資のより盛大な結婚式を挙式の上、一目惚れしたイリス・レイノルと結婚した。
新婚生活を謳歌しつつも、アスロック王国の剣士ミリアによるシオン暗殺を阻むなど功績を挙げた。
ミルロ地方の魔塔攻略において、妻のイリスとともに最上階において参戦した。
その後、特務分隊に参加してから聖騎士セニアらの最古の魔塔攻略に助勢し、生還した。
飛刀の達人であり、直感と天才的な能力をいくつか持ち、索敵・偵察においてはシェルダン以上の力を発揮する。
一方では勉強を苦手とし極度に嫌う。
陽光銀と月光銀の二振りの短剣を鎖で繋いで連打するという奥の手を持ち、相性によっては単独で階層主の魔物すら圧倒する。