ガードナー・ブロング
黄色い髪に黄色い瞳の少年兵士。メイスンと同時期に別の分隊から移籍してきた。
『ヘタレ』とあだ名されるほどに弱く、意気地のない少年である。第7分隊配属前には、ドレシアの魔塔でのあまりに酷い戦いぶりから、その時の上司から折檻された経験もあった。
もともとは『ブロング家』という魔術師の家系における、当主デジュワン・ブロングが妾に産ませた庶子である。
魔術師並に高い魔力を有しつつも、使うための教養を一切受けてこなかった。シェルダンをして、膨大な魔力を持ったただの人、と思われてしまうほど。
現在はそのシェルダンから高い魔力と素養を見込まれ、高額の教師をつけてもらい、魔術の修練中である。
ゲルングルン地方での戦闘において、雷魔術を習得し、実戦で戦果をあげ始めた。
速射を得意とし、ものによっては5秒以下で放つ。
だが、教養が遅れたこともあり、雷魔術以外での魔術の使用は出来ない。
実は魔塔の勇者に憧れており、メイスンの甘言に乗って、ガラク地方の魔塔上層の攻略に従事してしまう。結果、奮戦するも最後は魔力を使い果たしての昏睡に陥った。
昏睡から復活後、ミルロ地方の魔塔攻略、最上階での戦いに増援として復帰した。
特務分隊発足後には、シェルダンとともにアスロック王国王都アズルでの、ヒュドラドレイクの分体討伐に参戦し、エヴァンズ王子を直接打ち取る手柄を挙げた。
【使用魔術】
サンダーボルト
サンダーストーム
ライトニングアロー
ライトニングネット
雷帝の眼球(クラーケン撃破)三角形の魔法陣から生じた眼球が雷撃を放って敵を消し飛ばす。