アンセルス
アスロック王国の元御用商人。
物流維持のため、西へ東へと奔走していた。
容姿は禿頭にして色黒の、なかなか個性的な外見をしている。
あまり、出す場面は無かったが、余裕のある時に、何らかの不備があると、その禿頭を自らペチン、と叩く。
どういう意図があるのかは謎なのだが、おそらくは音が好きなのだと思われる。
とりあえずは実は変な人である。
アスロック王国が4本目の魔塔出現により、物資の面で窮地になったことから、聖騎士セニアの支援により、物資を工面できたことがあった。
その結果、聖騎士セニアと通じていると王太子エヴァンズに決めつけられて、処断されかけたところを、幻術士アイシラに救われる。以後はこの恩義によりアイシラの御用商人となる。
なお、この支援自体は、単細胞な女聖騎士のセニアも、当時セニアを保護していた、燃やしたがりのクリフォード第2皇子も思いつくわけはない。あの2人はそんな配慮は出来ない、絶対に。
聖騎士セニアが「アスロック王国が大変なんです、どうしましょう?」からの。
クリフォード第2皇子が「燃やせばいいんだよ」
聖騎士セニアが「何をです?どういうことでしょう」
クリフォード第2皇子が「分かった。兄さんに相談してみよう」
などといったやり取りから、第1皇子シオンに相談した結果、出てきたアイディアである。
更に尚、この時はシオンとクリフォードは皇太子の座を巡って政争中である。この異母兄弟はなぜかクリフォードが困るとシオンに相談するし、シオンも相談されると助けるのである。ちょっと余人には理解出来ない、兄弟仲なのであった。
本編の最後にては、幻術士アイシラの最後を目撃し、ヒュドラドレイクの分体であるマクイーン公爵の本性をシェルダンに伝える重要な役割を果たした。そしてアイシラの遺族を国外へ逃がしている。
次の続編では(書く日がくれば)彼は場面設定上、再登場させざるを得ない。




