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第6話 この高価な頭

 「梨奈、君は星屑のパワーを使うたびに体を消耗してしまう。少しだけ使うならまだ体の修復は可能。でもさっき君はパワーを使いすぎてしまって、体が崩れ始めた。もう二度とそのパワーを使わないでくれ」

 「それでも、私はまだあなたと一緒に行きたい。ブランドを助けたい。あなたから離れない」

 私が星屑のパワーを使わないことを約束した後、ブランドはついにしぶしぶではあったが、私が一緒に行くこと同意した。

 サラム軍の馬車が残した車輪跡の道をたどった。三日間の追跡の後、私たちはついに彼らに追いついた。

 茂みに隠れて、私たちは敵を観察していた。

 数十台の馬車、馬に乗った百人以上の騎士がいた……

 さらにアイスドラゴン。

 長い馬車と馬の列の上空を注意深く飛んでいる3匹のアイスドラゴン。

 長蛇の列の真ん中の方に目をやると、投獄される屋根のない馬車にブランドの家族がいるのが見えた。

 「やつらはわざと俺の家族を見せつけているんだ」とブランドは言っていた。「やつらは俺たちを待っている」

 「ブランド、今どうする?」

 「よう、相棒、助けが必要?」

 振り返ると、長くて先のとがった耳を持った背の低い男が私たちに微笑んでいるのが目に入った。妖精。

 「プリクル!」ブランドは喜びの笑みを浮かべた。

 このプリクルという妖精はブランドの旧友だった。彼らは以前、一緒にたくさんの冒険をしていた。

 「お前は今とても人気があるね、相棒」とプリクルは言った。「両王国軍はお前を捕まえるために賞金を出した。お前は天気を変えた七人の魔法使いチームのリーダーだったから、双方はお前を捕まえることが勝利の大きな象徴になると信じているよ」

 「じゃあ、誰がこの高価な頭を手に入れるのだろうか」ブランドは自分の首を軽くたたいた。

 「そんな怖いことは言わないでよ!」と私は不安になり低い声で叫んだ。

 「それで、相棒、それらのアイスドラゴンを倒すためのお前の提案は何か?」とブランドは尋ねた。

 「まあ、ドラゴンを使ってドラゴンと戦うぞ!」

 私たちはあと二日待った

 そして、三日目の午後、サラム軍が川のある地域を通過していたとき、私たちは行動を起こした。

 十匹のファイアドラゴンが地平線に現れていた。


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