第1話 星屑
異世界に来てから二十二年後、夫が亡くなり、私の人生で本当に愛した唯一の男と最後の冒険を始めた。
今、私はこの二十二年間に起こったことを書き留める時間はほとんどない。だから私はこれを簡潔にする。
これはあなたのため、ブランド三世、私の愛する孫。あなたはまだ赤ちゃんで、おそらく私を覚えていないでしょう。もう二度とあなたに会うことはないかもしれない。でも知ってほしい。私があなたのことをとても愛しているっていうことを。
二十二年前の夏の午後、雷雨の中、大学のキャンパスを歩いていた。大学は私が生まれた世界でレベルのとても高い学校。私は十九歳で、医学を専攻していた。
その雷の嵐は狂ったように荒々しいものだった。まるで全世界を一掃するかのように、それはとても大きかった。
そして雷が私を襲った。知っている。信じられない。しかし、それは私に起こった。私はそれを運命としか呼べない。
「……」死んだかどうか分からなかった。
次に、私が知っていたのは、私は別の世界にいたということだけだった。
たくさんのドラゴンが飛んでいて、翼を持った人もたくさん飛んでいて、空はいくつかの異なる色を持っていた。
そして、私は空から落ちていた。
より驚くべき部分は、私はもはや人間ではなかった。流れ星になった。
さらに、私の体は何千もの破片に砕け、すべてが空から落ちていた。
どういうわけか、私は自分に何が起こっているのかを知っていた。
私は千の小さな星屑になり、空から落ちていたのだ。




