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43話 女の子は奴隷でした③

クロマルを奴隷にしたことにより僕は僕のことを、ダンジョンマスターのことを話すことにした。奴隷はご主人様の秘密や不利益になることを話せないし、他の人に知らせることができなくなるからだ。これによって奴隷のご主人様の秘密が守られるようになっている。


僕がクロマルに話すことは2つ。

1つはここがダンジョンだと言うこと。(これは今ここがダンジョンなので言わなくてもいつかばれてしまうから先に行っておくことにした)

2つは僕がダンジョンマスターで魔力があれば何でも召喚出来ること。(これはこれから一緒にいる中でこの召喚の力が使えないと不便になるからだ)


「て、言うことなんだが、わかった?」


「んー?」


「まぁ、そうだろうな」


自分で言っといてなんだが、分かりにくかったと思う。こう説明をするのは苦手なのでうまく説明することができず相手に伝えにくいのだ。


「それじゃ、ダンジョンマスターの力を見せるよ!」


「ん、」


僕はうまく説明することを諦めて実際にダンジョンマスターの力を見せてみることにした。


「それじゃ、スモークフォックス召喚!」


僕はスモークフォックスを召喚した。ダンジョンマスターの力を見せるのに簡単なのは召喚することだ。だから僕はクロマルにダンジョンマスターの力を見せつけるために召喚した。それとあとはクロマルの監視のためだ。


「ん、すごい!」


クロマルは召喚させたスモークフォックスを見て驚いていた。これで簡単にだがダンジョンマスターの力がどんなものかわかってくれればいいが。あくまでも話すのはダンジョンマスターの力についてだけでダンジョンコアが僕の第二の心臓だと言うことは話していない。


「これで僕の力がわかっただろ!」


「ん、信じる!」


クロマルは何度も頷いていた。


「これからスモークフォックスの世話をクロマルにしてもらう」


「ん、私?」


クロマルに召喚したスモークフォックスの世話を頼むとお願いした。これでさりげなくクロマルにバレることなく監視が出来るようになる。


「そう、そうだな、このスモークフォックスの名前はハクエンだ!」


「ん、わかった、よろしくハクエン」


「キュ!」


僕はスモークフォックスはハクエンと言う名前をつけた。ハクエンはキュ!と鳴いてクロマルの胸に飛び込んでいった。


「それじゃ、僕たちはご飯を食べて来るよ」


「ん、私はハクエンと遊んでる」


「キュ!」


クロマルとハクエンはお互いにお互いが気に入ったのかさっきからずうっとじゃれ合っていた。

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